誕生日が続いた２月

　父が亡くなった２月１２日は９７歳の誕生日でした。

　まあ、俗に言う大往生で今となっては長生きができたお祝いみたいなものでありました。

　そして２月１６日はモコ助先生１０歳の誕生日。

　さらに翌日２月１７日は我が家の初孫ユー君の誕生日でした。

　前日がモコ助や当時の隣国の首領様の誕生日だったので、ママが何とか頑張って出産を翌日に持ち越した・・ということではなかったようです。😅

　モコ助も股関節脱臼（これはもうオジサンが悪いのですが・・）で入院したくらいで元気に１０歳を迎えられました。

　前犬のマック君のように車内でおとなしくできないので、途中でお店に寄るようなドライブにはなかなか連れて行けないのですが、夫婦ともフリーになる４月からはお利口さんに待てる練習をしてもっと一緒に山や公園やらに出かけて見ようと思います。

　最近、フードだけではプイと横を向いてなかなか食べなくなったモコ助先生ですが、誕生日にはちょっと高めの缶詰フードを山盛りにあげたら、あっと言う間に完食したのでした。

　　斎場から持ち帰ったお花がなんとも・・・

　　

　さて、ユー君の方は何でも良いと言うので、反ってどんなプレゼントにするか分からないまま、アマゾンのサイトをグリグリしているとふと宇宙探検グッズみたいなものが目に留まりました。

　なんでも今はやりのVRゴーグルが付属しており、それを装着して見ることでリアルに宇宙を探検する気分を味わえるのだとか・・

　将棋の興味も続いており腕もどんどん上がっているようなので、タブレットを買ってあげてAIと対戦させてあげても良かったのですが、後に続く孫たちが５人も控えているとなると最初からあまり高価なものもねぇ・・と。

　さあ、１０年後くらいに藤井聡太を負かす少年棋士が颯爽と登場したら、もしくは２０年後に国内初の火星探検宇宙飛行士が誕生したら、その時はうちのユー君かも知れませんので注目しておいてください。😁

　あ、モコ助の１０年後のことは・・

父を送る・・

　お葬式のお話になります。

　嫌な方はスルーしてください。

　ハッピーバレンタインデーの日にこの話は無いなあと思い、今日の投稿です。

　施設に入居している父の方が少し前にコロナに感染してしまい、翌日には母も感染してしまったことは前にも書きました。

　心配しましたが二人とも大事には至らず回復し、検査でも陰性になり、また喧嘩をしながら同室で仲良く暮らしていたのです。

　ところが父の方が１０日程前から急に元気が無くなり怠さを訴えたことから併設のクリニックで診てもらったところ、軽い肺炎になっているとのことで再度入院。

　兄から聞いて会いに行っては見ましたがこのご時世、面会どころか顔を見ることも叶わず、その後は電話で様子を聞くのみの日々。

　

　数日たってご飯も食べられているし、早くばあちゃんの所へ返せと怒っているとのことで、退院させるとのこと。

　完全に回復していたのかは疑問が残りますが迎えに行った兄が言うには、母の顔を見るなり互いに手を叩いて喜んでいたそうなので、まあ、良かったのかなと。

　会いに行っても具合が悪いようには見えなかったので、それからは穏やかに暮しているんだろうなと思っていたところでしたが…

　この前の土曜日、深夜１２時過ぎに兄から電話があり、「親父が急に腹痛を訴えて看護師が処置をしている最中に急に心臓が止まったようだ。」と。

　とりあえず兄も施設に行き確認をして電話をするとのことで待機していましたが、１時過ぎに「だめだった・・」との連絡があったのでした。

　すでに心の準備はしていたので車を走らせて９０分の夜道を急ぎました。

　まさに日付が変わり９７歳の誕生日の日の大往生。

　悔やまれるのは、ただ、ただ、人生最後の数年間は狭い施設の中だけが自分たちの世界で、自由に散歩すらも許されず、子や孫との面会も禁止され、触れ合うこともできないままガラス越しに顔を見るだけであったことです。

　この春には・・年が明けたら・・コロナが無くなれば・・自由に会えるからね、もう少し、あと少し我慢してとずっと言い続けてきましたが間に合いませんでした。

　斎場で何年かぶりに触れた頬からはすでに硬く冷たい感触しか伝わって来ずに、自分の無力さを噛みしめる他はありませんでした。

　車いすで父に寄りそう母も父の頭をなでながら「また生まれ変わったら一緒になるんだよ・・」と泣きじゃくりながら叫びます。

　本当は両親とも隣同士の個室があったのですが、父の方が寂しかったらしく無理やり同じ部屋にベッドを入れて同居していました。

　母はたまには一人でゆっくりしたいのに・・と良く愚痴をこぼしていましたが、夫婦と言うもの、いざ互いを失ってしまうと良かった思い出しか残らないのかもしれません。

　綺麗な布団に寝かされた父。

　何十年もの間、子供たちに剣道を教えてきた人だったので右手にはあちらへの道中の魔よけに木刀を持たせました。

　家族葬でどこにも連絡しなかったのにも関わらず、すでに大人になっているかっての剣の教え子たちが何十人も弔いに来てくれました。

　９７歳、大往生。

　葬儀の最後には皆でありがとうのことばと拍手で送ったのであります。

　

（追伸）なんとかもらえたチョコの味

　バレンタイン前は買い物もいけないくらいだったので、今年は諦めていたチョコでしたが何とか確保できました。

　良かった、良かった・・

　その上、「２個も！」と思いましたが１個は単に自分が食べたかった奴だとか・・。

　いつものようにナッツが入っていないことを確認してパクリ・・

　疲れた体に甘いチョコは格別でござんす。

　気になるのは何気に「来年も要るの？」と聞いた相方さん・・

　やっぱり義理か？

毎年恒例、厳かに贈呈式。

ナッツは入っていないことを確かめた後に、わざわざモコ助に見せびらかして食べるの図。

気が付いたらバレンタインデー

世間はバレンタインデーだそうです。

が、このところ夫婦別々に昼も夜もずっと行ったり来たりだったので、今年は妻義理チョコももらえないかなあ…

お天気は穏やかだけれども・・

　今日は朝から暖かい日差しが柔らかくて春が来たような穏やかな日です。

　コロナの方も何回目かの一段落のようで、テレビの報道も幾分減ったようだけれど、最近は「ルフィ」だとか「スシローがどうした」だとか連日報道しているな。

　ちょっと前には大阪湾に迷い込んだクジラについても毎日中継していた。

「岸辺には大勢の見物客が訪れていますが、専門家の話では刺激を与えないことが大事だそうで、注意してほしいとのことです。」だって・・。

　弱っているクジラの真上でバタバタとヘリを飛ばしながらそれが言えるところが凄い。

　回転ずしの迷惑行為も嫌なニュースだな・・・。

　もはや未熟な少年のいたずらで済まされる問題ではない。

　迷惑行為とか不適切な行動とか言ってるけれど、間違いなく犯罪ですもの。

　これを知った多くの人は寿司屋さんから足が遠のくのでは・・。

　テレビでは毎日、その動画を繰り返し流しながら、「お店の風評被害が心配です」なんて言っているけれど、毎日、何回も見せ続けることでさらなる風評被害を助長しているのではないですかねぇ？

　殆どの寿司屋ではこういうことは無いはずだし、管理もしっかりしているのに「寿司屋は危ないですね。行きたくないですよね、ね、ね？」と言いいふらしているようなものではないかな？

　風評被害が心配です、と言いながら、見たくもない動画を繰り返し流して、見た人に「うちの近くの店もひょっとして・・」って、さらに風評被害を広げている事はわかっているのかな？

　最初のニュースで流すのは仕方ないとして、あとはその後どうなったのか？店はどういう対策をとったのか、その都度知らせてくれるだけで良いのに、毎回見たくもない動画を垂れ流すのは違うでしょうと思う。

　考えて見ると、SNSで視聴回数を増やそうとして呆れた行動をする輩も、拾ってきたその動画を流し続けて視聴率を稼ごうとするテレビ局も五十歩百歩なのかも知れない。