マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

尾瀬盛夏

2011年07月17日 | 

  町内会の元気トリオKoさん、Kuさん、私の3人で、7月15日(金)~16日(土)に掛けて、尾瀬に行ってきました。Koさんは尾瀬に一度は行ってみたいと語っていましたから、何度も尾瀬に足を運んだKuさんと私が尾瀬をご案内しようとの話がまとまっていました。都内銭湯巡りの延長線上のイベントです。
 のっけから費用の話でなんですが、尾瀬へアプローチの交通費は、JRと路線バスを利用すると意外に高くつきます。そこで”夜行バスではない往復バス”をネットで検索した結果、新宿⇔尾瀬直行便が往復7000円で購入出来ることを知り、1ヵ月前にネット予約しておきました。

 7月15日(金)
  新宿(7時20分)→<尾瀬直行便 3時間40分>→(11時)戸倉(11時10分)→<マイクロバス 30分>→(11時40分)鳩待峠→<徒歩 50分>→山の鼻→<徒歩 2時間>→第二長蔵小屋

 7月16日(土)
  第二長蔵小屋→<徒歩 2時間>→沼尻→<徒歩 1時間>→大江湿原→<徒歩 2時間半>→大清水(16時10分)→<尾瀬直行便 3時間50分>→(20時)新宿


 二日間快晴に恵まれ、気がおけない仲間との快適な山旅となりました。ただ今夏、快晴の日々が多いのに、尾瀬を訪れる人は、例年に比べ少ないそうです。例えば第二長蔵小屋への15日の泊り客は30名強、16日は流石に100名ほどだそうですが、ウイークデイは相当空いているとの話。
 尾瀬は新潟県・群馬県・福島県の3県に跨り、ここ下田代十字路は福島県に属します。更に、尾瀬の地は、1951年(昭和26年)の東京電力設立時に前身の会社から引き継ぎ、東電は尾瀬の所有権と水利権を所有します。そういった背景からか、結果として尾瀬への入山者が大幅に減少しているとの事。
 そのお陰で3人は個室でもお独り8400円の宿泊費で済みました。当初は16日(土)に宿泊予定でしたから、一日前倒しの宿泊日変更は大正解でした。
 今回のレポートは”尾瀬盛夏 写真展”にしました。


山の鼻周辺に一周1Kmほどの”自然観察コース”が出来ていました。その事を初めて知りましたから、ここをのんびりと一周。背後は至仏山。









そのコースにはヒオウギアヤメ(?)かカキツバタ(?)の大群落が。今まで見た中で最大級です。










尾瀬ヶ原で。振り返り仰ぐ至仏山。












牛首付近でのニッコウキスゲの群落












第二長蔵小屋から観る満月












至仏山に沈みゆく満月。16日早朝撮影。












ワタスゲもこの頃の尾瀬を彩る高山植物のひとつ。












大江湿原付近でのニッコウキスゲの大群落。ここから沼田街道を遡れば沼山峠に至ります。その付近にあったニッコウキスゲの大群落は鹿の被害により絶滅の危機とか。







大江湿原でのニッコウクスゲと燧ケ岳。












長蔵小屋付近から見る燧ケ岳。













三平下へ到る途中で。尾瀬沼と燧ケ岳。