ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

5年ぶりに山に登ってみた

2023-05-27 22:55:41 | 街歩き、ドライブ、旅行


 間質性肺炎と診断されてからというもの、検査や薬の長期服薬など日常生活さえも恐る恐るでの5年間でした。
 現在はステロイドもゼロになり経過観察の身ではありますが、体力も戻ってきてのんびりと暮らせています。

 これまでは急性増悪が怖いのでなるべく無理をしないように心がけていましたが、いつまでも怖がってばかりで何もせず、どこにも行かずではこの先の人生面白くないですよねぇ。😅
 なので最近は泊で旅に出かけたり、滝を見るために渓谷まで出かけたり、毎日良く歩く、良く動くことを心がけておるのであります。
 相変わらず何かの拍子に急に咳き込んだりはしますが、むしろ体を動かしている時の方が調子がいい感じがする。

 なのでそろそろまた山登りに行ってみようかなと思った次第です。
 別に専門的な登山をしていた訳ではなくハイキング程度の軽い山が主ですが、山を下りてからの温泉までセットでいつも夫婦で楽しんでいたんですよね。



 さてミヤマキリシマが咲き始めたというニュースもあったので先ずは手ごろな白鳥山に登ってみることにしました。
 どうせなら晴れた日に行こうと天気予報とにらめっこしますが、これがまた当たらない。
 晴れ予報だったのに当日は曇りに変わっていたり、その逆も・・・
 これじゃいつまでも行けないし、台風も来そうだし、と言うことで昨日はついに山行きを決行したのでありました。
 予報に反してまあまあの天気でございました。

 白鳥山はえびの高原池めぐりコースの一部で白紫池、六観音御池、不動池を巡って2時間半で一周できるのですが、残念ながら現在は硫黄山の噴火活動が続いているため途中で引き返さないといけません。

「いつも私の写真はお尻ばかり」と言われますが今回も・・



 さあ、出発!
 木の階段でできた入り口から急な坂が続き、いきなりハアハアなったけれどもそれは初めだけで、だんだん呼吸も整って体は臨戦態勢に入ります。
 頂上付近の瓦礫の山もザックザックと踏みしめて登り、むしろ病気をする前よりも持久力が付いているような感じがする。
 これは私が病気をしてから二人して長めのウォーキングを続けているのが功を奏したのかもしれません。







久しぶりのハイキングシューズで小指が痛い・・伊東ゆかりではありません。😆 

 山道ですれ違うオジサンがいきなり立ち止まって、突然笑顔で花や木の説明を始めたり、展望台で出会った外国人さんが流暢な日本語で「しゃしん、とりましょか?」と撮ってくれたり・・
 山では知らない人同士でもなぜか自然とあいさつを交わしたり、会話したりできるのは何故なんでしょうね。

すれ違いざまに突然講義が始まったので直立不動で5分間拝聴する。

外人さんに撮ってもらう。「ハイ、モトワラテクラサ~イ!」




 肝心のミヤマキリシマは山の中はまだ早かったかなという感じですが、山を下りて駐車場横に咲いていた花が一番綺麗で皆が写真を撮っておりました。




 お店にある足湯に浸かって疲れた足首を揉みながらも、「他の山もきっと大丈夫!」と自信がついて一人ほくそ笑むオジサンなのでした。




 


考えるな!感じろ!

2023-05-22 13:57:23 | 街歩き、ドライブ、旅行


 土曜日は近くにあるのに今まで行ったことが無かった「日本一の枕木階段」なる場所に向かいました。
 高速を使うと30分位で麓の町に到着し、高速出口にある物産館でお弁当やら飲み物などを買って準備完了。

 ナビに従い山の方へ車を走らせていると、道はだんだん離合も難しい山道となり、それでも頑張って進んでいたらついには「通行止め」の看板が・・
 ドンマック家、あるあるな感じです😢 

 ため息を付きながらもときた場所へ引き返して、気分をリセットしようと麓の駅近くにある丸池湧水で昼食を摂ることにする。



 滑るから気を付けてと相方さんに注意するオジサン。このあと自分が転びそうになる・・😖 

 あ!魚・・おいしそう

 まあ、ここはここで清らかな池と水面に映る空の色が相まって誠に癒される空間なのであります。
 なのに観光客はそれほど多くないんですよね。
 もし私が担当だとしたら、脇に小さな神社でも立てて、「ここに来れば滾々と湧き出る綺麗な泉がきっとあなたの疲れた心の傷を洗い流してくれることでしょう♡」なんて売り文句でアピールしますけれどもねぇ、どうでしょうか?

 さて気分も回復したので、今度はナビが言う別ルートに従って目的地へと向かうとなんとあっさり15分で着いてしまった。
 下から見ると雲の中にずっと続いているような急な階段が続いています。


 こちらも観光客の姿は殆どない中、老体に鞭打って一歩一歩と登り始めるオジサンとオバサンであります。








 いやあ、こういう場合は最初がきついですね。
 ハアハア言いながらも頑張っていると体が慣れてくるのか、休みたいと駄々をこねる筋肉が諦めてしまうのか、だんだんと足が前に進むようになります。
 休み休み20分ほどで展望台にたどり着きました。
 晴天では無かったけれどもなかなかの景色でありました。




 良い汗をかいたのでそのまま帰っても良かったのですが、すぐ隣に「アートの森」があり、もう20年前くらいに一回行ったきりです。
 数々のゲージツ家のいろんな作品を鑑賞することができるということで入館してきました。



 まずは広い敷地内に点在するアート作品を探して暑い日差しの中でのウォーキング。
 ゲージツ作品を発見するもその物体とパンフレットの説明を交互に見比べながらさっぱりわからないオジサンなのである。


いきなりオオカミと進撃の巨人の挟み撃ちにあう相方さん・・😓 


 こ、これは・・・

 もはやインディジョーンズの冒頭部分か?



 館内では手前のブースだけが撮影可能で、奥に展示してある作品は撮影禁止。
 高度なゲージツ作品ばかりだったので、最初ははたして何を表現しているのであろうかと二人で悩みましたが、かのブルース・リー先生が横にいたら「Don’t Think! Feeeel!!(考えるな!感じろ!)」と怒られたかも知れません。
 なので後半は悩まずに添えてあるタイトルを見て「ホホゥ」なんて頷きながらさも解かったような顔をしてササッと通り過ぎるという誠に効率的な鑑賞となったのでありました。



 作品は撮影禁止だったので、パンフレットでも・・

 一回りして館内の喫茶店で冷えたコーヒーを飲みながら、まあ今日は朝から眼も体も脳もいろいろ使って体に良い1日であったと思った、そんな昼下がりでありました。







桜島を眺めながら黒酢料理をいただく

2023-05-10 23:58:16 | ランチ・グルメ


 連休が明けた途端に晴れマークが続いてます。
 人出も減ったかなと言うことで昨日は海を眺めながらのドライブに行きました。
 目的地は垂水の道の駅。
 ここは天然の足湯があり、桜島が真ん前に見える景色の良い場所です。
 ちょっと足を延ばせば、山も海も温泉もすぐそこにあるのが鹿児島の良いところ。



 道中は相方さんが最近良く聞いているAdoや髭男の曲をBGMにして、窓も少し開けて潮風を感じながら走りました。
 40分ほどで垂水道の駅に到着。



 おぉ、平日なので駐車場もガラガラで足湯もゆっくり味わうことができました。
 ちなみにここは普通の温泉もあるし、駐車場使用も24時間OKなので練習がてらの車中泊はここで良いかもですね。




 急に灰色の煙を噴き始めた桜島を見て、「おぉ、噴火した。でも風向きは逆だから洗濯物は大丈夫だよね」なんて会話する二人。
 隣で「わ!ここ大丈夫なのかな?」とか「写真、写真!」とかざわついているお二人はたぶん県外からの観光の方たちだったんでしょうか?

 缶コーヒーを飲みながらまったりしていたら足の疲れも和らいできたので、さてお昼はどうする?となりました。
 ここで弁当でも買って帰るかとも思ったけれど、途中で見た「桷志田(かくいだ)のレストラン」の看板が気になる。
 鹿児島黒酢をふんだんに使ったランチを食べられるお店で、たびたびテレビでも紹介されてます。

 ちょっと敷居が高い感じがして未だに行ったことがありませんでした。
 足湯で気分良くなっていた二人は「まあ人生、節約ばかりでも面白くないよね」と互いに言い聞かせて行ってみることにしたのであります。




 知らないと通り過ぎてしまうような入口を少し上ると突然、周りと合わないような綺麗な建物がありました。
 2階がレストラン、平日だと予約なしでも大丈夫みたい。
 仕事をリタイアした二人は、このところ平日の恩恵にあずかっておるのであります。

 高級なランチもあるようですが、私たちは2,200円のコースを注文。
 ネット情報では1,800円でしたが最近値上がりしたみたいです。
 でもどのお皿も本来の味に黒酢の上品な風味が相まって美味しくいただきました。






 1階は黒酢商品の販売コーナーとなっており、試飲や試食も自由にお代わりであれこれ試してみました。元はとったかな?
 ガラス窓の外では団体客に何か説明してましたが、「黒酢ってこうやって大変な作業をして出来上がるのでございますよぉ、おほほ・・」なんて言ってたのかな、たぶん・・





 結局、ただドライブに行くはずが、予定外のランチやドレッシングや黒酢ケーキまで買ってしまった訳ですが、今回はいつものように後悔することもなく、なんだか幸せな気分で家路についたオジサンと相方さんでありました。








結局は連休に出かけた

2023-05-08 23:59:05 | 街歩き、ドライブ、旅行


 連休中はどこも混雑するんだから出かけていくなんてとんでもない!と言ってましたが、兄から母の施設に来るようにと急に連絡があり結局は相方さんと出かけることになったのでありました。

 それにしても連休後半の鹿児島はすごい雨・・・。
 やっとコロナも落ち着いて家族で予定をたてていた方は残念だったろうな・・。
 オジサンたちの用事は別に雨も関係なく遊びでは無かったのですが、せっかくなので途中の道の駅を3か所も梯子しました。


 野菜の苗を買ったり、アヒルだかガチョウだかに追いかけられたり、巨大カブトムシがある道の駅では広場の奥の方に日本庭園とか遊歩道があるのを今更ながら発見したり、まあ、なかなか気持ちの良い時間を過ごせましたね。





 さて施設に着くと兄はまだ来ていなかったので先に母と面会しておこうと思い、いつものように外側に廻ろうとすると、職員の方から「今日は中で会っても良いですよ」と言われる。
 え・・?、それはありがたいことではあるのだけれど、あれだけ厳しかった面会謝絶も解除になるときにはこれと言った根拠もないままに突然なんだなあと思うのでありました。

 入口にあるソファに向かい合って座って3年ぶりに対面で話す。
 残念ながら私の名前は直ぐには出てこなかったけれども、ちゃんと息子とわかってくれていたので良かった。
 なんなら実の娘ではない相方さんの方がしっかりわかっている感じです。
 直ぐに兄もやってきたので4人でゆっくりと話すことができました。

 相変わらず母は「父の死」の記憶だけを自ら消してしまったようで、未だに窓の外を見つめては帰らない父を毎日待っているそうです。
 不憫ではありますが、「あのね、お父さんはもういないんだよ」と強く言う必要もなく、「早く帰ってくればいいね」と皆で話を合わせました。

 国の制度変更を受けて来週に家族会を開催するそうです。
 その後はコロナ前に戻り、部屋での面会も許可されるでしょうから3年ぶりに同じ空間でゆっくりと話をしたり、手を取ったり、食事をしたりしながら、父の分まで時間を取り戻して楽しく過ごせれば良いなあと思ってます。





こどもの日に36歳の子供武者人形

2023-05-06 00:00:21 | 日記

 今日令和5年5月5日は5,5,5の子供の日だったんですね。
 連休の最後の日に息子1号、2号家族がやってきて昼食会をすることになったので、スマホに入れたままだったくら寿司アプリを使って注文してみた。
 初老夫婦が二人で小さな画面を見ながら、ああでもない、こうでもないとポチポチしては前の画面に戻ったりしながらもなんとか注文できました。
 あぁ、こうやってわしは年寄りだから何もわからんと癇癪を起す日がくるのでしょうか・・・

 さて当日は人数も多く和室で食べることになるので、部屋を片付けながら床の間を見ると、そういえば2階の倉庫に武者人形がずっと眠ったまんまだなあと思いだした。
 長男に子供ができたときに持っていくかと聞いたけれども、「そんな古臭いのは流行らないよ」と言ったのでそのままにして、兜の飾り物を買ってあげた。
 同じく二人目には鯉のぼりのかわいい置物、この前生まれた3人目には小さな兜や幟のセットを買ってあげたのでした。

 倉庫にある武者人形は先日亡くなった父が双子の息子たちが生まれたときのお祝いに買ってくれたもの、折角なので久しぶりに出してみようかなと思ったのであります。
 大きな箱なので後ろ向きに持って階段を降りるときは後ろ足で次の段をさぐりながらそろりそろりと時間をかけて降りていく。そろ~り、そろ~り。
 何せ階段落ちの前科があるので、ガラスケースごと転落したら洒落にもならない。

 そして恐らく二十数年ぶりに日の目を見る若武者さんなのであります。


 息子たちが36歳、この人形も同じ年数がたっているんだなあと思いながら見ると、シミもなく、色落ちもなく今でも綺麗な人形である。
 手作りと書いてあるので当時の熟練の職人さんたちが細かいところまで丁寧にしっかりと作ってくれているのが解ります。😓 


  ホームランを打った訳ではありません・・😉 

 なのに暗い倉庫の中から今日やっと明るいところへ出れたのに、また何日かしたらそこへ帰される運命なのであります。
 気まぐれオジサンが次に出してくれるのははたして何年後であろうか?
 そう思うとなんとも勿体ない。

 メルカリで売ったらいくらくらいで売れるんだろうか・・え?そこ?😮