台風が3つも発生しています。一つは日本へ接近中です。このドラマも12話になりました。
曉光は、威易の中での深深の存在も全て受け入れるから、最後の時まであなたの傍にいさせて欲しいと、彼に言いますが、婚約解消もそのひとつで、曉光に対してもきちんと責任を果たしたいからと言って断ります。
左鈞は、徐莉の紹介で台湾の偉易の会社で働くことになり、会長である偉易の父親に会います。
そして、深深は左おじさんと一緒にまた焼肉弁当を売り始めます。そして、弁当を偉易の会社に配達にいきますが、あいにく彼とはすれ違いになってしまいました。そして、配達から帰ってきた彼女が車の陰で後片付けをしていて、立ち上がるとそこには、偉易がにっこり笑って立っていました。久々に再開した2人は、公園で一緒に焼肉弁当を食べます。
「この焼肉弁当、ほんとに美味いよ!。」
「お母さんの味よ、美味しいのは当たり前よ!」
その後二人は教会へ。クリスマスに、子供の頃二人で行ったあの教会を思い出しています。偉易は、心の中でこうつぶやきます。
「俺だよ、俺が石膏脚だよ・・・戻ってきたよ。」
深深は、先に教会を後にしますが、「次はいつ会えるかしら?」とメールを送ります。
「いつ会えるかな・・・」と呟く偉易。
「いや、絶対に会わなきゃ・・・次はいつ会えるか・・・運命が俺に答えをくれるだろ う」
左鈞と深深は二人きりで食事をします。
「私たち二人の感情がずっと兄妹でいられるように乾杯!」
左鈞は一瞬ショックを受けますが、深深が他の男を愛しても、ずっと愛続けると言う。
ある日、偉易は社内でそうじのおばちゃんに会います。彼女は偉易が社長であることを知りません。彼女はこの会社の厳しさを話します。そして、偉易は人道的な会社とはどんな会社かと彼女から意見を訊きます。2人は、階段にこしかけサンドイッチをパクつきます。彼は、おばちゃんにこんな質問をします。
「もし、あと3ヶの命だったら、何をしますか?」
その夜、会社のオフィスを訪れ、多くの社員が残業をしているのを、目の当たりにします。そして、左鈞と一緒に倉庫に赴きます。そこでは、納期に間に合わないと言って工員が困っている姿を見ます。偉易は自ら荷物の積み込みを手伝います。時間通りに出荷できて喜ぶ工員たちと酒を酌み交わします。
曉光は、「逆境の中でもがんばる人」を取材するために、深深を訪ねます。そして、
「口がきけないと、恋愛する上で不便なことはありませんか?」等と意地悪な質問を立て続けにします。
「こんなの、インタビューじゃない!」と怒った深深は、インタビューを止めさせようとします。そして、曉光の話を聞いていくうちに、彼があの時の戚威易だということが分かります。
深深は、病院に向かって走って行く途中、彼と初めて出会ったときから今日までのことが脳裏に次々に浮かんできます。
「あなたは、私を忘れちゃったの?それとも怒ってるの?だから自分が、石膏脚だと名乗 ってくれなかったの?」
「戚威易、どこにいるの?」とメールを打つ深深。その後、さっき彼がくれたメールをもう一度見ます。
2人は病院に到着し、あの秘密の倉庫や、病院の屋上などお互い探し回ります。そして、深深は屋上に威易を見つけ、メールを打ちます。
「下を見て。これが運命がくれた答えよ。」
しかし、やっと二人が再開できたと思ったら、深深を追いかけてきた左鈞が、病院の駐車場で車にはねられ・・・。
今回の壺
掃除のおばちゃんと出会ったり、工員たち汗を流して働いて、自分の知らない世界を体験して(こういう人たちを彼は見下していた)、「ちゃんと活きる」とはこういうことなんだと感じたところ。
サンドイッチをパクついておばちゃんと話している時、リラックスして凄く柔らかな表情になったところ。