【霊告月記】第二十六回 『サピエンス全史』の著者ハラリの講演
7万年前 我々人類の祖先は 取るに足りない程のちっぽけな動物でした。先史時代の人類について知っておくべき 最も重要なことは人類は重要な存在でなかったということです。人類がおよぼす地球への影響は クラゲやホタルやキツツキと大して変らなかったのです。ところが 今日では 人間がこの地球をコントロールしています。ここで疑問が湧きます。いかに その先史時代から ここまでに至ったのか? アフリカ大陸の片隅で 自分たちが生きるのに精一杯な取るに足らない存在の類人猿から地球の支配者になったのか。
・・・これは『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリのTEDでの講演の語り出しの部分である。インターネットの時代は、外国の著作者の翻訳を読む際に、その著者の肉声を聴くことが可能になったことが、顕著な特性として挙げられる。ハラリの講演は分かりやすい。同じように彼の『サピエンス全史』もたいへん分かりやすい本である。しかしこれはホモ・サピエンスの過去・現在・未来に関して壮大な眺望を語った書物であり、人類の今後に関しての根拠ある予言の書である。一読をお薦めしたい。
★ヴァイオリンの奇才 ネマニャ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
★ダンボールの部屋へようこそ!!! ⇒ コンテンツ総目次&本文へのリンク
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます