ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

安らぎを求めて栗を探す旅に出る

2023-09-26 23:00:31 | 街歩き、ドライブ、旅行


 「いつも仲良しで良いですね~♡」なんてコメントをもらったりします・・・

 なぜならば・・・
 それは仲の良い時のエピソードしか書いてないからなんですねぇ…怖いですねぇ〜。😱
 でも、どこの夫婦だって喧嘩くらいしますよね、ね、ね・・

 と言う訳で、ある一言を発端に3日間ほど口を利いていなかった土曜日の朝の夫婦の話ですが、あまりの窮屈な時間に耐えられなくなったオジサンは「あのぅ、あのさあ、道の駅に栗でも買いに行こうか?」と誘ってみた。



 喧嘩した日に相方さんがひとりで栗を買いに行ったのを私は知っている。
 去年も渋皮煮を作るために遠くの道の駅に行ったのだが、今回はタイミングが悪かったのか買えなかったようなのだ。

 「遠くまで行かなくても栗野の物産館とかにはあるかも知れないよ。もし無くてもドライブでもすれば気分転換にはなるんじゃないか?」と言うオジサン。

 「気分を変えないといけないようなことを言ったのはどこのどいつだい、あんただよぉ・・」 なんて言われそうだったが、「じゃあ、行ってみようかな・・」と。

 そういう言う訳で、支度をして湧水町栗野に向かった。
 何しろ地名が栗野ってくらいだから栗はいっぱい取れるはず・・・である。

 1時間ほど走って物産館に到着する。

 おぉ、あった、あった、ありました。売り切れてはいかんと開店早々に到着したのが良かったのか棚の上に栗の袋詰めが一杯並べてあった。
 その他にも採れたて野菜やお菓子やお弁当も次々に購入してカゴに入れて店を出る。

 さて目的は達したけれど、折角なのであちこちと車を走らせてみる。
 いつもの丸池湧水では澄んだ水の流れを見つめて乱れた心を落ち着かせたり・・
(私の心を乱したのは誰なんだい?・・あんただよぉ(しつこい))



 何をお願いしているのかドキドキしながらカメラを向けるオジサンである

わしらはなあんも知らないニャー


 駅に展示してある蒸気機関車に乗ってみたり、林の中で人目を気にしながら二人で銀杏を拾ったり(く、臭いけど)、バブルの頃には賑わっていたであろう公園で弁当を食べたり、散策したりと、なんとか平穏な日が帰って来た…と思っているオジサンなのでした・・

 め、めでたし、めでたし・・・

バブル期に整備された公園 塗装の禿げたキリンは何を思う・・

歩道はアレですが銀杏をいっぱい拾った


本日の収穫の一部

オジサンはただ見守るだけ














いちま〜い、にぃ~ま〜い…

2023-09-22 19:20:21 | 日記


 仕事をリタイアした頃に「これからはいろいろと節約をせねばならぬのだよ・・」と誰に言うでもなく呟いたオジサンはいきなり家計簿をつけ始め、そして同時に貯金箱を買ったのでありました。
 100円ショップとかで良く見る「◯万円たまる」っていう缶カンの奴です。


 毎晩、財布の中の残金を確認するうちに入っていた500円玉を貯めていけばいつの間にか結構な額になるのではないか・・と思った次第ですね。

 それからと言うもの500円玉を発見しては、ほくそ笑みながらチャリン、またチャリンと貯金していった訳ですが、そんなに毎日500円玉があるわけでもなく思ったほどは貯まらない。

 なのでスーパーや自販機で支払うときに、例え小銭があってもわざわざ1000円札を引っ張り出してお釣りを小銭でもらったり、相方さんの財布をそっと開いて500円玉が入っていたら自分の1000円札と交換したりと、涙ぐましい努力を続けた3年間。

 缶を持ってみるともう全力じゃないと持ち上がらない程に重くなってます。
 「これはもう50万に近い額が入っているにちがいない!助さん、もうこれくらいで良いでしょう・・」なんて水戸の御老公様みたいな心境になり、ついには開缶の儀を執り行うことになったのであります。

 キッチンの引き出しの奥ですっかり忘れ去られていた錆びた缶切りを引っ張り出してくると、ぎこちない手つきでキリキリキリと大きな缶の蓋を開けて行く相方さん。

 そして、ジャジャ〜ン


 え?
 なんだ?
 まだ3分の2くらいしか溜まってなかったの?

 重さに騙された・・・500円玉を舐めたらあかん!!

  話は違うが丘みどりさんの鹿児島の温泉で撮ったCM・・良いです・・

 ま、気を取り直して二人していくらになるのかを数えていきます。
 途中、モコ助の襲撃にも会いながら、「いちまい、にまい、さんまい・・」とすべての500円玉を数え終わると占めて32万2500円也。

 さあ、これをどうするかということになりましたが、結局、30万を銀行に持っていき入金となりました。

 ここで失敗したのが初めての硬貨入金で手数料を見誤ったことです。
 銀行の受付には珍しい肩までありそうな長髪のお兄さんが「手数料330円です」とボソッと言います。
 オジサンは事前に確認したのですが1000枚までは無料と勘違いしていたのである。

 なんとか事が終わって帰りがけに「200枚までは無料だから3回に分けて来てもらえば手数料要らなかったんすけどねぇ。」と先ほどのお兄さん。

 あのね、どうせならね、お願いした最初に教えてくださいな・・






 

線状降水帯を避けて走る

2023-09-18 23:58:21 | 街歩き、ドライブ、旅行


 大分2日目・・

 昨夜は温泉にどっぷりと浸かったので部屋に帰ってもなかなか汗が引かず、タオルや肌着を何回も替えることに。
 「生足」とか言って人目を盗んで写真撮っている場合ではなかった・・

 相方さんの方は温泉から上がる前に水風呂にしっかり入ったから・・と涼しい顔をしてます。
 そりゃ分かっているけれど、血圧の薬を飲むほろ酔いの初老オジサンにとって水風呂は危険なのだよ。

 酔いも汗も落ち着いて、さあ寝ようかなと灯りを消したのですが、枕が変わったり隣に別な人(相方さん)が寝ていると思うとなかなか寝付けない。
 40年以上連れ添った嫁さんに気を使ってどうすんじゃと思いますが、そういう人なのでどうしようもない。
 新婚の頃はそりゃ枕を並べて仲良く寝た頃もありましたけど、この長い間に何か失ったものがいろいろとあるのでしょう・・
 結局、数回は目が覚めたけれどもトータルでは5時間程は眠れたので良かったです。

 素泊まり予約でしたが、朝バイキングが850円で追加できるとのことだったので急遽いただくことに。
 田舎のオジサンはここぞとばかりにあれもこれもとプレートに乗せて回る。 
 朝カレーもコーヒーもお代わりして満足な朝でした。



 部屋に帰りまったりしていると「長崎辺りで線状降水帯が発生しました」とテレビがしきりに言っています。
 お天気アプリで確認したら、なんとその雨雲が帰り路である熊本方面にジワッと流れてくるらしい。
 最近はアナウンサーが眉間にシワを寄せて「直ちに命を守る行動をしてください!」なんて言葉も付け加えらるので、こちらもムムムとなってしまいます。



 もし熊本が通行止めとかにでもなればモコ助の迎えも間に合わなくなるし、宮崎ルートもありますがこちらはどうも鹿児島までの距離が長いので、時間は同等ですが高速料金は馬鹿にならない。



 とにかく予定を変えて先ずはお土産を買い、それから実家に寄ってお義母さんの顔をもう一回見てから帰ることにしました。

 私たちを見ると「まあ、良くおいで!」と喜んでくれた義母でしたが、聞くところによると昨日私たちが来たことは忘れていたようです。
 まあ、元気で何回も喜んでもらえるのならそれはそれで良いのかなと。

 いつものように畑で作っている野菜を後部座席に満載してもらって鹿児島への帰路についたのであります。
 帰り道をお兄さんに相談すると、「延岡までは川沿いの山道を走り、そこから高速に乗って都城で降りて後は10号線を帰れば良いんじゃないかな」と教えてくれました。

 予定がかわりどこにも行けなかったので途中の道の駅に何回かより、言われたコースで帰ると時間も高速代も熊本廻りと殆ど変わらない感じで家に帰りつけたのでした。





 奥から抱かれてきたモコ助が私に気づいて「フンフン」言いながら尻尾を振っているのを見た時にいつもより愛おしく思えてホッとしたのは言う間でもありません。





誕生日に大分へ向かうオジサン

2023-09-16 19:34:58 | 街歩き、ドライブ、旅行


 先日は66歳という11年に一度のゾロ目の誕生日を迎えたオジサンです。
 果たして次の77歳も元気に迎えられるのであろうか?などと考えると、それはそれで貴重な1日である気がする。

 で、そんな誕生日の朝でしたがバタバタと準備をして相方さんの実家のある大分へと向かった二人。
 向こうのお母さんも96歳となるので、先日急に亡くなった私の父のことなんか考えると会える時に会っておくべきであると言うことになったのです。

 あれこれ身支度を整えていると、相変わらず何処かに連れて行って貰えると勘違いして喜びまわっているモコ助でしたが・・。
 「すまんすまん」と思いながらペットホテルの奥に連れて行かれる寂しい後ろ姿を見送り高速へと向かった。



 熊本空港を降りると今回はいつもの57号線ではなく、阿蘇の南を走る28号線を進んだ。
 途中にある道の駅『あそ望の郷くぎの』

 目の前に阿蘇の山々を望む気持ちの良い場所で、ここでは車中泊もできるし、無料のドッグランもあります。







 楽しそうに走っている大型犬を柵越しに眺めていたら、今度こそはちゃんと「ペットと泊まれる宿」を探して3人で旅に出るぞと思った次第であります。

 さて、その後は思ったよりもすごく細い山道のカーブが続きましたが、なんとか無事に走り切り昼過ぎに実家に到着。
 お母さんは2本の杖をつきながらも元気に出迎えてくれました。
 何しろ、子、孫、ひ孫たちと4世代10名が一緒に住んでいるので、毎日の賑やかな生活が元気の秘訣に違いないと思うのであります。


 
 しばらく昔話や近況の話で歓談してほんのりとした時間を過ごした後、「ではそろそろ・・」とホテルに向かおうとしたらお兄さんが「あぁ、もう夕食は頼んどるけんな、食べて行ってもらわんと困るんで!」と。

 寿司盛りやら大分名物の鶏唐揚げやらの御馳走がテーブルに並びました。
 近くに住む相方さんのお兄さん、お姉さんも会いに来てくれて、思いもよらず誕生日の乾杯までしてもらったのであります。

 久々にビールも飲んで赤ら顔をしたオジサンは、明日も来ますと言い残して相方さんの運転でホテルに向かう。
 前回も泊まった所で、基本ビジネスですが天然温泉に加えてレストランも安くて美味かったのでリピートしました。


 温泉は10時までは立ち寄り客がいるけど、「今日は少ないですよ」と言われたので酔い覚ましも兼ねて少し赤い顔のままで入る。

  温泉では恒例:オジサンの生足・・

 直ぐに先客が出て行ったので、「さあ、ゆっくり浸かるか」と思った途端、ガラガラとドアが開いてまるでドリフのコントを見るような感じで10名くらいのマッチョな若者たちがワッセワッセと入って来た。
 どうやら近くの大学で合宿中の運動部が練習終わりに汗を流しにやってきたようである。
 
 一応、壁には「黙浴」と貼ってはありますが、もはや時期的にも年齢的にも無理がありますね。
 オジサンもしばらくは湯船の片隅で、「あのフォーメーションが・・」とか「誰だれはまだ復帰できないのか?」とかまるでメンバーの一人かのように一緒になって聞いておりましたが、のぼせそうになったのでそそくさと退場したのであります。

 では、おやすみなさい。







5年目の検診結果は如何に

2023-09-11 23:37:00 | 間質性肺炎


5年前の秋、2回目の鹿児島マラソン完走を目指してジョギングに励んでいたオジサンでしたが、何故か咳が止まらない。

 念のためにと掛かり付け医を受診したところ直ぐに呼吸器の専門医に見てもらいなさいとなった。
 で告げられた病名が『間質性肺炎』と言う厄介な病気。

 ネットやブログの情報に一喜一憂しながらも気管支鏡や肺生検なんて普通は一生経験することのない検査が続き、2ヶ月の入院治療の後は3か月毎に受診をして経過を観察してきた5年間でした。

 炎症を押えてくれたステロイドも1年半前にゼロになり、近頃もらっているのは病気とは関係ない湿布薬や漢方薬ばかりです。
 
 今回は採血に加えて1年ぶりのCTと肺機能検査もあり、薬を止めたことで悪化の兆候が無いかを詳しく調べました。
 最近は台風が近づくと咳が増えたりしてたので、いつも以上にドキドキしながらの待合室でありました。

 「ドンマックさ〜ん、5番のお部屋にどうぞ。」
 と主治医のM子先生の声。

 結果は…

 「CTも肺機能もそれから血液検査も変わりなく大丈夫そうですね。肝心のKL6とか今までで一番下がったんじゃないかしら?」と。

 二人してニンマリと微笑む。

 この調子なら半年に1回にもできますけど?と言われたが、別に忙しい身でもないので今まで通り3か月でお願いする。

 次の予約も入れて部屋を出ようとした時に、先生がカルテを見ながらあ、ドンマックさん、明後日が誕生日なんですね。おめでとうございます。」と言ってくれたので、「あ、何も気を使わないでくださいね。」と冗談で返すと「じゃあ何にも無いけど…笑顔で…」と、ニッコリ微笑んで見送ってくれたのでありました。

 いつも以上にドキドキして入った診察室でしたが、出る時には違う意味のドキドキとほっこりで身も心も軽くなるという現金なオジサンの5年目検診だったのであります。