AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

90年代スーパーモデル

2021年09月26日 | 世界とか社会とか
90年代は
「スーパーモデル」という言葉が世に出るほど、
ファッションモデル界がそれはそれは華やかな時代でした。




私はちょうど20代が始まった頃で、
その頃はアメリカで学生時代を過ごしていたのですが、
それこそ「VOGUE」なんかを毎月買っては、
素敵なモデルさんの写真を切り抜いたものでした。


私が一番好きだったのはクラウディア・シファー。



本当に彼女にうっとりしたものでした。


とにかく、彼女たち、スーパーモデルと呼ばれた人たちは
それはそれは華やかだった。

今のように
「ボディポジティブ」ムーブメントとか、
女性の体型に対しての意識の変革など、
カケラもない時代でした。


今思えば、
私も多分にもれず、
世の中やファッション業界が「美しいとする」モデルさんたちに
普通に憧れていましたが、


でもね、彼女たちは素敵だった。

そこは否定しなくてもいいものね。



スーパーモデル時代がどれだけ続いたのか覚えていませんが、
私自身はなんとなく興味がなくなって行きました。



その後、どのようなモデルさんが出てきたかほとんど分かりませんが、
スーパーモデル時代ほど、
ファッションモデルたちが世界を席巻した時は
もうあれからないのではないでしょうか。


なのでVOGUEなんてすっかり買わなくなりましたし、
日本でもファッション雑誌を買わなくなりました、ここ何年も。



昨日でしたが、ある記事を見つけました。
スーパーモデルの一人、リンダ・エヴァンジェリスタさん。




この人もそれはそれは美しかった。
キリッとした顔立ちが特徴的で。


あの頃のスーパーモデルたちは、
今はちょうど50代の真ん中あたりです。
この方も現在、56歳とのこと。


以下が彼女に関する記事です。

OGPイメージ

カナダ出身の元祖スーパーモデル、リンダ・エヴァンジェリスタ(56)が美容整形術に失敗したことを告白した。リンダは5年前に脂肪冷却痩身治療を受...

 




最先端の「体型整形」とも言われる医療技術があるらしいのですが、
それが失敗し、期待していた結果とは正反対の結果となり、
今では彼女とは分からないほどの姿になってしまった・・・。
この5年間、仲間が今でも活躍する中、
自分が表舞台に出なかったのはそのためである・・・。
うつ病に、絶望的なり・・・でも、自分はこの事実を公表することにした、と。


「それはゼルティックのクールスカルプティングの施術により、
無惨な姿になってしまったからです。期待した効果とは真逆の結果となり、
脂肪細胞を減らすどころか増やしてしまいました。
痛みを伴う矯正手術を2回受けましたが、体型は永久に変形してしまったままです。」
(インスタグラムから)


インスタグラムに彼女の言葉で
文面での「告白文」が載っていました。

現在の彼女の写真はありませんでしたが。


私はこの記事で色々なことを考えさせられました。


真っ先に思ったのが、


「まだ、そんなことまでしなきゃいけないんだ」


ということです。
モデルとして体型維持をするために、
50代になっても、いや、だからなのか、
こんな手段を使ってまでも、
未だ自分に鞭打たなければならないのか。。。


それは、
彼女のプライドなのか。
プロ意識なのか。
それとも、どうにも切り離せない
凄まじい恐怖にも似た執着なのか。


スーパーモデルとして生きてきた人でないと
分からないけれど。


そして次に思ったのは、

「存在価値」についてです。
(生きとし生けるもの全てだと思いますが、
ここでは、人間について。)


人間の存在価値とは。


存在そのものです。


私はこれは真実だと言い切る。

でも、その真実を生きることは、
我々人間にとって、
最も難しいことだと思います。
最も難しく、最もチャレンジングであり、
「自分の存在価値」というところで、
我々は最も苦しむのではないでしょうか。


自分の存在価値とは
自分の存在そのものである。


こんな簡単な答えを
どうして私たちは受け入れられないのか。


なぜ私たちは
自分そのものではなく、
自分に「付随するもの」で
自分の価値を見出そうとするのだろうか。


リンダさんだったら、あの身体と美貌?
自分の才能だとか、実力だとか、
何を達成したのか、何に成功したのか、
どれだけの評価を得て、
どれだけ賞賛されたのか・・・


生まれ持った何か、
運命的な出会い、
強運とか?


自分「そのもの」ではないものは、
はっきり言って、
本当は全部「オマケ」なのだ。

自分の人生を歩んでゆくための、
成長するための、
ただのツールなのだ。


努力しました。
苦労しました。


それも一つの過程。


やはり、


自分の存在価値とは
付随しているもの、オマケではなく、
自分の存在そのもの、なのだ。


でも、
それを認めることは難しい。
本当に本当に難しい。
それを完全に認めたなら、
今すぐに、人は幸せになるだろうに。
もっと人生という旅を大らかに楽しめるだろうに。



自分に「付随するもの」に価値を置いた時、
自分の存在=付随するもの

に、なってしまう。


自分の存在価値=自分に付随するもの


たとえ、すごいことを達成しようとも、
達成しなくとも、

自分の存在価値は変わらず、存在そのものなのに。


リンダさんのような頂点を経験した人ほど、
自分の存在価値=自分が達成したもの、
になるのだろうと思う。


もし、それがなくなったら、
失墜したら、

もう、自分の存在価値はない。

ない・・・?


でも、考えた。


自分が得意とするもの、
大好きなことができなくなったら・・・。


私だったら、
声を失うことでしょう。

スポーツ選手だったら、
肉体が再起不能になることでしょう。


そうなった時、
私はどうするだろう。
どうなるのだろう。


それでも私は
自分の存在価値は自分の存在そのものだ、
とすぐに、きっぱり言えるだろうか、と。


でも、真実は変わらない。


リンダさんにとっても、
この真実は変わらない。


ただ、長い年月をかけて、
私たちのメンタリティーは
あまりにもその真実から
遠く遠く離れてしまって、
迷子になってしまった。


でも、もう、
帰り道に着く頃なのです。
もう、そこに戻る時がやってきているのです。




そして、もう一つ。


「美しさ」とは。


全てを失っても残るもの。


決して消えない愛の記憶。
決して絶えない愛の声。


自分の中に。


それを見失わないこと。
見失ったのなら、
何度でも、
探して、
見つける。


これまでも、これからも、
ずっとそこに在る。


そういうものを
私たちは、誰かから、何かから感知した時に、
「美しい」と思うのではないでしょうか。


絶対的な美しさ、のようなもの。


私はそのように思うのです。











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