【霊告日記】第二十三回 ダンボールの唄 時代遅れの酒場
我行けば
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の重心移るなり
(半歌仙『ダンボールの唄』の巻より)
インタ-ネットの世界は広い。しかし、すでに、
花の重心は、このブログに移っています。
■半歌仙『ダンボールの唄』の巻 川端秀夫捌
秋の風百畳敷を吹き通し 村野夏生
ゆらめく月に挙げる盃 神山みち
曼珠沙華払ひてゆけば海明けて 川野蓼艸
裏声で歌へダンボールの唄 黒田多津
俎のすっぽんの甲羅やはらかき 村田実早
忘れ草など食べて仮眠す 生
コンタクトプール開きに外し見て 津
伝言ダイヤル暗証のうそ 川端秀夫
刑務所に赤きセーター着て少女 小倉流花
淋しき父とミサの鐘聞く 早
月負いて電信柱散歩する ち
魚影のごとき霧の走者よ 艸
秋渇き昼ホコテンの受験生 夫
日本人なきパリの禅寺 花
うららかにサーカスの熊総立ちに 艸
侏儒の毒舌割れる風船 早
我行けば花の重心移るなり 夫
アインシュタイン髭ひねる春 執筆
首尾 1989年9月吉日
於 東京・文京区・関口芭蕉庵
★追悼 高倉健 時代遅れの酒場から届く唄
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