ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

紅葉のお代わりを求めて~初の御朱印を頂く~

2023-11-28 23:36:26 | 街歩き、ドライブ、旅行




 山口から帰ってからは後部をベッドスペースにする際のクッションやモコ助用ケージなどを車に積みっぱなしにしてます。


 なので今まで何処に行くにもほとんどお留守番だったモコ助も、気ままにポイとケージに入れて連れて行けるようにりました。
 まだ慣れないので不満は訴えますが、着いた先では結構喜んでおります。
 (もっと早くにこうしてあげれば良かった・・😅 )。



 山口旅では残念ながら紅葉が少し早かったのでこちらに帰ってから鹿児島の紅葉スポットにあちこち出かけてます。
 お天気サイトとかでは桜や紅葉の見ごろなんかを情報提供してくれていますが、いざ行ってみたら違うじゃんなんてことが結構あります。
 ちょっと前の情報が更新してなかったり、単なる予想だったりで。
 なのでオジサンはグーグルマップの口コミを参考にしてます。
 「紅葉綺麗でした(12時間前)」とかリアルタイムの状況が解るんですよね。



 先週、霧島が見ごろということだったので、さっそく二人と1ワンコで出かけてきました。
 あともう少しという感じではあったけれども十分絵になる綺麗さでした。
 平日で殆ど人がいない国民休養地の遊歩道を散策しながら歩いていると、あちらこちらで木々が綺麗に赤く染まってました。
 道の行き止まりまで来た時に陽が良くあたっている辺りが赤や黄色で彩られており、思わずカメラを持って早足で近づくと、なんとその木の下でカメラマンの声に合わせて若い二人がニコニコしながらいろんなポーズを決めて笑っています。
 結婚式前の前撮りなんでしょうか?


 
 たぶん一番の紅葉スポットを見つけたと思ったオジサンは、すぐ近くで早く終わらないかなあと待ってたんですが、こちらをチラチラ見るもなかなか撮影は終わらない。
 ふと相方さんに袖を引っ張られてその場を強制退場させられるオジサン。
(ただ紅葉を撮りたいだけのオジサンが人生一度の晴れ舞台のじゃまをすんじゃねぇ)と言うことらしい。
 ま、確かにそうだ、お邪魔虫と納得してその場を去る。



 そして霧島神宮に向かう。
 と言うのも、最近はいろんな神社に参拝しているのにただお祈りするだけでは勿体ないような気がしてきて・・
 神様とのお近づきの印に「御朱印」と言う物も頂いて巡った方がさらに有難いのではないかと二人の意見が一致したんですね。



 (御朱印帖を入れる袋には坂本龍馬とお龍さんのハネムーンの図柄が入ってます。)

 神宮で紅葉をのんびりと鑑賞しながら初めての御朱印まで頂き、なんだか心がホッとするオジサンとオバサンなのでした。😌











山口旅3日目〜海へと続く赤い鳥居と絶景の橋

2023-11-25 22:28:46 | 街歩き、ドライブ、旅行



 おはようございます。
 前日が寝不足だったこともあり、朝までぐっすりと眠れました。
 ふんふん小僧も部屋の中だとケージに入れられていてもグズることなく大人しいんです。




 ゆっくりと部屋で朝食をいただき、少しだけ外をブラブラしました。
 建物は古いけれどもワンコ連れでも全く気兼ねなくノンビリと過ごせて料金もリーズナブルで良かったです。
 これからの宿はペットOKという部屋が有るというのは強みになると思うんですが・・(個人的見解)。
 ありがとうございましたとお礼を言っていざ出発。

 30分くらい北に走ると海岸へと続く赤い鳥居が見えてきました。
 元乃隅神社・・最近youtube等でエモい(意味は解らんけど・・)と評判の神社です。


 大急ぎで道の工事や駐車場を新設しているところを見るといきなり観光客が増えてきたので慌てて整備をはじめたような感じです。

 動画で見たように真っ赤な鳥居が続く階段を静かに降りていきたがったのですが、都会ナンバーの高級車や外国人観光客を乗せた大型バスからぞろぞろと大勢の人が降りてくる。
 「もう人気観光地になるとすぐこれだから!😠 」って思ったオジサンでしたが自分もその一人であることに気づく。




 人が少なくなったのを見計らって海岸の岩場まで降りてみました。
 海だけでもなかなか見ごたえがある景色です。
 でも外国の人たちって崖のギリギリまで行って写真とか撮るのでこちらもハラハラしてしまいます。😱

 次に海岸沿いを走ること40分で、こちらも有名になった角島大橋に付きました。





 先ずは標識通りに右折して橋の上を走行する。
 おぉ、これは確かに美しい光景ですね。

 コバルトブルーの海の上に続く1本の橋。
 思わず二人で顔を見合わせてニンマリしてしまいました。

 向こうまで渡り切り展望台で写真を撮った後に今度は折り返して帰ってくると、また先ほどの観光バスが止まってました。
 いやインバウンドは大事だけれども橋の入口の真ん中でグループ撮影をして車を停めるのはやめていただきたいですね。



 たっぷり景色を堪能したのでそろそろ下関を目指しましょう。
 もう昼時間を過ぎているので走りながら相方さんが検索をすると、途中に「元祖瓦そばたかせ」というお店があり、ついに目標であった瓦そばを食べることができます。

 何やら工事中でドキとしましたがしっかり営業中。
 中に入ってテーブル席に着くと、あ、ここは瓦そばなるものを知ったyoutube動画であの人が座っていた同じテーブルだと気づき、さらにテンションが上がるオジサン。
 もちろん初めて食べた瓦そば、見た目だけでなく
味も食感も美味しゅうございました。



 さあ、そして山口最後の場所、下関の唐戸市場に到着。
 帰り際に新鮮な魚をいっぱい買って帰るんだと張り切っていた相方さんがワクワクしながら建物内にはいると・・

 「え?え?魚はどこ?」

 体育館のような広いスペースには、魚が並べられていたであろう台がズラッツと並んではいるがその上には全てシートが被せられて誰もいません。
 ウロウロしているのはうちらと同じように「魚は?」とつぶやきながら諦めきれずにいる人たちだけ。
 こんな大きな市場でも平日のしかも午後ともなると魚は全く無くなるんですねぇ。
 奥の売店もシャッターが下りていて寂しかった😔



 残念でしたが折角なので近くにある「みもすそ川公園」に行ってみる。
 この地で戦われた源平合戦の義経の像や下関戦争で使われた長州軍の大砲のレプリカなんかが置いてありました。
 



 ここには関門トンネルの人道入口があり、人は無料で海の底をくぐって九州まで渡れます。
 魚を買えなかった相方さんに少しでも思い出をと思い、ひとりでトンネルを歩いて行かせて自分とモコ助は自動車用トンネルで渡って向こうで落ち合おうという大胆な作戦に出たのであります。

 エレベーター前で手を振る相方さんを見送り、さっそく車を出すとナビに従い関門トンネル入り口へと向かうオジサン。
 ところがいつもは二人でナビを確認しながら走っているのですが、一人でチラチラ見ながら走っていたら、分岐に次ぐ分岐をアレ?アレ?と進み、気が付いたら広島方面入口とか標識が出ている。
 妻を一人残し、自分だけ高速で広島に向かったらこれはえらいこっちゃでありますよ。
 焦りながらも何度かUターンを繰り返してやっと関門トンネルに入れてほっとする。
 やはり方向音痴のオジサンにはなかなかハードなミッションでございました。😱


  人道トンネル内

 向こう側で無事に相方さんを回収して九州道に乗り、ひたすら南下するトヨタタンク、小さい体でなかなかよく頑張りました。

 何度かサービスエリアで休憩し、モコ助は一人ドッグランをしたり、たこ焼きを食べたり、コーヒーを飲んだりしながら夜8時過ぎに無事に鹿児島へと帰り着いたのでありました。





 目標もすべて達成したし、相方さんも今度はあそこに行きたいとか言っているのでなかなか良い旅だったのだと思いますです、ハイ。





山口旅2日目~秋芳洞からのお寺、道の駅、そしてお宿へ

2023-11-22 23:52:26 | 街歩き、ドライブ、旅行
 

 おはようございます。
 2人と1ワンコが車中泊をして迎えた道の駅の朝でございます。
 時計を見ると5時半、相方さんはまだシュラフを被り、モコ助はじっと私の顔を見ている。
 オジサン的にはトータル4~5時間は眠れたようでまあ良かったです。




 さっそくフンフン小僧にリードを付けると外に連れ出して冷たい朝の空気を吸い込みながら駐車場廻りを散歩する。
 一回りした頃には相方さんも起きてたので買っておいたサンドイッチと自販機のコーヒーで朝食を摂る。

 今日はちょっと遠すぎるかなと萩観光を諦めたので、その代わりに近場をいろいろ巡ってみましょうと言うことになりました。

 お世話になった駐車場を出て、先ずは紅葉が綺麗という「両足寺」に向かう。
 離合できないほどの細い道をしばらく進み、着いた時にちょうど門が開いたところでした。


 

 石段を登ると静まり返った境内に部分的にうっすらと赤く色づいた紅葉を見ることができました。
 あと数日後には赤が映えて見ごろになりそうな感じでしたね。

 次に向かったのは、「透き通ったブルーの水が不思議なほどの美しさを見せる湧き水」とある『別府弁天池』です。
 駐車場には大型観光バスや県外ナンバーの車が何台も停まっておりワクワクをそそられる・・・が




 う~ん、いや、まさにそう、綺麗なんですが・・何というか小さいというか雰囲気がちょっとばかし暗いというか・・
 うちらとしては家の近くの「丸池湧水」に良く出かけて、青空が映りキラキラと輝く池の光景をいつも見ているからなのかも知れませんね。
 山口の皆様、ごめんなさい😅

 こちらは地元の丸池湧水の様子

 そういう意味では鹿児島はアピールが足りないよなあ・・観光バスなんか来てないもの。

 車を走らせて10分ちょっとでいよいよ秋芳洞に到着。
 犬もOKみたいなのですが足元の悪い鍾乳洞の中を1,000mも抱っこして歩くのは厳しいので車内でお留守番をしてもらいました。






 日本屈指の大鍾乳洞 の中には、百枚皿、洞内富士、千畳敷、黄金柱などの名所がありスポットライトがあてられています。
 外国の方も多く、各国の言語で説明が流されていました。
 天井から垂れる鍾乳石が1㎝伸びるのに100年はかかるそうで、大きなものは数万年をかけて今に至るまで成長しているのですね。
 通路が狭い上に階段も多いので灯りの無いところは気を付けないと転びそうになる。


 途中に地下洞窟から地上へと上がるエレベーターがあり、「なんだかスペクターの基地みたいだねぇ」と相方さんに言うも「へぇ~」と無視される。
 ( 霧島の新燃岳地下にスペクターの秘密基地があったのを知らないらしい😅)
 これに乗ってカルスト台地を見渡せる展望台まで行けました。




 無事にモコ助と再会してカルストロードを走り抜けて日本海の港にある道の駅センザキッチンに到着。






 もう2時前でお腹も空いたのでお店を探すと奥にこじんまりとした定食屋さんがあり日替わり定食を頼む。
 お魚を選んでフライにしてくれる方式で安くて新鮮で美味しかったです。
 ごちそうさま!

 さあ、そしていよいよ本日のお宿、俵山温泉に向けて山道を走ります。
 途中に大きなお寺があったので寄ってみる。
 本当に最近は神社やお寺に良く行きたくなる。
 お迎えが近いのかもしれない。





 こちらも紅葉で有名らしく、観光客が多かったですが見ごろにはまだ早かったようです。

 そしてついに今日のお宿、山口屋別館にたどり着く。
 離れにある2階の8畳二間を丸ごと貸し切りの部屋です。
 「古い建物なのでところどころに傾きがあります。」なんて自虐的に書いてありましたが、中は綺麗にしてありトイレや洗面所も新しく改装されているので居心地が良い。



 モコ助も狭いケージから解放されて落ち着いております。
 洗面所とかトイレでは大きなカメムシさんの歓迎まで受けましたが、モコ助に食べられるといけないので早速にお引き取りをお願いしました。

 館内には貸し切り風呂があるので、さっそく二人で入って疲れをとる。
 俵山温泉の泉質は高濃度のアルカリ性でヌルヌル、ツルツルが半端なく美肌に効果があり「美人の湯」と言われているそうです。
 そういう目で風呂上がりの相方さんを見てみたら・・・
 ・・・1回では効果は解らないようである。😅

 夜は部屋食で私たちよりだいぶ先輩のお姉さんが何回も階段を昇り降りして料理を運んでくれたので最後の料理はハアハアしながら運んできました、申し訳ない。





 食事が終わると奥の部屋にピッタリと並べて布団を敷いてくれて「ごゆっくり」と降りていかれました。
 綺麗に敷かれた2組の布団を見ながら、おもむろに1組の端っこを持ちズルズルと隣の部屋に引っ張っていくオジサン。
 これが新婚の頃なら「行かないでぇ~」とかなるんでしょうが・・


 寝る前に夜の温泉街をブラブラしてみる。

 この2階の部屋が今宵の宿です

 温泉街の夜と言うのに人が居ない、ある意味レトロな雰囲気が漂う懐かしい温泉宿ということでしょうか。




 こうして山口2日目の夜は静かに平穏に過ぎていくのでありました。





 


いざ車中泊へ!ゆったりと北上する

2023-11-20 23:46:48 | 街歩き、ドライブ、旅行


 さあ、いよいよ山口へと向かう朝です!
 モコ助も初めてとなる県外旅行に向けて興奮してます(遠出する時は本能で察して連れてけコールが始まるのである)。

 今回の山口旅での目標を決めました。
 ・綺麗な紅葉を見る
 ・秋芳洞を探検する
 ・元乃隅神社の海へと続く鳥居のトンネルをくぐる
 ・左右に青い海を見ながら角島大橋を爽快に走り抜ける
 ・名物の瓦そばを食べる・・
 なんてことを計画しているのです。
 でも本当の事を言うと、道中事故などに会わず、無事に車中泊を経験して我が家へ帰り着くことなのでありますね。

 今回はペットホテルの開店を待つ必要が無いので、早めに起きて朝食を摂り、身支度を整えて、荷物を積み込みました。
 初めての車中泊なのであれもこれもと念のための荷物を積んだら後部座席は一杯になってしまった。
 そしてモコ助先生は座席の間にピッタリはめ込んだ手作りケージに入ってもらい、いざ出発。

 近場の公園に行くときはいつも相方さんが抱っこするので、今回も「抱っこしてくれ~」とずっと甘え鳴きをしていますが心を鬼にして無視をする。
 我慢していたら楽しいところに連れて行ってもらえるんだよと分かってもらわないとですね。😓
 気が付いたらいつのまにか静かになってました。

  1時間おきにサービスエリアで細目に休憩を取りながら進む

 さてさて予定では昼過ぎに下関に入り、そこで『瓦そば』を食べるという計画でしたが、福岡辺りですでに12時を過ぎてしまった。
 計画変更で古賀サービスエリアの「神様ちゃんぽん」という店に入る。
 メインのちゃんぽんはなかなか良い御値段がしたので普通のちゃんぽんを食しましたが、これはこれで美味しかったです。





 それから福岡が近くなると車も増えてきてなんと高速が片道3車線になるんですよ、奥さん・・・
 いや都会に住む人は「それがどうした??」と言うことなんでしょうが、田舎暮らしのオジサンは片道3車線と聞いただけでビビってしまうんですねぇ😅
 お行儀よく真ん中のレーンをひたすら真っすぐ走るも左右のレーンを100km以上のスピードでビューンと追い越していく。
 おまわりさーん、速度超過ですよぉ、しかも軽自動車までぇ~
 なんて、逆に車の流れの邪魔になりながらもひたすら北上するトヨタタンク。

 そしてやっとこさ門司インターまでたどり着きました。
 このまま高速で山口に入れるのですが、ここから先は高速乗り放題プランの対象外なので、ここで一般道に降りて妻ナビを頼りになんとか関門トンネルに入ることができました。

  フグの口が入口。ドラレコ画像はすでに上書きされていたのでグーグルストリートから拝借。

 下関の街に入り、本当は昼食を食べるはずだったショッピングモール「ゆめシティ」に到着。
 モコ助は立体駐車場に停めた車の中でお留守番です。
 これも訓練の成果か車を離れるとすぐに鳴き止んで帰ってくるまでおとなしくしてくれるようになりました。

 本当はこの後にペットと一緒に散策できるトキワ公園という大きな施設にご褒美で連れて行きたかったのですが、雨が降り出したので残念ながら中止して本日の宿泊地である「道の駅きららあじす」に向かいました。

  すでに暗くて撮影できなかったのでホームページの画像から・・

 到着時には辺りは暗くお店もすでに閉店しておりました。
 さっそく広い駐車場の一角に車を停めてベット展開にしようと試みる。
 ところが練習ではうまくいったのに本番では荷物が多く、何かを端に寄せてはマットを敷き、また移動させてはシュラフを広げるという、なかなかの重労働となりました。
 これがベテランとなるとサササとかっこよくできるようになるんだろうな。

 せ、せまい・・・、ゴミ屋敷ではありません

 せまいながらも楽しい我が家~♪ と思っているヒト

 暗めのライトでお弁当を食べて、9時過ぎには歯磨きも済ませ、モコ助のケージを助手席に移動して、さあ明日のことをいろいろ考えながらご就寝となります。
 でもいつまでたってもカーテンの向こうで甘えん坊さんがクゥ~ン、クゥ~ンと鳴いている。
 耳栓をしているので微かに聞こえる程度なのですがナイーブなオジサンは気になってなかなか寝付けない。
 
 さらに床がゴツゴツする、トラックのエンジン音がうるさい、おしっこしたくなってきた・・・なんて
 寝れないと思うと、さらに眠れない・・・
 なんて繊細なオジサマなのでしょう。😅


 その横でクースカとすでに眠っている相方さんの顔をじっとみつめて、ま、二人とも眠れないよりは良いかなと覚悟するオジサン。
 急に冷え込んだ夜でしたが大量に持ってきた貼るカイロを手足腰に張り付けたおかげで寒さはそれほど感じず、モコ助のフンフンを聞きながら山口の夜の駐車場はしんしんと更けていくのでありました。






お試し車中泊に挑戦するオジサン二人

2023-11-17 06:14:00 | 日記


 前回の続き・・

 いちおう車に1泊できる準備はできたと思うのである。
 でも計画通りに鹿児島から山口まで車を走らせ、向こうでいきなり初めての車中泊をするのはちょっと危険。

 なので本番前にモコ助とオジサンでお試し車中泊をしてきて何か大きな問題点でも無いかを確認してきなさい!と言うことになりました。
 夕方も近づいてきたころ、手作り弁当1個を持たされたオジサンは鼻息荒くモコ助と旅立ったのであります。


 場所は家から1時間ほどのところにある道の駅、「たるみず湯っ足り館」。
 ここは桜島が良く見える絶景ポイントである上に、広い温泉や改装したばかりの綺麗なトイレも有り車中泊には最適の道の駅なのだと思う。
 着いた頃には日暮れ前で綺麗な夕焼けに照らされた桜島がシルエットになり浮かんでおりました。



 中には車中泊禁止というところもあるようですが、ここの看板には長期滞在はダメだけど、利用するときはちゃんとルールを守ってねと書いてあって「車中泊、絶対まかりならん!」と書いてある所よりずっと好感が持てます。



 でも初心者であるオジサンはやっぱり恐る恐るシートを倒して、クッションを敷いて、カーテンを引いてとドキドキしながら寝る準備を始めるのである。

 ただ店舗の営業が終わった夜になっても次々と大きな車が入ってきましたが、ほとんどが車中泊だと思われるので一夜の仲間が増えたような気がして少し気が楽になりました。

 要は駐車場で我が物顔にテントやテーブルを広げたり、大勢で騒いだりする一部の輩がいることで、おとなしく利用している人まで気を使わなければならなくなっているのだと思います。

 さてさて、なんとか支度ができたので急遽1,400円で買った少し暗めの充電ライトに照らされながら相方さんが作ってくれたおにぎり弁当をぱくつくオジサン。
 モコ助もいつもと違う雰囲気の中でおとなしくジッと見つめるだけです。



 食後に温泉に入りモコ助のケージを助手席に移して、全てのカーテンを閉めるといよいよ灯りを消してシュラフの中に入ります。

 ところが家ではケージの中に入れられ歯磨きガムを与えられると「寝る時間だ」と分かって朝までおりこうさんなモコ助なのですが、ここでは周りの音や狭い車の中という違った環境が怖いのか「クゥン、クゥン」と前の席でずっと泣いています。

 加えて外ではエンジンを掛けっぱなしの大型トラックがゴンゴンゴンと唸ってるし、まあ、ちゃんと耳栓はもってきたのでそれほど気になることはありませんでしたが、私自身も少し眠れたかなと思えば起き、ウツラウツラしたかなと思えば目が覚めての繰り返し。

 その度にトイレにも行きたくなり、そっとスライドドアを開けますがモコ助の甘え鳴きが大きくなりちょっとハラハラするのです。
 でもスライドドアの開閉アラ―ムを消してもらったのは正解でした。

 モゾモゾしながらも何とか・・・朝

 トータル3時間は眠れたでしょうか?
 時計は5時を過ぎたのでエイヤと起きだして自販機で買ったホットコーヒーを飲みながら白い息を吐き遠くの海を眺めるオジサン二人組。

 大隅半島から顔を出しはじめた朝日に照らされて、上の方から少しづつ色を変えていく桜島。
 こんな光景を見られるのも車中泊ならではですね。



 昼間はこの水路に温泉水が満たされて立派な足湯になります。

 いつのまにか大型のキャンピングカーも並んでいる。
 いいなあ~、家みたいにゆったりと眠れるんだろうなあ~




 一晩中甘え鳴きしたフンフン小僧・・・、そんなことちっとも気にしていない様子。

 結論
 とにかく床の凸凹は極力無くしたい。
 やはり棚を作らないと荷物の収拾が付かず、小物が行方不明に。
 モコ助の夜泣きは何回も経験させて慣れてもらうしかない。
 でも寝れない覚悟で行けばやれないことは無い!😤 ・・ということです。

 ただ、本番は遠い県外でしかも狭い室内にモコ助と、すぐ隣には相方さんが寝ているという・・未知の世界が待っているのである・・

 後は気持ちの問題なのであろうか・・😱

 イザ・・・