またまた堤監督。
今日は日曜日だったので、いもよりかなり混んでいました。
最初にこの監督の作品を意識したのは「ケイゾク」だったのですが、ユーモアも交えて飄々と演技する中谷美紀と渡部篤郎が魅力的だったものの、ちょっと多めのオカルチックな展開に戸惑いを感じていたのも事実です。
次にこの「トリック」が霊媒師というものを題材にしながらも、もっとマジックに振っていて、お気楽な感じで見られるので安心して楽しめるシリーズだと思っていました。
その後の「SPEC」もそれらの中間ぐらいで、楽しめましたが、いつも、どっち?、今日はどっち?と品定めがなかなかできずにいて、最終話の映画で、なるほど...でした。
ということで、それら3作の中では一番お気楽な「トリック」でしたが、これが最後、というような終わり方が印象的な映画でした。
ただシリーズの中でも、山田奈緒子の秘められた能力が、結局秘められたままだったのが、少し気残り...
今夜、テレビで特別版をやるので、ちょっとぐらいあらわにしてくれないかな、とちょっと期待...
でも、どうかな... 秘密は秘密のままでもよいのかも...
分かっちゃったら、魅力は下がるのかな... でも、もう最終回だし...