ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

間質性肺炎日記 ~疑い患者となる~

2018-10-31 22:58:34 | 間質性肺炎


2/11/2018
 クリニックで「間質性肺炎かも?」と言われ、「肺炎」なら抗生剤とか何か薬を飲んでおけば大丈夫なのかなと、家に帰ってから軽い気持ちでググってみると、これがまあ、なんとも目を覆いたくなるような情報(治療法は無く予後は極めて厳しい・・等々)のオンパレード・・

 でもまあ、この時点では専門外のクリニックの意見で、念のための検査だし、別に咳以外はどうかあるわけでもないし・・と、それほど深刻には考えていなかったのである。

 そして、翌日の午後、そのクリニックから職場に急に電話がかかってきて、2,3日かかると言っていた検査の結果が知らされた。

「あの・・あのね、あなたのKL-6だけど3,853もあるんですよ! 普通の人は500以下が正常で、間質性肺炎の人でもだいたい1000前後なんだけどね・・。こんなに高い数値を見たのは私も初めてなんだよね! 紹介状書くからすぐ国立病院の呼吸器内科に行きなさい!すぐだよ!良いですか!」と、半ば命令のような口調で告げられた。

 昨日のことを私から聞いていた職場の同僚たちは、病気や検査値のことをネットで調べて、厳しい病気だということを知っていたみたいで、それまではワイワイ賑やかに話していたのに、その電話の後は急に皆が沈黙して私に話しかけてくる人がいなくなってしまったのである。

 そして急遽、翌日も休みをもらい紹介された国立病院に行くことになったのであります。

間質性肺炎日記~長引く咳の原因は?~

2018-10-30 21:59:22 | 間質性肺炎


30/10/2018

 2018年の秋のことだった。
 半年後に定年を控えていた私に同じ係の若者たちが、「退職の記念として3月の鹿児島マラソンに係みんなで走りましょうよ。」と言ってきた。
 走るのは元々好きな方で若い頃には指宿マラソンや桜島ハーフマラソンに参加したのだが、ある年にインフルエンザで棄権してそれっきりになっていた。

 今回の鹿児島マラソンは明治維新150年という記念すべき大会で参加希望者もかなり多いと聞いていたが、まさか自分が走ろうなどとは夢にも思っていなかったところ、若い女性たちから口々に囁かれ、ついついOKしてしまった次第である。
 結果的には殆どが初心者だったにも関わらず、我が「チームドンマック」は全員が時間内に完走することができて本当に心に残る良い思い出となった。

 新しい年度になり4月から違う職場で再雇用として働くことになった。
 1日中パソコンと向かい合う仕事で椅子に座ったまま殆ど動かなかったため、折角締まっていた体もだんだん元に戻ってきたので、これではいかんと夏頃からジョギングを再開することにした。

 順調に距離を増やしていったが、どうも去年とは違う。
 普通に走れるのだが走り終わってクールダウンをする頃に咳が出始めるのだ。
 そういえば、夏くらいから職場でも変な咳が出ていたな。ひどい咳ではなく、コホッ、コホッという小さな咳が人との会話の合間、特に電話を受けて話している時にとか・・。
 あと出勤途中の車の中でラジオに合わせて歌い始めると、すぐ咳き込んでしまって、そこで歌えなくなるということがあった。
 うがいや風邪薬でしばらく様子を見たのだが改善せず、仕事の帰りに掛かり付けのクリニックで診てもらうことにした。

 先生は胸に聴診器を当てて、「まあ、大丈夫だろうけど念のために胸のレントゲン撮ってみようか?」と言うことになり撮影する。
 それを見た先生は、
「う~ん、肺のこの下の方なんだけどね・・。
 白くモヤモヤって曇ってるでしょ。これはスリガラス様陰影って言って「間質性肺炎」の特徴なんだよね。
 でも、CRPとかLDHは正常だしねえ。
 まあ、うちは専門じゃないからはっきり言えないけど、一応、KL-6というこの病気の検査を外注してみょうね。
 2、3日かかるけど結果が出たらすぐ電話するから・・」
と言うことでその日は帰ることになったのである。