マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

教える日々に

2012年12月05日 | 身辺雑記

 高熱原因は「マイコプラズマ肺炎」では無かったらしい。しかしこの間、仕事や遊びで4つのドタキャンをしてしまった。福寿会健脚3人組での筑波山登山、都高教退職者会々員のインタビュー、それと中学と高校での勤務。その中学勤務は11月29日(木)に休むと、2回連続の欠勤となるので、少し無理をした。その後、昨日も出勤に及ぶと、何と数学科の先生が風邪でお休みとの事。

 先生がお休みだからと言って自習にはしないで、補教と称して、その時間に空き時間の先生が替わりにその教室に出向き、更に用意された課題をやらせるシステムとなっている。昨日、出勤すると、副校長から「補教の手伝いをして下さい」との話があった。要するに補教の先生と一緒に教室に行き、生徒が分からない問題や質問に答えてあげて欲しいとの依頼。

 前にも一度あった事だが、私の出番の多いこの補助の仕事は、何時もより張り切る。何時もだと担当の先生の説明が20分~30分あり、その後、それに該当する問題が出されて初めて、私の出番がやって来る事が多い。昨日の様に、プリントを完成して提出しなければならないと、生徒は問題に取り組むや否や、いきなり質問をする事もある。質問が途切れると、机間巡視(きかんじゅんし 業界用語です)をして、取り組んでいる問題を、上から覗いて、今後数学を学ぶ上での致命的間違い(展開公式の覚え間違いとか)をしている事に気が付くこともある。その様な時は要らぬお節介をやく事にしている。
 普段の受身の姿勢より、昨日は積極的にこちらから動いた。初めて行くクラスなので、初対面ではあったが、数学が苦手と自称する生徒からは執拗に質問を受けた。自惚れて書けば、波長が合ったのだろう。教える事が好きだった身に、そのことを思い出させてくれる一瞬だった。私の名前は始業時に紹介されたのに、特に気にも留めなかったのか、こんな時に名前を聞かれたりする。それなりの支援が出来た事が嬉しいし、何かに感謝したいような気持で、昨日は中学を後にした。