2019/3/28のこと
気管支鏡から2週間、検査結果を聞くために国立病院へ行きました。
先生が言うには
「採取された細胞の約半分がリンパ球であることや病理学的に見てもIPF(肺繊維症)ではなく、膠原病や過敏性,薬剤性など何か原因のある肺炎だと考えられます。でも気管支鏡だけでは確定診断はできませんでした。」とのこと。
続けて「治療を始めるためにはどのタイプかを確定する必要があるので、やっぱり外科的肺生検(全身麻酔で手術により肺の組織を採る検査)を考えてみませんか?」と言われました。
初診時に「血液検査で分からない場合は気管支鏡検査、それでも分からない場合は最終的に外科的肺生検をする人もいます。」と説明されたが、いよいよその「最終的な人」になってしまったようです。
気管支鏡の時にはあれほど悩んで遅らせたのに、もうここまで来ると何でも来いである。
「確定診断をつけないと治療が始まらないというのならやってやろうじゃありませんか、てやんでぇ・・矢でも鉄砲でももってきやがれ!!」とは言いませんでしたが、すっかり覚悟を決めて「やります!」と返事したのであります。
私「その検査までして確定診断がつかない人もいるんですか?」
先「いらしゃいますね。」
私「そういう人の治療はどうするんですか?」
先「ケースによって異なりますけど、さらに経過を見るとか、あるいはステロイドを始めてみるとか・・」
結局、わからない場合でも最終的には治療を始めるというのであれば、今でも・・いや初診の段階であっても「効いたら儲けもの」で薬を使えなかったのだろうか?と思いました。
まあ、ステロイドは副作用の王様みたいなものだそうで、簡単に使い始めないという医師が本当は患者のことを思ってくれているのかもしれません。
とにかく、今月に引き続き来月も入院することになり、しかも胸に3カ所も穴を開けて初めての手術ということになったのであります。