「新池普請ニ付、百姓迷い方願一札控」第四頁、上の五~六行目
解読 一、溝地之内、田地少ク田人ニ者
地替り相立可申筈。
読み 一つ、溝地の内、田地少なく田人には
地替わり相立ち申すべき筈。
解説 「溝地」・・・溝になる土地。 「田地少ク」・・・溝の用地には水田が少なく。 「田人ニ者」・・・田人には。耕作者にとっては。「ニ者」が読みにくい。 「地替り」・・・農地の交換。 「相立」・・・『あいたち』。交換が成立する事。 「可申筈」・・・申すべき筈。交換が成り立つ筈であります。「可申」・・・小さく書いていて読みにくい。