ティム・バートン。
この人は奇妙な映画が好きなようだ。
ジョニー・デップと組むことが多く、シザー・ハンドとかスリーピー・ホロウなど幻想的な映画も多く撮っている。
アリス・イン・ワンダーランドみたいな童話でも、ただの童話では済ませない。
また、ナイトメア・ビフォー・クリスマスみたいな、奇妙であり、情緒的なアニメ作品もあったりする。
で、この作品を知ったのがごく最近だったけど、見逃す手はないと(明日予想される雪の前に)いつもの武蔵村山に行ってみてきました。
前々回に初めて知ったイオン・オーナーズカードを見せたので、ドリンク代が浮きました。
もっと前に知っていたら、もっと活用したのにね。
で、肝心の映画ですが、最近の映画は登場人物の背景などが複雑で、どういういきさつでこうなったのかなど理解が進まないうちにエンディングまで行ってしまう。
なので、詳しい内容については語れません。
最初に書いたけど、「奇妙な世界」であることだけは確かで、ありがちな非常に微妙なところで展開するストーリーなど気になる部分もあるのだけど、その世界に入り込んでしまえば、やっぱり面白いと感じられる。
何言ってるのかわからないと思いますが、それがこの映画への感想です。
最初は弱弱しく見える、奇妙な能力を持った子供たちだけど、それぞれが能力を発揮して新しい世界に出航していく、そんな映画です。
一応、クレジットの最初はミス・ペレグリンを演じるエヴァ・グリーンで、彼女の作品ではダーク・シャドウの魔女役とか300 帝国の進撃のペルシャ海軍の指揮官とかがあるけど、最も印象にあるのはキングダム・オブ・ヘブンの王女役です。
今回の役でも目が印象的でエキゾチックな感じがよく出ています。
最後までいい役なのか悪人なのかと、悩んで見てしまいました。
主人公的な配役はエイサ・バターフィールドで、彼はマーチン・スコセッシ監督のヒューゴの不思議な発明でクロエ・モレッツと演じた映画の役が作品とともに印象的でした。
あ、ティム・バートン監督もこのミス・ペレグリンに一瞬ですが出演しています。
最後のほうの遊園地で遊具に乗っています。