ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

福よ、来い

2021-12-28 23:00:06 | 日記


 寒くなりましたね。
 昨日は鹿児島の最高気温が5℃だったそうです。

 胸に爆弾を抱えている身としては朝の冷たい空気は刺激が強すぎるので、誰も居なくてもマスクを着けて外に出ますが今度はメガネが真っ白に曇ってしまい前が見えない。
 時折、白いものまでチラホラと舞ってきたし、今日は外には出たくない。
 なので家に籠ってボチボチと年末のお掃除をはじめたオジサンです。

 玄関の鏡をキュッキュと雑巾で拭いている時にふと横に置いてあるフクロウに目が留まりました。



 もう20年以上、玄関でずっとお客さんをお迎えしている置物です。
 二人で天文館をブラブラしていた時に雑貨屋さんで見つけたつがいのフクロウなんですけど、まあなんともウットリした表情で彼に寄り添う彼女の姿が良いですねえ・・
 うちにもこういう頃があったなあ・・と・・

 いやそういう話ではなくて
 うちの奥さんはフクロウの置物が好きなんです。
 「フクロウ」は、“福郎”とか“不苦労”とか書いて、縁起が良いんだよと言うんですね。
 なのであちこち出かけた時に立ち寄ったお店でかわいいのを見つけるとついつい買ってしまい、いつの間にか家のあちこちにフクロウさんが居座っています。





 単なる語呂合わせで簡単に「福」が来たら苦労はしないんですが、何かを信じることで自分自身も良い方向に向かうよう努めることに意味があるんでしょうな。
 特に日本人はここぞと言う時には神社にお参りに行ったり、お御籤を引いてみたり、縁起物を買って見たり、減を担いだりすることが好きですね。
 我が家の台所の水屋の上でも天照皇大神や氏神様、マック大明神など様々な神々が御座します ので、毎朝二人並んでパンパンと拝んでいます。
 信じる者は救われる、そのためには自分も一生懸命に精進するのじゃあ!
 へへ~っ!てな具合です。

 神さまや福郎さんたちに見守られながら来年が少しでも良い年になりますように!



福ちゃん

福くん

夫婦喧嘩をした翌日はなぜかこういう状況になっていたりする・・・


クリスマスの夜に・・

2021-12-25 23:50:33 | 思い出


 メリークリスマス・・
 と言っても子供たちが皆家を出て行きそれぞれが家庭をもってしまうと、残された二人のオジサンとオバサンの家にはクリスマスもなかなか向こうからはやってこない。

 という訳で昨日はこちらから迎えに行こうと思い、自転車でキコキコとスーパーに向かいました。
 ズラッと並んでいた惣菜と小さなショートケーキ、梅酒やビールを買って帰り、いそいそとテーブルに並べて奥さまの帰りを待ちます。
 二人でささやかに乾杯をして祝うクリスマスイブでした。



 今日も今日とて我が奥さまは職場の同僚女性とランチ会があるとかで、家で一人と一匹でお留守番をするというクリスマスです。
 仕事を辞めて一人で家にいると、こういうシーズンは何か一人だけ無人島に流されてしまったような感じを覚えることがありますね。シクシク・・

 子どもたちが小さかった頃は毎年クリスマスが近づくとサンタさんへのお手紙を冷蔵庫に貼って、24日が来るのを指折り数えていました。
 「言うことをきかないとサンタさんは来てくれないよ」というだけで、期間限定で良い子になっていたあの頃。
 サンタさん代理としてはこっそり手紙を開いてみて、結構な予算オーバーだった場合は、「あのね、サンタさんは世界中の子供にプレゼントをあげないといけないからあまり高いものは買えないそうだよ。」とか耳打ちして交渉したり・・。
 イブの日は妻も腕まくりをして手料理を頑張ったり、小さなツリーを押入れから出してみんなで飾ったり、賑やかな一日でしたね。

 サンタさんのプレゼントも最初は枕元に置いていましたが、それでは面白くないので年を追うごとにベランダだったり、タンスの引き出しの奥だったりとだんだんレベルアップして、見つけた瞬間をビデオで撮ったりなんかしてました。
 仕舞いには誰ひとり見つけられなくて「今年はサンタさんが来なかったあ・・」と大泣きする子供たちを隣の部屋からニヤニヤしながら撮影するサンタさん代理とそれをたしなめる妻。
 でもうちのサンタさん代理はかなり優秀だったようで、子供たちが中学生になってもサンタさんを信じており、友達にからかわれて初めて衝撃の真実を知ったという可愛そうな事件もありました。

 まあ、それはそれで各家庭でいろんな思い出があるであろうクリスマス。
 何年たってもこのイベントだけは良い思い出として受け継がれて行くのでしょうね。 




いつまで続く泥濘ぞ・・

2021-12-23 10:08:39 | 新型コロナウイルス感染症
いつまで繰り返すんだろうなあ・・?
コロナ対策・・
水際作戦・・
しばらくおとなしかったワイドショーも嬉々として「国内でもオミクロン株の感染者が出ました、大変です!」なんて騒いでいるし・・
クリスマスだと言うのに体調もからんで、何とも心が重い日々が続いています。

・新型ウイルスとは何らかの原因で遺伝子の配列が既存のウイルスから大きく変化したもの。
・新型は人に全く免疫が無いので感染すると重症化する割合が高い。
・その後、感染者やワクチン接種が進むことで抵抗力ができ、殆どの人が感染を予防できるか、あるいは罹ったとしても重症化を予防することができる。
・コロナウイルスもRNAを遺伝子とするウイルスなのでこの後もインフルエンザと同様に微妙に変異を繰り返しながら存在していくことになるが、必ずしも危険なウイルスになるわけではなく拡がれば拡がるほど弱毒化していくのが一般的。
・国内にある既存の4種類のコロナウイルスもそういう経過を経て今は普通のウイルスとして毎年、子供の風邪の原因ウイルスとなっている。

疑問
・あれだけ「これからはウィズコロナだ!」と言っていたのに、また大騒ぎをしてお金、人、時間をかけてゼロコロナ対策に戻ろうとしているのはなぜ?
・今後もウイルスが変異を繰り返すたびに国民生活に規制をかける?
・コロナ以上に多くの感染者を出して高齢者を中心に数千人が亡くなるインフルエンザも毎年大流行するのになぜ交通や店の営業を止めない?

 これまでワイドショーが様々な専門家と言われる学者や芸能人を毎日のようにスタジオに呼び国民全体を過剰に怖がらせたことで国も身動きできなくなってゼロコロナ対策を続けるしかなくなった感じ。

 先日、施設に入っている90歳の母が転倒して大腿骨をポッキリと折ってしまいました。
人工股関節に入れ替えるという大手術。
 オミクロン株が出てきたことでまた面会禁止が継続となり大手術にも関わらず、付き添いどころか術後も顔さえ見れませんでした。
 結局、少しだけ会えた兄から様子を聞いて、画像を送ってもらっただけ。
 施設も判ってはいるけれども万が一施設内で感染者が出たら必要以上に大きく報道されるリスクを恐れての対策だと思います。
 県内ではずっと感染者ゼロが続いていても、この一大事に親の顔を見ることもできないとは・・

 近所でいつもお世話になっていたお手頃価格のランチのお店のマスターがもう耐えられないと先週、廃業してしまった。
 
 若い頃、感染症学の師匠がいつも言っていた「様々な情報を集めて、落ち着いて考え、適切に怖がる」という言葉が今、しみじみと思い出されます。



ゴールデンレトリバー

2021-12-15 21:56:46 | 思い出


 先日、息子No.2一家が久々に泊まりでやってきました。
 孫のそー君とひなちゃんはアニメを見たり、部屋中を元気に走り回っていましたが、それに飽きてしまうと残念ながら家の周りに喜ぶような遊び場所がない。
 結局は昼下がりに皆で連れ立って近所の散歩に出かけて川の魚を見たり特急電車に手を振ったりして過ごしました。

 住宅街の路地角を曲がったところで、突然「ワウ、ワウ、ワウ!」と大型犬が金網越しに吠えかかってきました。
 皆びっくりして立ちすくみ、ひなちゃんは泣き出して転びそうになる・・

 なんと犬界の中で最も優しくて大人しいと言われているゴールデンレトリバーでした。
 前にも同じように鎖に繋がれて吠えてばかりいる犬を見ましたが、このゴールデンも庭先に置かれた小さな鉄格子の中で昼夜を問わず、ずっと番犬代わりに飼われているようで相当なストレスが溜まっているのでしょう。

 うちでモコ助の前に飼っていたゴールデンのマックはそれはそれは優しすぎるくらいの犬で近所の猫に威嚇されても逃げ回っていたくらいです。
 マックと兄弟のように育った息子もひなちゃんを抱き上げながら「へぇ?ゴールデンもこんな怖いのがいるんだね」とつぶやきました。

 結局は生きとし生けるもの どんな風に生まれてきたとしても、それぞれが育った環境により良くも悪くも変化していくのだなあ・・。

 わが身を振り返ると子供たちに対して親という立場から自分のやり方や考えを押し付けてしまったことで、いろいろな可能性のある芽を摘んでしまっていたのかも知れません。
 もう今となっては後悔しか残りませんが・・

あの頃確かに家族だったマック・・






特定検診で大失敗した日

2021-12-06 22:05:02 | 健康


 今日は市が行う特定検診に行ってきました。
 国民保険になった春にお知らせが来ていたのですが、持病で定期的に受診しているので自分は必要ないだろうと放置していたら、先日改めて受診の催促が来たのです。
 なんでも受診率が悪いと国からの補助金が減らされるのだそうな。

 実は1週間前にも国立病院でいろいろと検査をしたばかりでしたが、無料だしオラが町のためならと、寒い朝の空気を吸いながら歩いて10分くらいにある最近できたクリニックに到着。

 受付を済ませると、「先ず検尿をしてその後で血圧を測ります。」と言われて、紙コップを渡される。
 まだ新しい個室のトイレには俗にいう男子用便器は無く、家庭用の腰掛けるタイプがあるのみ。
 ここで家のように腰掛けて用を足せば良かったのですが看護師さんが待っているから早く済ませようと、便座をあげて立ったまましようと思ったわけですが、これが失敗だった。

 おじさんトイレあるある・・(え、私だけ?)、初陣を飾った最初のやつらが的を外れてしまい床が大変な事に・・😣
 ま、まずい、初めてのクリニックなのに、今日のトイレ使うの一人目なのにこれはまずい・・

 コップを置いて、備え付けのペーパータオルをわしづかみにすると急遽、密室の中で始まったおじさんのトイレ掃除・・
 外で看護師さんの「どうかしましたかあ?」の声
 「い、いえ、もうちょっとで・・」
 額に滲む汗・・心臓はドキドキ・・
 なんとか見た目は綺麗になるも動揺を隠せないままトイレを出るとすぐ、「はい、血圧を測りますから、椅子に座ってください。」
 おぉ、嫌な予感、万事休す。
 そうです、今の心臓バクバク状況を正しく表した血圧162/105とこれまでの検診で見たことない数字をたたき出してくれました。
 びっくりして直ぐ測りなおす看護師さんですがほぼ同じ結果。
 決まりですからと、そのまま隣の部屋へ連れて行かれて心電図検査までされたのであります。

 診察で何も知らない先生が「血圧高いねえ、結果は1カ月くらいしてから送られて来るけれども悪かった人は赤い紙で保健師の要指導になるみたいですよぉ」とのこと。
 
 だってオシ〇コこぼして動揺して・・なんて言えないし、と思いながらトボトボ歩く帰り道。
 ちなみに家でゆっくりしてから血圧を測ったら136/88でした。

 いろいろと悔いの残る残念な検診となってしまったのであります。