飼育魚紹介22

　仕事場水槽⑪で飼育しているハイチです。茨木観魚園にて購入、この個体で4代目です。いままでの飼育経験からハイチは水質の急変に弱いという印象が強かったのですが、この個体は1/2の換水をしてもほとんどダメージを受けずにすぐにエサをねだるほどで、ブリードをかさねられ体質的に強くなったのでしょうか。ただ最近は15cm位になって、シクラソマ全般に言えると思いますが幼魚から若魚に成長する過程でよく見られる警戒心が強くなる時期に入ったようで些細なことにも驚きやすくなっています。

　購入時の画像

飼育魚紹介21

　仕事場水槽⑩で飼育しているのはメキシコブリードのトリマクです。京都TRUEさんで購入しました。我が家にもう1匹いるドイツブリードのトリマクと違って濃いモスグリーンの体色が野生っぽく、性格もとても荒くカメラを向けるとエラをふくらませ鰭をいっぱいに広げて威嚇してきます飼育自体はトリマクの例にもれず物浮ｶしない性格でとても飼いやすいですね。

　購入時の画像

またも単独産卵

　仕事場水槽④のSAC♀が単独産卵しました。少し前より体色にブルーがのってきて、輸卵管も肥大してきていたのでぼちぼちかなと思っていたら4月20日の朝産み落とした大量の卵を護るSAC♀の姿がありました。すぐに取り除くのは可哀想だったので翌日まで待って全て取り除きました。今回の産卵数は前回に比べると少なかったもののこの個体はもう6歳になるのによく産むものだと思います、同腹の姉妹は産まなくなって2～3年になりますし過去に飼育したSACの♀達は単独産卵を繰り返しているうちに卵巣の疾病（大きさが大小不正だったり血の混じった卵を産んだりしました）で死なせるなど♂に比べて短命でしたから。

飼育魚紹介20

　仕事場水槽⑨にて飼育しているテトラカンタス♂です。アフリカ東三国店にて購入、本種を飼うのは2度目（1度目は20㎝にまで育ちましたが仕切って飼育していた隣の今は亡き狂犬の如く凶暴なHer.sp.が仕切り板を突破してテトカンの鱗1枚残さず剥ぎとってしまって死なせてしまいました）で今回は天寿を全うさせてやりたいものです。フラッシュ撮影だとこのように全体に黄ばんで見えますが、

実際の色に近いのはフラッシュ無しのこちら、やや青みがかっています。

飼育魚紹介19

　仕事場水槽⑧で飼育しているfestae♀です。とてもくすんだ体色ですね。原因はこの個体の素質もありますが、一番は水槽の広さと設置場所だと思っています。過去何匹か飼育した経験からできる限り広く高い位置に水槽を設置しストレスを感じないようにさせないときれいに発色してくれません。

　この画像はこの個体が昨年単独産卵した時に唯一婚姻色らしきものを出した時のものです（これ以前は産卵しても平常時と変わらず褐色のままでした）。

　こちらは今は亡き先代festae♀の平常時の画像です。この個体も60㎝レギュラーで飼育していた頃は褐色の見栄えのしない魚でしたが、アングル台の上段で120×45を半分に仕切ったエスコンの隣に入れて間もなくご覧のように変身？しました。