

「漂流外国物語」第九十六ページ、上の一~二行目
解読 三拾人計、外ニ荷主躰役人躰商人躰と相見へ候者
七拾人余茂乗組、都合私共百四人乗組申候、
読み 三十人ばかり、外に荷主躰、役人躰、商人躰と相見え候者
七十人余も乗り組み都合私ども百四人乗り組み申し候、
説明 「三拾人計」・・・三十人ばかり。 「荷主躰」・・・荷主の様な姿の人。
「役人躰」・・・役人風の人。 「商人躰と相見へ候者」・・・商人と見える者。
「七拾人余茂」・・・七十人余りも。 「都合」・・・合計。 「乗組申候」・・・乗り組み申し候。乗り組んだ。