寄る年波には平泳ぎ@群ようこ
あらすじ(「BOOK」データベースより)
震災直後のスーパーマーケットでの強欲おばちゃんに辟易、「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」を習慣にして物減らしに挑戦、黒い網タイツの女子学生に吃驚、親子の因果を改めて確認、インターネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。我が道をいけばいい。-人生の視界が広くなるエッセイ。
群さんのエッセイ、好きです。「そうだそうだ!」と共感したり、「ぎょっ!」と群さんと一緒に驚いたり、そして「プッ」と笑っちゃったり。まっとうに生きていこうとする真面目さと、ユーモアのある視点を持つ群さんとおしゃべりしているような気持ちにさせてくれます。
例えば「自己嫌悪の日々」という作品で、目の前で転ぶ人を見た場合にどうするか?どうするのが正しいのか?を、群さんはいろいろあれこれ考えて、私もいろいろあれこれ考えて、群さんと一緒の対応だなと思ったり。そしてこの件で群さんは自己嫌悪に陥るんだけど、その後にまた自己嫌悪に陥る出来事が! それは字の読み間違い。もう笑っちゃいました。
驚いたのは「本との距離」という作品で、子供が読書感想文を書くのに、本を読まずにDVDを見て感想文を書けば楽だと考える人がいるということ。もうね、信じられませんでした。私は本を読んでできた頭の中のイメージが壊れるから映像は見ないということはあるけど、その逆とは! 「消えた生ゴミ」という作品も衝撃的でした!
ただ「親という立場」という作品で、母親に対する群さんの感情は、私とは違うなぁと思いました。
最後にこの本のタイトルとイラスト、エッセイとしっくり合ってるような気がします
あらすじ(「BOOK」データベースより)
震災直後のスーパーマーケットでの強欲おばちゃんに辟易、「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」を習慣にして物減らしに挑戦、黒い網タイツの女子学生に吃驚、親子の因果を改めて確認、インターネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。我が道をいけばいい。-人生の視界が広くなるエッセイ。
群さんのエッセイ、好きです。「そうだそうだ!」と共感したり、「ぎょっ!」と群さんと一緒に驚いたり、そして「プッ」と笑っちゃったり。まっとうに生きていこうとする真面目さと、ユーモアのある視点を持つ群さんとおしゃべりしているような気持ちにさせてくれます。
例えば「自己嫌悪の日々」という作品で、目の前で転ぶ人を見た場合にどうするか?どうするのが正しいのか?を、群さんはいろいろあれこれ考えて、私もいろいろあれこれ考えて、群さんと一緒の対応だなと思ったり。そしてこの件で群さんは自己嫌悪に陥るんだけど、その後にまた自己嫌悪に陥る出来事が! それは字の読み間違い。もう笑っちゃいました。
驚いたのは「本との距離」という作品で、子供が読書感想文を書くのに、本を読まずにDVDを見て感想文を書けば楽だと考える人がいるということ。もうね、信じられませんでした。私は本を読んでできた頭の中のイメージが壊れるから映像は見ないということはあるけど、その逆とは! 「消えた生ゴミ」という作品も衝撃的でした!
ただ「親という立場」という作品で、母親に対する群さんの感情は、私とは違うなぁと思いました。
最後にこの本のタイトルとイラスト、エッセイとしっくり合ってるような気がします