用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

活躍してるじゃん!

2011年04月20日 07時13分43秒 | 放射能?

 原発建屋内の画像公開 遠隔操作ロボ、福島第1~3号機(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月19日(火)17:02
 東京電力は19日、福島第一原発1~3号機の原子炉建屋に入った遠隔操作ロボットが撮影した画像を公開した。1、3号機は17日、2号機は18日に撮影した。建屋内の詳しい状況が分かったのは初めて。
 1号機では、ロボットは一辺約40メートルある建屋の奥まで入った。がれきが床に散乱し、奥に分電盤が見えた。
 2号機の建屋内は湿度が90%を超え、監視用カメラが曇ってしまい、奥に進めなかった。二重扉の入り口近くの放射線量は毎時4.1ミリシーベルトだった。
 3号機は、資材搬入口の二重扉が2枚とも開いて外とつながり、光が差し込んでいた。これまで、外の扉が開いていることは分かっていたが、内側の扉も爆発で壊れていた。

 やっとこさ、2号機の汚染水の集中廃棄物処理施設への移送が始まったらしいけど、早いトコ片付けちゃって欲しいもんだ。
 尤も、汚染水の総量から考えれば、そうそう簡単に片付くもんでもなかろうが...。
 まったく、高々「水」の扱いにも苦慮するなんざ、こと発電に関しては効率イイんだろうけど、こんな発電所これ以上絶対に欲しくない。

 ともあれ...

 ロボットが「活躍してる」のを喜んでいる訳ではない。
 特に2号機では、湿度が高くて奥まで入って行けなかった様子だし、ホントに使えるもんなのか?!なんて、判断のしようもない。 まぁ素人が口出す話でもなかろうが...。
 今後活躍の場を広げて、作業を後押ししてくれるのを、大いに期待している。

 以前取り上げた加來博士も提言されていた通り、使える場所には、どんな些細なことであれ、どんどん使うべきだ。
 人がやった方が効率の良さはあっても、人命を軽んじている対応に堕ちたのでは意味がない。

 TVでニュースを眺めていると、放射線量が高めに計測されたために、小中学校で屋外での活動を制限する...といった話も出ている。
 一日でも早い「収束」が必要だ。

「過剰」反応?

2011年04月19日 23時43分52秒 | 放射能?
 転入者に放射線検査の証明要求 「勘違い」つくば市謝罪(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月19日(火)20:46
 茨城県つくば市の一部の職員が、福島第一原子力発電所の事故後に福島県などから避難してきた転入者の一部に、スクリーニング(放射線検査)を受けた証明書の提示を求めていたことがわかった。
 同市はそうした定めは設けておらず、職員の勘違いだったという。転入者から抗議を受けた市は「不適切な対応があった」として、誤った対応をしないよう職員に指示した。
 同市では、福島第一原発で大規模な水素爆発があった3月14日以降、福島県などから一時は約600人が避難してきた。避難所に入る際には任意でスクリーニングを受けるよう呼びかけ、受けた人には、異常がないことを示す証明書を配布した。転入希望者についても17日、健康確認のため保健所で任意で検査を受けるよう呼びかけることを市民課が5カ所の窓口センターに文書で通知した。
 検査の実施や異状の有無は転入者の受け入れと一切関係ないが、市の説明によると、窓口センターの一部の職員が証明書を転入の条件と勘違いし、転入者に提示を求めたという。今月11日に仙台市から転入を希望した男性から抗議を受け、発覚。男性の転入届も受け付けたという。
 茨城県は3月17日、県内の市町村長に対して、県外からの避難者へのスクリーニングは不要との通知を出している。
 同市の市原健一市長は4月19日の会見で、「避難者や市民に不安を抱かせないために検査を紹介したが、一部の対応が誤解を生んだことは心から申し訳なく思う」と陳謝。市内の公務員宿舎などを被災者に提供する計画もあるため、「今後も最大限、被災者を受け入れたいと思っている」と話した。
 19日の記者会見でこの問題を問われた枝野幸男官房長官は「明らかに過剰な反応だ。原発周辺地域をはじめ福島の皆さんは避難を余儀なくされ、風評被害も受けて苦労している。温かく受けいれていただきたい」と述べた。

 TV朝日の報道ステーションのトップが、このニュースだったので知った...訳なんだけど、確かに「無知の怖さ」はあるものの、「過剰」反応であると断ずる論拠については、若干「?」と思う。
 と、言うのも、世界で唯一の被爆国と言われている割には、放射能やら放射性物質やら放射線やらの「本当の怖さ」については、我々日本人の誰ひとりとして、学校教育としての明確な規定を以って「教育を受けていない」のだし、「日常」からは、かなりかけ離れた「印象が付き纏っている」し、不確かな情報に踊らされるのも、ある意味「仕方のない」ことだと思えるからだ...。
 無論、公的な仕事に携わる人間である以上、「無知」を理由にするのは問題だ。 こんな扱いを自身が受けたとすれば「許せない」と感じるだろう。
 とは言え、こういった対応が不適切なのは問題視したとしても、誤解の元となった指示を出した担当課長か何かを、TVの枠内に収めて「何でこうなったのか!?」問い質したところで、「見せしめ」を作るだけのトカゲの尻尾切りだ。
 原発への対応を東電が苦慮するのと同様、どれだけの放射線量が、どれだけの影響を人体に与えるか!?については、日本に暮らす誰にとっても「未知」に等しい。
 もちろん、これまでの経験値で「判明している部分」がある(殊に伝染性の病理と異なる)のは認めるが、発信される情報から受け取るものは、当事者意識の濃淡によって、バラつきがあると考えて何等不自然はない。
 その意味で、「過剰」と断ずるのは発信側の論理でしかないように思う。

 「安全」を繰り返す写真の人物のご家族も、シンガポールにて「避難生活」を続けていらっしゃるとの「噂?」も流れているが...?

対岸から飛び火

2011年04月19日 05時50分00秒 | 放射能?
原発事故での農家被害額申告、28日から(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月18日(月)18:58
 東京電力は18日、福島第一原子力発電所の放射性物質漏えい事故で、野菜の出荷停止など、農家らが被った損失について、将来の賠償支払いに備えて被害額の申告を28日から受け付ける方針を明らかにした。
 東電は、被害額を生産者ごとに管理し、賠償支払いの際に事務処理を円滑に進めることを目指す。申告の受付窓口は、避難住民への仮払金に関する電話相談窓口((電)0120・926・404)と同じだ。
 東電が、18日に農林水産省で開かれた生産者団体などとの連絡会議で表明した。被害額の申告を受け付ける対象は、出荷停止のほか、漁業の操業自粛、風評被害などによる損失も含める。
 連絡会議では東電に対し、避難住民と同じく農林漁業の関係者にも賠償の仮払いを求める意見が出た。これに対し東電は、原子力損害賠償紛争審査会が決める指針が出るまでは賠償の仮払いは難しいとの見解を示した。


東電に責任取らせるのは当然としても、一方で政府の財源と似通った問題があるのは否めない。

電力債、各社4月発行ゼロへ 原発で信用揺らぎ金利上昇(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)05:13
 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、電力各社が社債(電力債)を発行できずにいる。東電だけでなく原発を持つほかの電力会社の信用も揺らぎ、金利が上昇しているためだ。4月の電力債の発行は、4年4カ月ぶりにゼロとなる見通しで、混乱が長引けば各社の資金繰りが悪化しかねない。
 社債は、事業会社が金融市場から直接資金調達するために発行する債券。電力会社は例年の4月だと上旬に発行することが多いが、いまは「動きがない状態」(市場関係者)だ。金融情報サービス会社のアイ・エヌ情報センターによると、このまま電力債の発行がなければ、2006年12月以来の事態となる。
 電力10社の電力債発行残高は約13.1兆円。社債市場全体の約2割を占める。とくに東電債は約4.8兆円の残高があり、売買も多いために社債市場の「指標銘柄」とされてきた。
 社債は国債利回りに上乗せする金利が、取引の指標となる。電気料金から安定した収入が見込める東電債は、国債に近い信用があり、上乗せ金利は市場でも最低水準だった。
 発行された社債は、証券会社の店頭(流通市場)で売買され、金利(価格)が上下する。事故以降、東電債の上乗せ金利は急上昇(価格は下落)。直近では事故前の23倍、2.56%幅に高まった。売買はほとんど成立せず、新規発行ができない状態だ。
 金利は、ほかの電力債も上昇している。津波による原発事故は、どの電力会社でも起きうる。自治体は停止した原発の再起動に慎重だ。電力各社は津波対策を求められており、そのための巨額投資で業績が悪化するとの見方が、金利上昇の背景にある。
 数兆円ともみられる東電の賠償金の一部を業界全体で負担するという観測も、金利の押し上げ要因。「電力各社に大きな負担となり、格付けが下がる可能性がある」(アナリスト)。
 東電は毎年5千億円にのぼる社債償還などに備え、事故後に金融機関から2兆円の緊急融資を受けた。ほかの電力各社も社債を発行せずとも、銀行借り入れで資金調達できるが、調達コストは社債より高くつく。
 東日本大震災後、東電債の上乗せ金利上昇を受け、社債市場全体が低迷した。ようやく大手銀行が発行を始め、事業会社にも動きが出てきたが、依然、東電の賠償問題が影を落とす。市場では「政府の東電処理方針が固まるまでは、本格的な発行は難しい」(アナリスト)との見方が強い。(前地昌道)


言葉は悪いが「より面白おかしく」問題点を浮き彫りにするって点では、産経新聞の論調が、ある種偏っている分だけ過激で「面白い」

どうする賠償、数兆円 電力料金値上げ/増税/他社分担/東電国有化(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)08:00
 東京電力福島第1原子力発電所事故の賠償問題で、政府と東電は数兆円に上るとの見方がある巨額の賠償資金の捻出方法の検討を進める。ただ、巨額な賠償金に東電だけで対応するのは難しく、政府の支援に加え、他の電力会社も負担する案や電力料金の引き上げで対応するなど多数の案が浮上している。東電の一時国有化や分割もくすぶっており、難航は必至だ。

 ◆免責否定
 「損害賠償の一義的責任は東電にある」。15日開かれた経済被害対応本部の初会合で、本部長を務める海江田万里経済産業相は、改めてこう強調した。
 現行の「原子力損害賠償法(原賠法)」では、地震や津波が原因の場合、原発1カ所当たり1200億円まで国が拠出できる。電力会社から原発1カ所当たり毎年3600万円を徴収している補償料に基づく「保険金」だ。戦争などの社会的動乱が理由の場合、免責で国が全額を負担することもできるが、政府は東電への適用を否定している。
 保険金の超過分は原則として東電が負担することになるが、将来の利益や電力料金の値上げを含めても長期にわたり分割で拠出せざるを得ない。このため、政府の肩代わりなどの支援は不可避だ。
 政府内で検討されているのが、原発の受益者という観点から、他の電力会社にも負担を求める案だ。原発を持つ8社が原子炉の基数などに応じて資金を出す共済制度の創設のほか、東電が設立する基金への拠出などが浮上している。これに対し、業界では「他社の賠償を負担すれば、株主代表訴訟を起こされかねない」と否定的な声が多い。
 また電力各社に課している「電源開発促進税」の増税も検討されている。ただ共済や基金も含め電力各社の負担が増えれば、料金に上乗せされ、結局、国民に負担が及ぶことになる。

 ◆議論錯綜
 政府・与党内でくすぶり続けているのが、東電の一時国有化だ。破綻した金融機関と同様に、政府が資本注入を行い、その資金を賠償に充てる案だ。しかし、東電が注入資金を返済できないと、国民負担に直結するほか、民間事業への国の関与に経済界が強く反発している。
 海江田経産相も15日、「事業体として存続し、電力供給の責任を負ってもらう」と述べ、東電の国有化を否定した。
 このため、電力供給を担う会社と、国が関与し原発事故処理や賠償問題を担当する会社に分割する案のほか、政府保証をつけた公的機関が、市場などから資金を調達し賠償に充てる案が取り沙汰されている。
 政府や与党、経済界の複雑な思惑がからみ、議論も錯綜しているのが実情だ。


最後に取り上げた16日の記事に関しては、何ひとつ決まったことがある訳でもないものの、多かれ少なかれ、この話の流れの中に収まりつつあるように感じてしまうのは困った話だ。
議論が錯綜するのは構わないが、どの道「国民負担増」は避けられない...気がする。

生命を脅かされ、金ふんだくられ...。

イイトコないね。

???

2011年04月18日 22時48分20秒 | 放射能?
 福島1~3号機核燃料、保安院「溶融」と初見解(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月18日(月)20:48
 経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は18日の記者会見で、1~3号機の核燃料が「溶融していると思われる」と述べ、内閣府の原子力安全委員会に報告したことを明らかにした。
 保安院はこれまで、核燃料の損傷が3%以上としてきたが、「溶融」との見解を出したのは初めて。
 損傷とは、燃料を覆う金属製の管が壊れた状態で核燃料が一部露出している場合もあるが、燃料の形は崩れていない。溶融は核燃料が高温で溶け、形をとどめない状態のことを指す。

 燃料棒の溶融、保安院が初めて認める 内閣府に報告(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月18日(月)21:32
 福島第一原発1~3号機の核燃料棒は、溶けて形が崩れている、との見方を経済産業省原子力安全・保安院が初めて示した。18日に開かれた内閣府の原子力安全委員会に報告した。保安院はこれまで、燃料棒が損傷した可能性は認めていたが、「溶融している」との見解を公式には明らかにしていなかった。
 保安院は、核燃料の表面を覆っている金属の被覆管が傷つき内部の放射性物質が放出されることを「炉心損傷」、内部の燃料が溶け出して形が崩れると「燃料ペレットの溶融」、溶けた燃料が下に落ちるのを「メルトダウン」とした。
 そのうえで、検出された放射性物質の成分などから、1~3号機とも「燃料ペレットの溶融」が起きていると推測。さらに、制御棒などと一緒に溶けた燃料が落下、下にたまった水で冷やされて再び固まり、水面に露出している、との見方を示した。ただし、どの程度溶けているかは「実際に燃料を取り出すまでは確定しない」とした。
 安全委の代谷誠治委員は「炉内の状況について保安院から話があったのは今日が初めて。報告の頻度を高めてほしい」と苦言を呈した。(小宮山亮磨)

 レベル7と表明して以降、何でもありって感じだね...。
 今さら認めて何になるっての?

卑怯者の誹り免れず...

2011年04月18日 06時30分13秒 | すたーだすとめもりぃ
 横浜、粘って分ける=プロ野球・ヤクルト―横浜(時事通信) - goo ニュース

2011年4月16日(土)18:03
 横浜が終盤に粘って引き分けに持ち込んだ。横浜は4点を追う六回に村田が2ラン、八回は渡辺、スレッジの適時打などで追い上げ、九回2死一、三塁から石川の中前打で同点。ヤクルトは抑えの林昌勇が1点を守れず、今季初勝利ならず。 


 ヤクルトが今季初勝利=プロ野球・ヤクルト―横浜(時事通信) - goo ニュース

2011年4月17日(日)18:06
 ヤクルトが今季初勝利。増渕は一回、3与四球で招いた2死満塁をしのぎ、尻上がりに調子を上げ、六回まで無安打、8回1安打の快投。打線は4番畠山が2本塁打など3打点。横浜は山本が6回4失点。打線もわずか1安打で零敗を喫した。


 勝った時しか書かないってのは、サイテーなファンのお手本でしかないものの...。
 そも、ベイの応援ブログって訳でもないのだから、仕方ないよね...。
 とは言え、三日天下で構わないから、楽天同様夢見せてくんないかなぁ...。

結果が出るのは悪くない

2011年04月17日 23時15分05秒 | 放射能?
 米国製ロボット、水素爆発の建屋内を調査(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)21:45
 東京電力は17日、遠隔操作できる米国製ロボット2台を使い、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋で、内部の撮影に成功した。
 水素爆発が起きた後、3号機の原子炉建屋内を調べるのは初めて。
 米アイロボット社から提供を受けたロボットは、放射線量などの計測器を備えている。作業員が建屋の外で、ロボットのカメラが撮影した映像を見ながら遠隔操作。ロボットは延ばすと1・8メートルになるアームで建屋の扉のハンドルを回して内部に入った。
 原子炉の安定化には建屋内の配管や配線の修理作業が欠かせない。東電は、ロボットが計測した放射線量や酸素濃度などのデータを精査中で、作業員が建屋内にどれくらいの時間、滞在できるかを判断する。

 少なからず「成果」みたいなもんがあるのは、悪くない気分だ...。
 「工程表」なるものの通り、作業が進むことを期待したくなったりもする...。

第一原発、安定まで6~9か月…東電工程表(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)20:35
 東京電力は17日、福島第一原子力発電所の事故収束に向けた作業計画をまとめた工程表を発表した。
 原子炉格納容器を水で満たす「 水棺 」処理や原子炉建屋をテント状に覆う応急措置などを行い、放出している放射性物質の量を大幅に低減し、安定した状態を取り戻すまでの期間を6~9か月と設定した。発表を受けて海江田経済産業相は同日、「6~9か月後を目標に一部地域で帰宅が可能か否か知らせたい」と述べ、周辺住民の避難生活の長期化は避けられないとの見通しを示した。
 工程表では、放射線量が再び増えることのない落ち着いた状態にする「ステップ1」と、放射線量をさらに大幅に減らす「ステップ2」の2期に分けた。「1」は今から約3か月後、「2」は6~9か月後の完了を目指す。各ステップで、「原子炉や核燃料貯蔵プールの冷却機能回復」「放射性物質による汚染の対策」「放射線量の監視や除染」の3課題について具体的な目標を設定した。

 被災されてる方々には申し訳ないが、どう考えても、一年に満たない期間で「安定する」ってのは、俄には信じられない。 殊に美しい工程表が提示されて、改めて「不安」を感じる。
 避難を余儀なくされている方々してみれば、半年でも長いだろうし、「一日でも早く!」って気持ちだろうけど、あの美しさが「机上の空論」に起因していないことを、切に願いたい。

「山積」実感

2011年04月17日 18時50分51秒 | 放射能?
「生きがい奪われた」「計画的避難区域」福島・飯舘村の苦難(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)08:00
 緑が芽吹き、道端にはタンポポが咲く。冬が終わり、ようやく待ち望んだ季節が来たはずだった。高校時代まで過ごした村の風景は、いつもと変わらない春。だが、いつもとは違う。記者の故郷である福島県飯舘村から報告する。(大渡美咲)
 東京電力福島第1原子力発電所から北西に半径30~50キロ圏にある村は、一部が屋内退避区域の20~30キロ圏に入り、自主避難などを行っていたが、高い放射線量の数値が続いているため、政府が1カ月をめどに避難を要請する「計画的避難区域」に指定する方針を固めた。水道水の飲用規制、農作物の作付けの規制など、苦難が次々と襲いかかってきた。

◆深呼吸できるか
 「この村で深呼吸できますか」。16日、計画的避難の説明に訪れた福山哲郎内閣官房副長官に農家の男性は問いただした。報道陣が会場からの退出を求められた時には「生の声を聞かせてやれ」と怒号が飛び、説明会は2時間半に及んだ。
 農業や畜産は、豊かな土と水と空気で育まれてきた。自然とともに生きてきた村の生活が、根本から崩れ去ろうとしている。だからこそ、多くの村民が「飯舘村を離れるわけにはいかねえ」と口にする。
 過疎化でも市町村合併に参加することなく、「自主自立の村作り」を掲げ、村おこしに励んできた。しかし、この未曽有の危機に、村民約6200人、それぞれが不安を抱えている。
 父(60)は昨年、長年の夢だった農業に本格的に取り組みはじめた。昨年の経験から今年は、改良した作物を作ることを楽しみにしていた。それなのに田植えの準備もできず、外に出ることもままならず、家の掃除ばかりの日々を送っている。
 野菜直売所「みちくさ」は収穫の時期を迎えているのに、シャッターが閉ざされたまま。運営者の一人、本田美代子さん(79)は「自分で作った野菜を自分で売る。お金ではない、楽しみ、生きがいを奪われた」。

◆外で遊びたい
 佐藤優菜ちゃん(9)ら3姉妹は、「放射能があるから外に出ちゃだめなんだよ」と、家の中で絵を描いたり、かくれんぼをして遊んでいる。学校も始まらず、友達とも会えない。快晴の空を見て「外で遊びたいな」と寂しそうな顔をする。
 100歳を超えた男性は計画的避難が発表された日、「長生きはするもんじゃない」と家族に告げ、足手まといになると思い詰めた末に自ら命を絶った。村の幹部は「冷害、大火災、村の危機はたくさんあったが、今度ばかりは乗り切れる気がしない」と弱音を吐く。
 1年でも手入れをしなければ、田畑は荒れる。見た目には何ら変わりない、普段通りの景色がよけいむなしさを募らせる。「10年、20年」となれば、元の美しい田園風景に戻すのは難しい。
 「こんな小さな村なくなっても誰も気にしねぇよ。国の人もみんなそう思ってんだべ」と男性はつぶやいた。
 店は少ない。夜は暗い。コンビニも1軒だけ。電車も走っていない。子供のころは不便に感じていたが、広い空が近く、穏やかな空気が流れている村に、毎年夏は帰郷していた。今年の夏も帰れるだろうか。


■東日本大震災の被害
死者    13705
行方不明者 14175
負傷者    4917
(16日午後6時現在、警察庁まとめ)

 身につまされる話だ...。

 とりあえず、この「計画的避難区域」だの「緊急時避難準備区域」だのって言葉の論拠について勉強してみた。
 右図は「外部被曝の積算線量(3月12日から4月5日までのSPEEDIによる試算値)」とのこと。 実効線量:3のピンク色の一点鎖線が10mSvってことで、屋内退避を考える一定のレベルとされている。 一応20Kmの同心円内に収まっている。
 最初からこれが提示されていれば納得できたんだろうか?
 ...ってか、事故が起きてること自体問題なんだから、何があっても、納得できる話であるはずがないよね...。
 せめて、もっともっと誠実に!対応してもらいたいものだ...。

サビシイ話だ

2011年04月17日 08時48分00秒 | 放射能?
 福島で防護服投棄相次ぐ 20キロ圏内入り脱ぎ捨てか(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)15:02
 東京電力の福島第一原発近くから延びる福島県田村市の国道沿いに、使用済みとみられる防護服などが相次いで投棄されていたことがわかった。普通ゴミとして扱えない市は、東電に回収を求めるなど対応に苦慮している。
 原発から西に約30キロの田村市都路町岩井沢の国道288号脇。6日、「タイベックスーツ」と呼ばれる防護服や手袋、マスクが散乱しているのを周辺をパトロール中の市職員が見つけた。防護服は使われた形跡があり、10枚前後あった。市がいったん回収し、その後、東電の関連会社に渡した。この国道沿いでは12日にも使用済みの防護服が散乱しているのが見つかり、市は東電に回収を求めた。
 投棄された防護服は、原発構内で働く作業員が使っているのと同種のため、市は東電に「以後、こういうことがないよう徹底してもらいたい」と注意した。
 東電によると、放射能に汚染された防護服などは、事故対応の拠点である「Jヴィレッジ」(同県楢葉町)で着脱するのがルールで、「原発作業員が道路に投げ捨てることはあり得ない」(東電福島地域支援室)。だが市からの申し入れもあり、社員や関連業者に注意を喚起したという。
 国道288号は、第一原発のある双葉町から田村市を経て郡山市に通じる。このため市は、誰かが原発から半径20キロの避難指示圏に入る時に着ていた防護服などを、圏外に出てから脱いで捨てた可能性が高いとみている。避難指示圏への立ち入りは制限されているが、一部の住民が出入りをしている。
 市は288号沿いのパトロールを強化する考えだが、担当者は「普通のゴミと同じように扱うわけにはいかない。東電に対応してもらうしかない」と話す。
 市内では12日以降も、原発から三十数キロ離れた、288号につながる道路沿いに、カッパや手袋が詰まったポリ袋や靴が捨てられているのが見つかった。近くに住む男性(74)は「むやみにさわれない。放射能に汚染された衣服を投げ捨てるなんて、地元のことは何も考えていないのか」と憤る。(石松恒)

 事実だったらヒーローも地に堕ちたって話?
 頑張り甲斐のない現場に対する当てつけだったりしたら、やりきれないね...。

何があった?

2011年04月16日 23時01分08秒 | 放射能?
 2号機取水口付近の放射性物質、濃度が大幅上昇(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)21:12
 経済産業省原子力安全・保安院は16日、東京電力福島第一原子力発電所2号機の取水口付近で15日に採取した海水に含まれる放射性物質の濃度が前日より大幅に上昇したと発表した。
 14日午前7時40分に、放射性ヨウ素が、国が定める濃度基準の1100倍だったが、15日午前9時55分には6500倍にまで上昇。セシウム134も550倍から2000倍に跳ね上がった。
 保安院によると、岸壁に新しい裂け目などは確認できず、東電は鉄板設置作業に伴い、滞留していた水が巻き上がったのか、新たな流出が起きたのか慎重に調べている。

 原因掴めてないもん今から騒いだって仕方ないんだけど、ベイの引き分け話載せるのと、これ取り上げるのと、どっちにしようか迷った挙句、こっち残すことに決めた...。
 けど、詳細分らんことには、コメントしようもないね。

正しい情報なのかな?

2011年04月16日 20時16分12秒 | 放射能?
ロボ技術、原発事故に有効 米アイロボット社に聞く(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)08:00
 高い放射線量に阻まれ作業が難航する福島第1原発事故で、人力での作業が及ばない局面を打開するためのロボットの活用に期待が集まっている。ロボット技術は、現在の人海戦術から抜け出すための有効な一手となるのか。内外から協力の申し出が相次いでいる中、すでに福島の現場に4台のロボットを送った米アイロボット社に聞いた。
 アイロボット社は、マサチューセッツ工科大(MIT)の研究者らによって1990年に設立された。兵士の近寄れない場所での探索や危険除去作業を行う軍事用ロボットをイラクやアフガニスタンの戦場に多数送り込む一方、民生分野でも家庭用掃除機ロボットなどの製品を持つ。
 福島の現場にはすでに、危険物センサーを備え、斜面やがれきを乗り越えて狭い空間にも入っていける「パックボット」2台と、より大きく100キロ近い物体でも持ち上げる能力を持つ「ウォリア710」2台が送られた。
 「緊急事態なので日本政府の要請を待たず、自発的に送った。すでに放射線探知などに使用されていると認識している」と、技術担当役員のティム・トレーナー氏は話す。
 原発事故に立ち向かう日本の作業員の英雄的な献身に称賛が集まる半面、「ロボット大国」だったはずの日本で繰り広げられる人海戦術は国内のみならず、世界中で不安と失望を招いてもいる
 英紙フィナンシャル・タイムズは「放射線との戦いで、ロボットは不在のまま」と題する記事の中で、「東電は原発の安全神話に固執するあまり、ロボット開発は安全への不安を招くだけだとして否定していた」と指摘した。
 トレーナー氏は「日本のロボット技術が遅れているわけではない」としつつ、「きわめてまれにしか起こらないような事故に対する技術開発はビジネスとして成り立ちにくい」と、ロボット業界の目から今回、ロボット技術が“苦戦”する理由を分析する。
 一方で、アイロボット社は軍事開発の蓄積を通じ、今回の災害にも適応した技術を提供できる、と同氏はいう。
 「ロボットがすべてを解決してくれるという幻想は間違いだが、人が入り込めるわずかな場所を探知できれば、作業進展の突破口になることもあり得るだろう」
 トレーナー氏は、今後廃炉までの長い道のりの中で、要請があればあらゆる支援を惜しまないと強調した。(米マサチューセッツ州ベッドフォード 松尾理也)
                   ◇
 東京電力によると、海外から提供を受けたロボットは福島県いわき市の資機材集積所に到着。「工程に応じて必要なものを使用」しており、すべてがいつ活用できるかは「未定」という。


ロボット使わない理由が、安全神話起因ってのは、結構斬新な見方かな?などとは思ったものの、本当だったら少々情けなさを誘う話だ。
一応、工程に必要なものを使用って、東電の談話が申し訳程度に掲載されてる訳だけど、それはそれで認めてみた矢先...

中国軍のロボット提供断る=福島原発事故で日本政府 - 香港紙
(2011/04/16-14:03 時事.com)
 【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは16日、中国軍が福島第1原発事故に関連して、原子力関係の事故に対応するロボットの提供を日本政府に申し出たが、断られたと伝えた。このロボットを開発したプロジェクトの責任者を務める東南大学(江蘇省南京市)の専門家が明らかにした。
 中国側は福島第1原発事故の発生後、ロボットを操作する南京軍区核緊急対応部隊のチームを待機させていた。ロボットは原子力施設で放射能漏れの場所を特定したり、修理したりする能力があるという。
 この専門家は「家電製品展示会などに登場する日本の人間型ロボットは福島第1原発のような状況では1分も活動できないだろう」と述べた。
 中国は先に海軍医療船や軍の医療チームを日本に派遣しようとしたが、いずれも実現していない。ポスト紙は「日本政府は中国軍から支援を受けたくないのだ」と指摘している。


なんて話も目にした。
このサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙とかって新聞社の「指摘」の真意のほどは、何とも言えないものの、工程に必要なもの...を選択してる東電がある以上、政府が断ったって話は事実なんだろう。
これまであんまり気にしてなかったんだけど、こんな話も掘り起こせる...

原発事故作業ロボット スタンバイOK! 千葉工大などが共同開発 - msn産経ニュース

2011.4.7 00:07
 千葉工業大(千葉毛習志野市)は6日、東京電力福島第1原発の事故対応のため人が入れない高濃度被曝エリアで放射線測定などを行うロボットを、災害対応ロボットの研究を行う神戸市のNPO法人(特定非営利活動法人)「国際レスキューシステム研究機構(IRS)」などと共同開発したと発表した。被災地ではすでに米国の作業ロボットが投入されている一方で、現場での活動経験がない日本のロボットにはいまだに出番がない。IRSでは「被曝者を1人でも減らしたい」として、国などに出動要請を出すよう働きかけている。
 このロボットは、長さと幅がそれぞれ約50センチ、高さ約1メートル、重さ約27キロの自立走行型。テロ災害などで破壊された建物内の探査などを行うレスキューロボット「クインス」を改造した。
 開発者の小柳栄次氏(千葉工大未来ロボット技術研究センター副所長)によると、放射線測定器や映像機器を搭載可能で、浅い水たまりの中を走ったり水をかぶったりしても壊れることはないという。
 屋外ならば2キロ離れた場所から無線による遠隔操作が可能。屋内作業は中継ロボットを通じて有線で操作できる。強い放射線を浴びると誤作動を起こす可能性もあるが、各機器を鉛板とアルミ板で防護しており、想定では累積で約20シーベルトまで耐えられるとしている。
 現地へのロボット投入をめぐっては、IRSのメンバーが震災発生翌日から数日間にわたり、東北大を拠点に出動準備をしていたが、行政が被災者の捜索活動に追われていたことなどから要請が出ることはなかった。だが、「最先端のロボット技術を災害対応に生かしたい」(小柳副所長)との気持ちは強く、原発事故の深刻化が進む中、あらためて原発災害対応仕様のロボットを開発することを決断したという。
 IRSでは「がれきの上を走る性能は世界一。もともと原発事故向けに作ったロボットではないので、未知数の部分もあるが、出動してこそ得られるデータや見つかる課題もあり、投入する意味は大きい」とアピールしている。


一週間以上前から取り沙汰されてたって話なら、使えるもんは使うべきと思うけどね...。

そう言えば、昨日のTVで、この記事のロボットの性能を目にしたような気もする。
別のロボットかもしれないけど、赤外線だか電波だか使って、進みながら地図を作るロボットも紹介されていたと...思う。

そうこうするうち、こんな記事にも行き当たった。

ロボット工学で最先端の日本、なぜ原発事故にロボットを使わないのか - サーチナ

2011年03月23日11時41分
 東京電力の福島第1原子力発電所での放射線漏えい事故において、被ばくをかえりみず作業員たちが決死の作業を行っている。ロボット工学で最先端を走る日本では、バイオリンを弾くロボットやマラソンができるロボット、結婚式の司会ができるロボットなど、さまざまな用途のロボットが存在することについて、中国新聞社は22日付で、「福島原発での作業にロボットが使用されないのはなぜだろう」と論じる記事を掲載した。
 日本ではロボットによるオートメーションが一般化され、震災時にがれきの中から被災者を探し出すロボットも存在するが、福島原発の修復作業にロボットは導入されていない。冷却炉や使用済み核燃料にかかわる命がけの作業はみな人力で行われ、被ばく線量が限界を達するまで作業が続けられている。
 スリーマイル島とチェルノブイリの原発事故以来、原子力産業へのロボット導入が徐々に増えてきている。福島原発でも放射能レベルの高い場所ではロボットによる作業が採用されているが、記事は、「日本にはトップレベルのロボット技術があるが、1970年代に建設された福島原発ではまだ複雑な作業には導入されていないようだ」と報じた。
 現在、多くの原発では制御や簡単な修理などにロボットが導入されているが、予算の限界や関係部門の承認が得られないことなどから、ロボットを採用できない国や原発も多い。韓国原子力研究院の金聖浩氏は、「緊急事態に人力では困難な作業を遂行するロボットが必要だ」と指摘し、「原発作業員は危険な状況下での作業を望まないはずだ」と高性能のロボットの開発の必要を強く主張した。(編集担当:畠山栄)


この主張はご尤も...としか言いようがない。

何事に依らず、後手踏んでないかな?...この原発絡みの事実関係って...。