愛の妙薬・ハイライト
21日のトナカイは、
サロンオペラのように、
愛の妙薬・ハイライト公演になります!
バリトンの大澤さんを中心とした打ち合わせの中で
・・・打ち合わせ、といっても、
メールでのやり取りなのですが・・・
愛の妙薬を3ステージに分けて、
演奏することになりました。
内訳を書いちゃうと、
1ステでは、
アディーナがトリスタンとイゾルデの本を読んで聞かせます。
これは、物語のキーワードとなる本で
飲むと好きな人から好かれるという魔法の薬。
と、突然、村に軍隊がやってきて、
その中の軍曹ベルコーレにプロポーズされすます。
プロポーズに“前向きに”と答えると、
ようやくネモリーノが“うじうじと”告白するのですが、
永遠の愛なんて、ありえない、
私もそよ風と一緒で、一所に留まってなんかいられない・・・と、
かる~くあしらっちゃうところまでです。
2ステでは、
トリスタンとイゾルデの妙薬(・・・実は安ワイン)を
ドゥルカマーラから手に入れたネモリーノの様子を、
・・・実は酔っ払っているだけなのですが・・・
どうして陽気なのか分からず不安になります。
ドゥルカマーラから、ネモリーノは愛ゆえに
命をかけて、軍隊に入った、と聞き、
これこそ真実の愛と目覚めるまでです。
3ステでは、
ネモリーノに告白し
ドゥルカマーラにも祝福されて
めでたしめでたし・・・
ね?
ちゃんとハイライトでしょ?
もちろん、間に、
お誕生日のお祝いのコーナーや
抽選もあります。
オペラで結婚式をするシーンですね。
バリトンの大澤さんが、
間に台詞を考えてくださいました。
歌の間を台詞でつなぐことによって、
字幕がなくても、
オペラが楽しめるような内容になっています。
これは、トナカイの通常営業では、
初めての試み・・・挑戦です。
こんなやり方があってもいいんじゃないかな。。。と。
でも、お客様が少なかったら、
見てくださるお客様がいらっしゃらなかったら、
続かないでしょう。
1回きり、じゃなくて、
今後に繋げられるものが出来たらいいなと思います。
さあて、
セリフを覚えなきゃ~。