古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三百三十八

2017年04月25日 07時27分58秒 | 古文書の初歩

 


 

 

 

 

「漂流外国物語」第九十六ページ、上の六~七行目

解読 出帆致候而凡十七日目程ニ日本之山相見へ候と注進

    之者有之、壱番ニ見付候ものへ、弐〆文褒美有之、

読み 出帆致し候て、およそ 十七日目程に日本の山相見え候と  注進

    の者これ有り、一番に見付け候者へ二貫文褒美これ有り、

説明 「候而」・・・薄くて読めませんが、推定です。 「十七日目」・・・ここも

「日目」が読みにくい。  「日本」・・・読むのは困難です。 「注進之者」・・・

薄くて読みにくい。 「弐〆文」・・・お金の額。 「褒美」・・・これも読むのは困難。

 最後は「有之」・・・これ有り。