今日7月14日(木)は714に因んで内視鏡の日。
私はそれより一日早い昨日、内視鏡の検査を受け、「なんともありません」とのお墨付きを頂きました。この15年間は、毎年自ら進んで、ご近所の鈴木医院で検査を受けてきました。
自分から、内視鏡の検査を受けるに到ったのは、あるショッキングな事実に出合ったからです。家人の友人で、バリュウムを飲む胃がんの定期検査を毎年受けながら、食道がんの発見が遅れ、11月に痛みから医者に相談したところ、既に手遅れの状態。その後僅か1ヶ月後、50歳代の若さで亡くなられた方がいました。そこでバリュウムを飲むより発見の精度が高そうな内視鏡検査を受けようと、鈴木医院を訪れました。
鈴木先生曰く「内視鏡の方が発見率が高くなります。各種定期健診でも内視鏡検査を実施すれば良いと思いますが、費用の関係でそこへは踏み切っていないのが実情です」と。以来内視鏡検査を受けることにしています。早期に癌が発見されれば、身体にメスを入れることなく、内視鏡による手術が可能になるかも知れません。治癒への取り組み早いほど、精神的にも身体的にもより少ない負担での癌治療が可能と考えました。”早期発見、早期治療”です。
しかし、初めは、いや現在もこの検査、兎も角いやです。喉と胃が過剰反応してしまいます。でもこの道のベテランの家人曰く「先生は内視鏡の検査が非常にお上手」と。私もその言葉を信じようとしています。検査時には、室内に心安らぐ音楽が流れ、多分薬剤師免許をお持ちの、先生の母上が、背中をさすってくれるという好状況の中で初めて、私の様な身体の痛みに弱過ぎるものは何とか内視鏡検査に耐えられているのです。
友人のKさんのように、鼻から入れる内視鏡検査を受ける人が、次第に増えてきています。私もその方法を考えようと思いますが、今暫くは鈴木医院での口を通しての内視鏡検査を、毎年受け続けようと思っています。