カルメンの音楽稽古でした♪
自分の歌うところは、だいたい覚えましたし、
ピアニストや、共演者との息も合ってきましたし・・・
あとは、立ち(実際に演技しながら動くこと)が入った時に、
いろいろと変化していく過程を楽しむだけとなりました。
今日は時間があったので、
ピアニストの伊藤さんと、
ミカエラのキャラクターについて、
ちょっと話をしたりしました。
ミカエラというのは、
カルメンにのめり込んでいくホセを止めようと
必死になってすがっている・・・
そんなか弱いキャラクターではなく、
バスク人であり、母の代理です。
カルメンに象徴されるエロス的な愛と相反する、
キリスト教的なアガペの愛の象徴です。
母の愛であり、キリスト教的な神の愛です。
キャラクター的には強くて・・・
よって、リリコという、強いソプラノの声が要求されます。
ところが私はレッジェーロなので・・・
一見して、いかにも強いよね!
・・・というキャラクターではなく、
一見するとか弱そうなんだけど、実は強いよね!
・・・というミカエラを作り出せたらいいな~と思い、
そのようなお話をしました。
「か弱い」感じは出せると思うので、
「実は強い」感じをどこでどのように出すかが課題です。
いろいろ計算しなくちゃ~!
がんばります!