ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

何かと戦っている(かも知れない)おじいさん・・

2020-07-22 23:38:41 | 日記
 朝と夕にモコ助と散歩に出かけます。私にとって前に飼っていたマックの時から1日2回の散歩が日課になっていますが、雨の日も体調が宜しくない日も、1年365日、今日は行きたくないなあと思ったことはありません。
もし、「犬の散歩なんて面倒だし、別に行かなくていいんじゃないの・・」と思う人がいたら、はっきり言って犬は飼わない方が宜しいかと思います。
 だって、うちのモコ助も部屋の片隅で蒸し暑さでぐったりしている時に、私の発する「さんぽ」という単語を耳にしただけで、両耳がピクッと立ち、ムックと起き上がると童話に出てくるバターになった虎のように、テンションマックスで部屋中をクルクル回り始めますから・・

 さて、そういう訳で今日も日差しが熱くなる前に二人でいつもの堤防沿いの道をテクテクと散歩していると、前からなんというか70歳代の硬派銀次郎(古!)とでも言うような爺様が歩いてくるではありませんか。
 この爺様はたまに見かけるのですが、犬を散歩させているでもなく、自らの健康のために歩いているというふうにも思えない・・具体的にいうと、頭には昔のロックンローラーみたいに大きなタオルを巻いて、肩にはいつも長くて大きな太いこん棒(杖ではありません、こん棒です。戦争中の海軍精神注入棒みたいな・・(👈誰も知らんわ))を担いでおり、眼光するどく、左右ににらみを利かせながら歩いているのです。
 これ、ちょっと怖い・・
 都会だったら、ひょっとして通報されちゃったりしかねませんが、本当は世の中の悪や疫病ににらみを効かせて毎日パトロールをしてくださっているのかもしれません。

 今日も気分を損ねてはいけないと思い、すれ違う時に満面の笑みで「おはようございます。」と挨拶をすると、爺様は何も発することなく、小さく頷き去っていかれました。
 いつか勇気を出して、その棒は何のために持っておられますか?と聞いてみたいですが・・・聞かないと思います。

まあ、そんな日々です・・



コロナの検査について思うこと

2020-07-16 22:42:28 | 新型コロナウイルス感染症
 感染者数の増加を受けてPCR検査数をさらに増やすべきと言われています。
もちろん、より多くの人が検査を受けられるに越したことは無いのですが、PCR検査の意味やそもそも何の目的で検査をしたいのかをはっきりしておく必要があると思います。
 
 テレビに良く出演される専門家と言われる人の中にはPCR検査は信頼度が低く70%くらいしか陽性にならないから・・」なんていう人もいますが、現状ではウイルスの遺伝子そのものを捕まえ増幅させて検査をするPCR検査は最も信頼度の高い検査ではないのでしょうか?検体中に必要な量のウイルス(遺伝子)が存在すれば陽性になるし、なければ陰性になる、そういう検査です。
 
 陰性だった人が後で陽性になったりするケースはおかしい、検査ミスでは?と言う人もいましたが、単に検体を採取する時期の問題だと思います。ごく微量のウイルスが体に入ってきたばかりの時点(感染初期)では、濁ったプールに数匹のカエルが迷い込んだようなもので、カエルを捕まえようとしていくらバケツでプールの水を汲んでもなかなかカエルを見つけることはできません。しかし、カエルが100匹~1000匹と増えていけばどうでしょう・・簡単にカエルを捕まえることができるようになるはずです。
 
 コロナウイルスに感染していても初期の無症状の段階ではウイルスはそれほど増殖していないため、綿棒で喉を擦って検体を採取しても、ウイルスを捕まえることはなかなか難しい場合が多いと思います。冬に発熱してインフルエンザに罹ったかもと心配になり、すぐクリニックを受診しても、「まだ陽性に出ないと思うから明日また来てください」と先生に言われるのも同じ理由ですね。
最近では検査をして「コロナ陰性証明書」を持ってくるよう言われるケースもあるようですが、「陰性」だったとしても、その証明は検査当日限定であって、次の日以降は、また検査をしない限りわかりません。
 
 特に症状があって検査をした人は、陰性だったから大丈夫と安心して、すぐ街に繰り出したり、普通に出勤したりすることは避けて、数日間は休んで体調を確認してほしいと思います。
 
 まあ、そんな日々です・・・

 

専業主夫への道 ~おじさん、初めて料理に挑戦する~

2020-07-14 13:05:51 | 日記
 3月でリタイアすると決めた時に仕事を続ける妻に家事までさせるわけにはいかないと思い「家事全般は私がやるから・・」と宣言してしまった・・いや、させていただいた。妻は「料理なんて殆どしたことないでしょ」とばかりに苦笑いしたけど、やるからにはなんとしてもしっかりやりたいと思ったのであります。

 予備知識のほとんどないオジサンであっても、今は昔と違い強力な助っ人が手に入ります。使っているのは「デリッシュキッチン」というアプリで、食材などから作る料理を選んだら、あとは動画のお姉さんの言うとおりに作っていくだけ・・
今のところ、よっぽどやらかさない限りまあまあ食べられるものができているのではと思います。
3か月料理をして分かったことは、味付けは(酒、みりん、しょうゆ)さえあればなんとかなる・・ようです。それさえも無い時には私の最強アイテム「麺つゆストレート」があるさということでした。
あと、毎日となると今日は何を作ろうと決めるのも大変・・それにより買い物に行ったり、行かなかったり・・

 3食に加えて妻のお弁当も早くに起きて作り、掃除、洗濯まで何とかやっているので、妻も最近は「仕事に行ってた方が楽~」と言っております。

 やってみて初めてわかる家事の大変さということでしょうか?
今朝のテレビで、スーパーの総菜売り場でポテトサラダを買おうとした若いお母さんに「母親だったらポテトサラダくらい自分で作って子供に食わせろ!」と見ず知らずの爺様に怒鳴られたという話題がありましたが、私もすっかり主婦目線になり、爺様に「あんたは作ったことがあるのかあ!」と怒ってしまった。

 妻が仕事をやめる日までは、この関係が続くのでしょうが、なんとか頑張ってみようと思います。

 まあ、そんな日々です・・・







感染症法によるコロナ入院について思うこと

2020-07-13 21:56:36 | 新型コロナウイルス感染症
 新型コロナウイルスの感染者数がさらに増加傾向にあります。
東京はもちろんのこと、例えば全国でも少ない方だった鹿児島県でも夜のショーパブがらみのクラスター感染で一気に150名程に増加し、感染症指定医療機関のベッド数も足りない状況のようです。

 感染症指定医療機関ってどういう時に活躍するのかというと、以前からあるが非常に危険な感染症、あるいは全く新しく発生した未知の感染症が国内で発生しはじめた時に、患者、感染者を一人でも早く探し出して設備の整った感染症指定医療機関に入院(隔離)させることで地域的な感染爆発を防ごうというものです。
入院勧告に基づく半強制的な入院になるので費用は全て国が面倒を見ることになります。

 症状の有無に関係なく、検査で陽性となった全ての感染者が基本的に入院するので、今のところ若い人を中心とした無症状の感染者がかなりの割合で感染症病床を利用しており、今後は重症化のリスクが高い高齢者や基礎疾患を持った人などが陽性になった時にスムーズに入院治療を受けられなくなるという事態も心配されます。

 本来の指定医療機関の運営時期は流行初期の封じ込め期(保健所の疫学調査で感染者がどこで、誰から感染したかを概ね把握できる段階)であって、疫学が追えなくなった時期(どこで感染したか不明の者が大部分となった時期)には役目は終了し、全ての医療機関で患者の診療を始めることになるはずですが、なかなか国も正式にアナウンスをしませんね。

 なので東京や鹿児島でも指定医療機関を守るため、自治体独自に無症状の人などを受け入れる宿泊施設等を確保しているようです。
4月の段階と違い、現在は検査実施件数も大幅に増加したことが、感染者数が増えている一因にもなっており、重症化や死亡の割合も以前よりかなり減ってきているとのこと。

 マスコミも感染者が増加しているグラフだけ示して「大変です!感染報告数が再び増加していま~す!」と不安を煽るだけではなく、分母(検査件数)やそのうち重症者の割合はどれくらいなのかというグラフも示した上で、多角的な説明をしてほしいものですが・・

コロナ感染者数が再び増加に転じたが・・

2020-07-13 21:54:30 | 新型コロナウイルス感染症

 新型コロナウイルスの感染者数が再び増加に転じていますね。まあ、それはそうだろうと思うわけで・・。

 4月に流行が一度ピークを迎え、国は国民に自粛を要請し、人々も怖がってしっかりと家に籠ったことで徐々に感染者数は減っていきました。しかし、この時もウイルスは宿主(ヒト)の体内に入り込んで自分の仲間を増やそうと街中で待ち構えていたわけです。(ウイルス自体も活動自粛していた?)

 ついに5月の連休開けに非常事態宣言が解除されましたが、「ウイルスが消えた、これで大丈夫」と思った人たちが一気に市中に繰り出したことで、ウイルスたちも喜び勇んで取りつき始めた状況です。

 新型のウイルスに対して免疫を獲得するには、感染するか、あるいは人工的に作られたワクチンを接種することで体内に抗体を作るしかありません。

 流行が始まった時に学校を休校にしたり、国民に自粛要請を行うのは、とにかく流行の勢いを緩和させる(爆発的な感染拡大により医療体制を崩壊させない)ことが目的で、ピークを先に先に追いやって、その間にワクチンを開発し、リスクの高い人から順に接種をして、国民の尊い命も可能な限り守ろうという目的のものです。(2009年の新型インフルの時にもそういう行動計画があり、そのとおりに行われた)

 今回も「外出自粛すれば終息する・・、ウイルスが消える・・」と思った人がいたかもしれませんし、マスコミ、特にワイドショーが、「感染症の専門家」や「感染症に詳しい医師」などを連日呼んで、「大変だ、大変だ」と大連呼するものだから、保健所にクレームまがいの電話が鳴りやまず、症状もないのに「検査をしてくれ」と医療機関に殺到して(逆に感染の機会を自分で作っている?)職員は本来やるべき業務を行えないという大変な状況もあったそうです。

 とにかく、今回の新型ウイルスは世紀の一大事みたいな言い方がされていますが、パンデミックは何千年に一度というものでもなく、最近では2009年にも新型インフルエンザがパンデミックになり、その前も1957年の「アジアインフルエンザ」、1968年の「香港インフルエンザ」、1977年の「ソ連インフルエンザ」と、何回もパンデミックを起こしています。

 病原性については新型ウイルスに対しては誰も免疫を持っていないので、通常のウイルスよりも重症化することは免れませんが、ただワイドショーのように重症化した人や亡くなった人のことばかりを取り上げることで、過剰に人々を恐れさせている気がします。季節性のインフルエンザでも、毎年、数千人が亡くなっていることなどについては全く言われません。

 今回の症状も同じ呼吸器感染症のインフルエンザとほぼ同様なのですが、インフルエンザと違うのは現段階でワクチンや治療薬が無いこと。いわばワクチンもタミフル、リレンザ等も無い頃のインフルエンザの流行と同様と思えば、パニックになるほど怖がる必要もないと思うわけです。

 私も20年前にインフルエンザに罹りましたが、1週間熱が下がらず、背中や腰、関節痛でベットから起きることさえできませんでしたし、多くの高齢者や小児は肺炎や脳炎を引き起こし亡くなっていました。

 今回のパンデミックも特に心配しないといけないのは、高齢者や乳幼児、妊婦さんのように免疫力が低下している人とか私のように基礎疾患を持っている人ですね。

感染症について良く言われることは、飛び交ういろんな情報に惑わされることなく、「正しく怖がる」ということだそうです。