トナカイ・サロンオペレッタ『こうもり』開幕しました。
初日マチネ、無事終了です♪
長風呂をして、汗もしっかりかいたし、
ビデオも見返したし、
ストレッチも十分に行ったし、
アミノ酸も摂取したし、
クールダウン、ばっちし♪
二日連続ですが、明日も大丈夫♪
人は弱い。
一見強そうな人でも、内側には、
計り知れないほどの悲しみや苦しみや悩みを
抱えているものだと思います。
仕事におけるストレスもあるだろうし。
恋愛における悩みもあるだろうし。
家庭における悩みもあるだろうし。
生きていくことに対する不安だってあるかもしれない。
病気になったり、なにか問題が起きたり、
誰かを好きになったりしたら、なおさら。
世間を騒がす大事件。今日もてんやわんやの国会。
進まない復興。身元不明者の似顔絵。
私は音楽家なので、音楽がすべての人にとって、
明日へのエネルギーになって欲しいと思います。
オペレッタ『こうもり』の登場人物たちも、生きることに一所懸命。
旦那の女癖の悪さに悩む奥方。
どうしても女性に目がいっちゃう旦那。
人生に楽しみを見いだせない大富豪。
夢はあるけどチャンスがない娘。
のほほ~んと生きているイタリア男。
オペレッタが終わる時、彼らの人生も一変しています。
従順だった人が、自分の欲求をさらけ出すようになり、
真面目に仕事をしていた人が、大昇進を遂げます。
すべてファルケの仕組んだもの。
すてきな異性の協力のもと・・・。
固いことは抜きにして、明日からの公演では、
大いに笑って欲しいな。
オペレッタ『こうもり』、いよいよ開幕です。
殺人じゃない。戦争だ。
「取調室の椅子に座って、容疑者Aは俯いたまま叫んだ」
殺すつもりじゃなかった。
相撲部屋でいう、カワイガリと一緒だ。
言うことを聞かない子供を叩くのと同じだ。
何度注意しても聞かない、何を言っても耳を貸さない。
それなら、体で聞いてもらおうということになった。
数人で痛めつけた。殴った。蹴った。
・・・そして、やつは動かなくなった。
俺は青くなったさ。
殺してしまったんじゃないかと思った。
悪いことをしたんじゃないかと思った。
ところがさ、考えてみろよ。
これは悪いことじゃない。これはいいことなんだ。
信仰を貫くための、手段の一つに過ぎないと言われたんだ。
いいか。
何かをやり遂げようとしたら、そこには必ず障害がある。
それが信仰であればなおさらだ。
目の前に立ちふさがった壁を乗り越えるのか、尻尾を巻いて逃げるのか。
勝者となるか、弱虫となるか。
障害を乗り越えて信仰を貫いてこそ、真の宗教者。
信者の中の信者。信者の鑑。エリート。
俺は考えたさ。
俺は・・・俺たちは、間違っていない。
正しい道を歩もうとする者の前に立ちはだかるモノは、
排除しなければならない。
大いなる信仰の前の小石の一粒に、関わっている暇はない。
お前だって、戦っているんじゃないのか?
日々・・・何かのために。
殺人じゃない。
信仰を貫くための戦いなんだ。
俺は戦士なんだ。
歴史の教科書に載っていただろう。
キリスト教やイスラム教が、どれだけの殺戮を犯したか。
十字軍だ、ジハードだ、なんやかやと名前をつけて、
何万人、何十万人もの人を殺した。
仏教だってそうだ。神道だってそうだ。
天皇という神の名のもとに、日本は戦争を起こしたんだろう。
歴史が証明している。
信仰を貫くために、多くの宗教者達は戦ってきた。
戦って、戦って、戦って・・・発展してきた。
歴史が証明してくれる。
100年経ってみろ。俺の信じるこの宗教は、きっと教科書に載ってる。
俺が信仰する宗教は、教科書に載るくらいの大きなものになんだ。
偉大なんだ。素晴らしいんだ。
弱かった俺を強くしてくれる。
入信して以来、俺は強くなった。
自信が持てた。俺はなんだってやってきた。
俺は・・・俺は・・・
間違ってない。
※これはすべて創造です。
実在の人物・事件とは何の関係もありません。
いかなる取材も行っていません。根拠もありません。
単なる妄想です。