先日2月の17日にやってきました。
国税庁のホームページで書類を作って提出するだけなので、並んでいる人もほぼなくてすぐに終わりました。
相談したり、税務署で作成を手伝ってもらおうという人の列はかなり長かったようです。
ネットで作成してそのまま提出する e-Taxというのもありますが、カード読み取り装置を買わなきゃならないし、それの使い道もあんまりないので、それはやっていません。
空き時間にちょっと行けばいいだけなので、そんなに手間もかかりません。
毎年やっていますが、なんと今回初めて分かったことがあります。
ほんのちょっとだけ家賃収入があるのですが、最初の申告のころに借入金の金利だけ必要経費として控除していました。
でも、固定資産税を入れていなかったのです。
そのころ、税務署で相談しながらいろいろと申請していたのですが、こちらから「これは必要経費と認められますか」と聞かない限り、向こうからは教えてくれるようなことはないようです。
退職時の会社の説明の時も、「こうやれば節税になりますのようなことをお話しすることは禁止されています」と言っていましたが、税務署は取れるだけ(取りやすいところから)税金を取ることだけを考えているようです。
修正申告というのも認められてはいますが、期限もあり、手間も大きいので、よっぽどの金額でもなければ手続きするのも大変です。
そういうことができるのは、節税効果も大きい金持ちか企業ぐらいでしょう。
庶民は我慢を強いられている、というのがこの国の現状です。
医療費控除も年金暮らしなど収入が少なければ、10万円の壁が低くなるなんてことも、去年初めて気が付くなど、いろいろと損していたんだなと思い知らされるこの頃です。