見てきました。
2/5封切りなので、ちょうど一週間。
平日ということもあり(また、字幕なので)、小さめのスクリーンで20%くらいの観客。
都内ならもっと多いのだろうけど、郊外はこんなものです。
でも、それがいいのですが...
またまたリドリー・スコットです。
前作の「エクソダス」は、僕的には史実を曲げすぎている印象でいまいちでしたが、今回のはブレードランナーやキングダム・オブ・ヘブンの流れでスケールが大きく、序盤を除いて誇張が全く感じられない実感を味合わせてくれるものでした。
序盤、なぜ一人取り残されることになったのかという大砂嵐のシーンは、対処がいやに遅くなったことによるもので、あまりにも慎重さがなさすぎるという感が否めませんが、それ以降は実際に起こりうるだろうということばかりで、妙に危機をあおったり、なんでそこまで...なんて感じさせるような事件をわざわざ起こすことなく、本当の宇宙の怖さを感じさせるものでした。
取り残してしまった側のクルーたちの後悔の念や決断も無理がなく、感動的なもので、終わった後のすがすがしさもいい映画でした。
彼を救い出す作戦が「エルロンド計画」
出演しているショーン・ビーンにもちなむものですが、それは見てのお楽しみで...