読売屋お吉 甘味とぉんと帖@五十嵐佳子
あらすじ(「BOOK」データベースより)
両親の死後、女手ひとつで妹弟を育てた二十五歳のお吉は、とびきりの甘味好き。働いていた菓子処が暖簾を下ろすと、ひょんなことから、読売書き見習いに。人気者のお気に入りの菓子を紹介するため、歌舞伎役者の市川團十郎と尾上菊五郎に初取材すると、團十郎の亡き父との思い出の一品を捜すことにー。健気なお吉とほっこり甘い菓子が、心をときほぐす人情帖開幕。
読売書き見習いになったお吉、控えめでやさしく、読売書きとしてやっていけるか心配だけど、得意とする甘味を武器にがんばる姿が初々しく応援したくなります。甘味を食べるお吉、表現するお吉はさすがです。取材相手が歌舞伎役者やなんやと有名人ばかりで、そんな簡単に会えるの?取材できるの? という気はするけれど、笑いあり、涙あり、人情あり、もちろん甘味ありでほっこりします。お吉を雇った光太郎は仕事に厳しいけれど面倒見がよく、先輩の女性読売書きお絹はおっかないけど、それがビリリとアクセント。読売の絵描きの真二郎は絵はもちろん上手で、体も鍛えてて、機転が利いて、癖があって、これまたビリリとアクセント。江戸の男社会でお吉がどのように働いていくのか、そしてひょっとして真二郎とどうにかこうにかなるのか、気になるところです。シリーズ化されているようなので、続きを読んでみようかな。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
両親の死後、女手ひとつで妹弟を育てた二十五歳のお吉は、とびきりの甘味好き。働いていた菓子処が暖簾を下ろすと、ひょんなことから、読売書き見習いに。人気者のお気に入りの菓子を紹介するため、歌舞伎役者の市川團十郎と尾上菊五郎に初取材すると、團十郎の亡き父との思い出の一品を捜すことにー。健気なお吉とほっこり甘い菓子が、心をときほぐす人情帖開幕。
読売書き見習いになったお吉、控えめでやさしく、読売書きとしてやっていけるか心配だけど、得意とする甘味を武器にがんばる姿が初々しく応援したくなります。甘味を食べるお吉、表現するお吉はさすがです。取材相手が歌舞伎役者やなんやと有名人ばかりで、そんな簡単に会えるの?取材できるの? という気はするけれど、笑いあり、涙あり、人情あり、もちろん甘味ありでほっこりします。お吉を雇った光太郎は仕事に厳しいけれど面倒見がよく、先輩の女性読売書きお絹はおっかないけど、それがビリリとアクセント。読売の絵描きの真二郎は絵はもちろん上手で、体も鍛えてて、機転が利いて、癖があって、これまたビリリとアクセント。江戸の男社会でお吉がどのように働いていくのか、そしてひょっとして真二郎とどうにかこうにかなるのか、気になるところです。シリーズ化されているようなので、続きを読んでみようかな。