昨夜、尾瀬から帰京。その様子を綴る前に、7月30日(土)の花火鑑賞会について記しておきたい。
隅田川の花火を我がマンション屋上から鑑賞する会は今年で10数回目となった。
準備開始の18時、まず新理事さんたちが屋上に集まり、座席用のシートを敷き、お菓子類を並び始めた。並行して電灯の設置と配線も終了。ピザ・唐揚げ・ウインナー・氷・缶ビール・軽飲料水も到着し、ビールを冷やし始めた。今年はワインを新メニューに加え、台座の上に陳列した。 久し振りに天体望遠鏡をお願いしておいた住民のKさんが、19時前にはセットを完了し、まず火星観察が可能になった。焼きそばは妻が自宅で調理し、これも到着した。この様な状態で19時5分頃、浅草方面で花火が打ち上げられ始めた。後はどの程度の数の住民の参加があるかを待つのみとなった。(写真:セット完了した天体望遠鏡)
延べ50人ほどの方が参加し、遠くに打ち上げられる花火を楽しんだ。皆さん、花火もさることながらアルコールやコミュニケーションを楽しんでいるように見受けられた。私は、この会を始めた頃と様子が大きく違ってきていることに気が付いた。以前はシートの上に座布団を敷き、座って花火を鑑賞している高齢の方が多かったが、今年はその姿を全く見かけなかった。その代わりに比較的若い夫婦とその子供さんの参加が目立った。管理組合の理事を務めて来た方たちを第一世代と呼べば、その尊属の参加は無くなり、その子供の第二世代と孫の第三世代の参加へと様変わりしていた。親が注意しても、シートの上を走り回る幼子がその象徴だった。このマンションでも世代交代が着実に進んでいることをハッキリと知ったのだ。(写真:花火はマンションから見て、スカイツリーの両サイドから打ち上げられた)
昨年はマンションの大規模修繕の為鑑賞会は中止。その影響もあってか今年の参加者は多数。この2年間に引っ越されて来たニューフェイスの方々も数人見受けられた。ラジオ体操仲間も来られた。
天体望遠鏡は火星から土星へと向きを変えていた。私も土星の形をハッキリと見た。楕円の中に円が内接している形が鮮明に見えた。この日屋上にいた多くの住民がその姿を見たはずだ。
花火・お酒・土星・会話を楽しんでいるうちに、花火は20時30分に終了し、その後の片付けは皆さんの協力で15分ほどで終った。今年の花火鑑賞会は例年以上に盛り上がりを見せ、私も充実感を感じながら花火鑑賞会は幕を閉じた。
後日、住民の方から「鑑賞会とても楽しかったです」と言われ、私はとても嬉しかった。