ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

白昼の決闘!

2021-10-31 01:06:43 | 日記


 鹿児島も朝夕はすっかり寒くなってきました。
 うちのモコ助はモコモコの全身天然パーマで覆われているので寒さには強いと思うのですが、あまりにもやんかぶって(注:鹿児島弁で毛がボサボサしまったのでまた家でトリミングをすることにしました。

 今回は奥さんが居なかったので、ブラッシング、シャンプーからカットまで1人で頑張ってみたのであります。
 風呂場で自らもずぶぬれになりながらシャンプーした後にドライヤーの強風で一気に乾かし、トリミング台の上で頭部と下半身を軽く釣るします。
 嫌がるモコ助の御機嫌をおやつで伺いながら、「いざ」と声をかけてトラ刈りなんか一切気にせずジョキジョキと一気に大胆にカットしていきました。

 頭と胴体、後足は自由が効かないので奴も諦めていますが、問題は口が届く前足、特に肉球周りのカットなんです。
 何か過去にトラウマがあるのだろうかとも思えるぐらいに嫌がって激しく抵抗するので、二人居る時は一人が「殿中でござるぅ!」とばかりに後ろから羽交い絞めにし、その隙にもう一人が電動バリカンで肉球周りを刈るという作業になるのであります。
 残念ながら今回は一人。
 無理やり前足を掴んで力業で刈りはじめると、奴はカミツキガメのような勢いでガブッと本気咬みをしてきたので、手首にはくっきりと歯型がついてしまいました。



 もう咬傷事件として保健所に通報してやろうかと思うぐらいであります。

 双方にらみ合いの後、2,3回咬まれながらもなんとかおかしくないくらいにカットが終わったのでありました。

 前に飼っていたゴルーデンのマック君は歯磨きをしようが耳掃除をしようが自ら膝枕に大きな頭を横たえて作業が終わるまでじっと耐えていたものです。
 犬はみんなそうなんだろうと思っていたのが大間違いで、嫌なことは嫌と全力で主張して行動するトイプードルのモコ助先生はもし人間だったら出世していたのかも知れないなあと思うオジサンなのでした。

仲直りして散歩へ・・

おまけ:アラブ地方の犬


密室で沈黙するオジサンふたり

2021-10-25 23:15:10 | 健康


 小雨の中を市の集団検診に行ってきました。
 働いている時は職場の案内で人間ドックを受けられたのですが、退職して国保に変わってからは市からの案内に注意して自分で会場に行き集団検診を受けなければなりません。

 ずっと病院でのドックだったので集団検診は30年ぶりくらいです。
 まず受付をして、検便を渡して、簡単な問診。
 胃の方は喉から胸の不調で春に胃カメラを受けたし、血液と肺の検査は呼吸器内科で毎月のようにやっているのでパス。
 結局検診車で受けたのは腹部超音波検査のみでした。

 またこれが問題ありの検査でドックでは年を追うごとにコメントが多くなってきています。
 2019年のコメント欄を見ると、肝臓には脂肪肝と肝のう胞、胆のうにポリープ、腎臓に結石と腎のう胞、前立腺は石灰化ありですと。
 のう胞やポリープがあると初めて言われた時には、え~っ!手術になりますか(゚д゚)!とビックリしましたが、「まあ、老化ですな、毎年ちゃんと受けるようにね。」と言われただけでした。

 肝臓や腎臓の「のう胞(穴?)」も心配ではありますが、問題は腎結石の方で、10年前に七転八倒して悶え苦しんだあの腰の激痛がまた突然やってくるのではないかとヒヤヒヤしているところです。

 さて名前を呼ばれて検診車にはいると、上半身裸になって待ってくださいとの指示で小さな椅子に座って順番を待っていると、前の人がなかなか終わらない。
 そのうちに次の人まで入ってきたものだから、二人で待つことになりました。
 想像してみてください。
 狭い密室の中でダルダルと太り気味の残念な体をしたオジサン二人が肌と肌とが触れ合うくらいの距離で無言で座っている光景・・・
 いや、やっぱり想像しない方が良いと思います、ハイ。

 その後呼ばれて、暖かいゼリーを塗り塗りしてもらい、右に左に体を半回転させて超音波の検査は終わったのでありました。

 結果はその日に判る人間ドックと違い、4週間後に送ってくるのだとか・・
 あぁ、また新たにどこかの病院を受診してくださいみたいなことにならなければいいけどなあと思いながら、朝飯食べてないからと大盛弁当を買って帰ったオジサンでありました。

大昔だったら書道家になれていたかもしれないオジサン

2021-10-21 21:00:26 | 日記


 今日の鹿児島はなんと気温がグッと下がって20℃前後の冷たい雨の一日でした。
 家の中にいても寒いので早くも暖房を入れてしまったオジサンです

 こんな日なので室内でペン習字講座の課題の練習をしました。
 月に2回、市のペン習字講座を受講していますが、ついつい毎日の練習を怠けてしまい講座日の前日になってから慌てて宿題を書き始めるという具合なので相変わらず私の前では黒いミミズが紙の上を這いまわっている状況です。

 でも漢字の成立ちって、大昔の人が生き物や道具やいろんな物の形を描いたことを元にして始まったわけでしょ?
 だったらイラスト大好きなオジサンはそれなりに上手く書けそうな気がするんだけれど、どうして文字になるとこうもダメなんでしょうかね?


 講師の先生も「ドンマックさんの文字はなんとも味があるのよねぇ」と褒めてくれます。
 「味がある」ってまあ、だいたい褒めるところの無い場合に使われる便利な言葉なのかもしれない・・😟 

 さて、今は最後の発表展示会に向けて作品を提出しないといけない時期です。
 オジサンはただ下手くそなことに加えて、実は本番にとても弱いのです。
 練習用の安い紙に書く時はそれなりにスラスラ書けるのに、いざ提出用の高い紙に書くとなると急に緊張して「失敗したらダメだぞ・・」と謎の囁きがプレッシャーをかけてきます。
 肩はガチガチだわ、手先は震えるはで、最初の一文字目からヨレヨレッ・・「あぁつ、ダメだ!」となり、紙をグシャグシャ丸めては次の紙を拡げてまた書き始めることの繰り返し。
 そんな様子を見ていた妻からは、「いつも最後の一枚と思って地球にやさしい練習をしないと・・」と静かに窘められます。

 でもね、聞けばね、あの「あいだみつお」だって作品を描く時は部屋中が書き損じた紙だらけになっていたそうだよ。しかも才能を認められたのは亡くなった後だったんだよ・・。



 と、言ってはみたものの、ミミズ作品と比べてしまってはあいだみつおに申し訳ないと思いなおして、また地道に頑張ろうと思うオジサンなのです。

大吊橋の上でも奇跡は起こらなかった話

2021-10-19 23:40:09 | 街歩き、ドライブ、旅行


 急に秋らしくなった鹿児島です。

 土曜日の朝、起きると穏やかなお天気だったので、急にどこか遠出をしましょうと言うことになり、思い立って宮崎県綾町の大吊橋に行ってみることにしました。
 10年ほど前に行った時も天気が良く、山が綺麗だった思い出があったもので。

 8時半に出発し、道の駅とかによりながら2時間かかって宮崎市の隣町、綾町に到着。
 先ずは観光地の一つである綾城に入る。
 大きな城ではないものの江戸時代に廃城となったものを昭和の時代に復元したものだそうです。
 中には当時の刀や兜が展示してあり、何やら難しい顔をして大事なお話をしている武者人形の皆さんも・・・








 九州各県のお城を見学すると、良くあるのが「この城は〇年の〇〇の戦いで薩摩軍に攻められてナンタラカンタラ・・」みたいな説明書きですが、この綾城も御多分に漏れず薩摩に攻められて乗っ取られたお城と言うことらしいです。

 武者人形さんたちは島津軍が近づくなか「どうする?どうする?」と相談している場面だとか・・
 いやあ、まあ平民出身の私には関係ないけど「なんか、すみません・・」と呟きつつ城を後にしたのであります。


 
 城の隣の工芸館では綾町で盛んな木工、陶器、ガラスなどの工芸品を売ってました。
 うちの奥さんは「福」を呼ぶフクロウが好きで玄関やリビングにはいろんなフクロウさんたちが鎮座していますが、今回も夫婦?のフクロウの置物を買いました。



 そしていよいよ綾の吊り橋に向かう。
 休日なのに10年前来た時よりも観光客が少ない感じです。
 コロナと言うより、どうもこの10年の間に日本一の吊り橋の座を大分県に奪われたことが理由のひとつらしいです。

 まあ、それでも折角なので350円の通行料を払って、いざ吊り橋へ!
 渡った先に自然遊歩道があるのでササッとわたって森林浴をと思っていたのですが、先を行く客の殆どが若いカップルたち。
 あちこちで立ち止まっては二人で右に左に体をくねらせて、スマホのレンズを見つめながらニッコリ微笑んではパシャパシャと写真を撮るので、なかなか先に進まない。

 私たちも負けずと二人くっついて仲良さげに自撮りして撮っては見ましたが、必死で作り笑いをしながら何回もシャッターを押したにも関わらず遂に奇跡の一枚は起こらなかったので残念ながらお蔵入りとなったのであります。



↓ 宮崎県の観光協会HPから

↓ ヤマビルが出るぞぉという警告にも負けず、遊歩道をずんずん降りていく人


 長距離の旅、やや疲れましたがいよいよ涼しい季節を迎えてアウトドアが恋しくなったオジサンとオバサンです。

炎天下の一人行軍

2021-10-16 23:53:26 | 日記
 まだまだ続くよ、いつまでも、真夏日の日差し。
 自分を試したくてこんな日に止せばいいのに、またまたウォーキングに出かけてしまいました。
 そろそろ行きたいなと思っている霧島登山に向けて体力を試すつもりで猛暑日の一人行軍を決行した訳であります。
 もうこれは健康のためと言うより一種の苦行みたいなもんです。

 同じ世代の人のあるあるかも知れませんが、真夏の部活でも顧問が良いと言うまでは水は飲むなと怒鳴られたものです。
 父が学校で教えていた関係で小中高と剣道をやらされましたが、そりゃあもう総量20㎏もの防具を身に纏い、竹刀を振り回しながらの2時間近く、意識はもうろうとなりつつ、全身からは滝のように汗が流れるものでした。
 部活から帰ってトイレに行くと赤色のオシッコが出て、びっくりして親に言うと頑張った証拠だ!とか褒められたりして・・
 あれは今思うと血尿で、結構、腎臓を傷めていたはず。
 今だったら虐待ものであります。

 今は暑い日の運動は、十分に水分を補充しながら体と相談してマイペースでの運動となります。

 さあ、家から路地を抜けて、踏切を渡り、国道を過ぎて、知ってはいたけれど今まで足を踏み入れたことのない海沿いの集落の中をテクテクと進んでいきました。
 その先がどうなっているのか判らない状態でだれもいない小道を進んでいくのはちょっとした冒険気分です。
 途中にいつか行きたいと思っていた「Cafe Bali Ann」というトロピカル調のレストランがあるのは知っていましたが、臨時休業中でした。
 看板にオーナーの無念さが垣間見れます。



 30分も歩くと集落が終わり、森の入口にゲートがありました。
 看板があり、「この先は私有地のため車は入るな」と。
 なんでもみんなのためを思って道を整備したけれど、観光客や釣り客が勝手に車で入り込んではゴミを捨てまくって荒らされてしまったようです。




 「人」はダメだとか書いてないので、ちょっとドキドキしながらさらに進んでいくとますますジャングルっぽくなってきました。
 さらに進むとついに視界がひらけて、そこには美しい海が広がっていました。


 荒らされていない綺麗な海の景色です。
 まあ、この景色を見られただけでも往復2時間近くを走破した甲斐があったというもの。




 でも数日後に足腰のダメージが襲ってこないか少し心配しているオジサンです。