さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

夢ふくらむNow2

2012-09-20 | 歌い手日記

リサイタルをやるとしたら・・・のお話しの続きを少し。

プログラムが、なんとな~くではありますが、
頭の中にあるのです。

 

 

勉強しているフランス歌曲から、フォーレとドビュッシーの歌曲。

 

 

先ずはフォーレの初期の作品の中で、
春やラブラブな恋をイメージした明るいものから数曲。

 

小鳥たちの物語“僧院の廃墟で”
つきあい始めの恋人たちのラブラブな物語“愛の夢”
小鳥たちに歌を教える妖精を描いた“歌を教える仙女”

 

 

マイナーなキーで作曲されたものから数曲。

 

短調で、恋人たちの不変の愛を幸せを描いた“水のほとりで”
歌はカンツォーネのように朗々と幸せを歌うけれど、
伴奏は単調で、その愛がすでに終わってしまったことを
残酷にも表現している“夢のあとで”

 

 

そして連作歌曲。

ヴェニスで構想を得たためにその名がついた、
“ヴェニスの5つの歌”

 

 

休憩を挟んでドビュッシーに。

 

 

“ヴェニス”の第1曲目と同じヴェルレーヌの詩に作曲された“マンドリン”
コメディア・デッラルテの登場人物たちにフォーカスした“黙劇”
黙劇の登場人物のうちの一人にフォーカスした“ピエロ”

 

 

同じ詩でも作曲家が違うと、イメージがまったく変わる・・・

 

ドビュッシーの“月あかり”
フォーレの“月あかり”

 

 

フォーレに戻って、後期の作品から。

 

日が暮れていく・・・“夕暮れ”
夜を想う曲と書いて“夜想曲(ノクターン)”
人生も、やがて暮れていく・・・“9月の森”

 

 

リサイタルって、旅のようなもので、
1曲目から休憩を挟んで終曲まで、
どんな歩みをするのかが重要なのですが、

 

 

すてきな旅ができそうな気がする・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ま、まだやるかどうかは決めていないのですけれど。

コメント
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