体調不良が続く中でいよいよ呼吸器内科の定期受診でした。
2年前に間質性肺炎(NSIP)で入院してステロイドの大量投与で改善し、退院してからも定期的に検査をしながらステロイドの量を減らしてきて現在(3.5㎎/day)に至ります。
ステロイド治療を安全に効果的に続けるために一番大事なのはどれくらいの間隔でどれくらいの量を減らしていくかに係っているので定期受診は必須なのです。
今回はいつもの採血、胸写に加えてCTと肺機能検査もオーダーされました。
CT検査はただ寝ていれば後は機械がやってくれるので楽なのですが、肺機能検査は何回もかなり頑張らないといけない検査なので殆どの人、特に呼吸器にダメージがある人には嫌な検査だと思います。
何回も指示に従って「吸って吐いてぇ」を繰り返し、挙句の果てに咳が出たりタイミングが悪かったりで「はい、もう一回いきましょ」と言われたり・・
私の場合「上手いですね」と褒められることが多いです。
なぜなら昔は検査をする方の立場だったものですからコツが解っているもので・・
今回の技師さんは新人さんのようで丁寧に小さい声で遠慮がちに指示していましたが、肺機能検査で少しでも良い結果を出すためには声をかける方も大きな声で顔を真っ赤にして患者さんと一緒に吸ったり吐いたりするくらいが良いんです。
さて、全ての検査が整い、診察室に呼ばれます。
H先生が「最近、体調はどうですか?」と聞くので「このところあまりよろしくないですねぇ」と答えると、頷きながら「ずっと下がっていたKL-6が前回の826から急に1029に上がってますね。あと肺活量も1年前より若干悪くなっているので今回は薬を減らすのはやめましょう。」
画像では目立った変化は見えないので、これが一時的なものかあるいは悪化の前触れなのか今回は判定できず、来月また検査をして確実に悪くなっている場合にはステロイドを増量、場合によっては免疫抑制剤の追加も検討するとのことです。
ずっと順調だっただけに不安はありますが、規則正しく無理をせず一カ月後を待ちたいと思います。
心配はさらなる余計な体調不良を呼び込むだけですからね。