Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

ヒメハギ

2013年04月25日 | トンボ


初めてその存在を知った。なかなかに魅力的な花だが、なぜ今まで気に留めなかったのか?
何かの質感に似ていると思って良く考えたら、線香花火だった。



コサナエは今が羽化の盛りだ。
まるで泥の中から生えてくるようだ。



今年もタイミングを逸してしまいそうな予感。

春の楽園

2013年04月22日 | トンボ


DA☆55mmF1.4開放。

春は新規発生するトンボが色々いてどれを攻めるか迷ってしまって困るものだが、そうこうしているうちにもうゴールデンウイークに突入してしまう。
早くも羽化ピークを終えてしまうものもそろそろ出てくるので、ある程度狙いを絞って行かなくてはならなくなってくる。



ダビドサナエは今が羽化の最盛期だろうか?
執念で買い戻した(笑)FA135mmと、フレクトゴンでの撮影。



以前は見るのにさほど困らなかったコサナエは、近年、見かける機会が徐々に減ってきて、ここ数年はろくなシャッターチャンスがなかったが、今年は草むらでくつろぐ小集団に出会うことが出来た。コサナエには元々ある種特別な思い入れがあるので、若い個体にこういうシチュエーションで出会えたのはとてもうれしかった。フレクトゴンと今年新機軸のDA55mm。


リングの弱み

2013年04月20日 | トンボ


昔から良く知られたことだが、球面系被写体の超接写ではリングライトがあまり歓迎できない効果を付与してしまう。
これはシグマ24mm逆さ付けでの標準的なリバースマクロ(2倍相当?)時に、リングライトを付けて撮影したもの。リングの写り込みが出るのはお約束で、人間のモデル撮影の時等はこの写り込みが魅力を引き立てるものなのだが、トンボの場合はファインダーで覗いている時は面白いものの、展開してマジマジ見ると何だこりゃ!?の世界になってしまう。使用したリングライトは先日の記事にも書いたように、超接写では補助光として思った程活躍してくれない。この画像もISO800まで上げてかろうじてブレを防げたくらいである。

そもそも超接写の場合はある程度引きでとった全身像の場合と違って、(摩訶不思議なとろけの世界を演出する場合を除き)ピント深度が深くないと説得力を持たないので、この画像よりもさらに深く絞り込む必要があり、そうなると手持ち撮影でブラさず撮るのは低感度では相当難しくなる。この画像の場合は、多分f8~11くらいまで絞り込んでいるかな?と思うが、逆さ付けではデータが残らないし、第一レンズの絞り表示のついたゴムがもう溶けてしまっていて(笑)クリック数でどのくらい絞ったか?を判断するしか無い。このくらいの深度だと複眼よりも鼻先にピントが来ていた方が絵になる感じがするので、鼻先あたりにピントを持ってきている。

24ミリ通常取り付けにリングライトなら、f8くらいに絞り込んでもiso100でそこそこ早いシャッタースピードが切れるので便利なのだが、超接写の場合はストロボ閃光が必要ということになってくる。まあ、超接写は基本的にしないので、リングストロボ等を揃えるつもりは毛頭ない(そういうアイテムだったらもっと面白いコレがあるが、かさばるので滅多に持ち出さない)。一応、リングライトも瞬間発光モードにできるが、閃光時間はせいぜい1/200秒かもしれず、被写体をぶらさず止める効果は無いに等しいかもしれないが、また機会があったら試してみよう。

過去に似たような玩具的アイテムが出ていたかもしれないが、物撮り専用レンズとか言って、レンズ本体前面枠にライトが円周状に埋め込まれた、レンズシャッター同調発光機能付き本格的高倍率マクロレンズとか出たら面白そうだし、そこそこ売れそうな気もするが。すでにiPhone用のライト付き顕微鏡レンズみたいなものも出てはいるようだが、本格的な交換レンズでそういうのが出たら面白そうだ。小型電池使用のステップアップフィルター形状のねじ込み型リングライトとかならフレアの問題がある程度クリアできれば撮影便利グッズですぐにでも出回りそうな気はする。そういえば、スカウター方式のリモートファインダー(出来ればワイヤレスHDMIでカメラのファインダー情報を、片目にはめたスカウター形状のファインダーで遅滞無く見ることが出来るみたいなもの)も出たら売れそうな気がするが。

オープン戦開幕

2013年03月28日 | トンボ
今年の三月は、ここ数年にくらべ有り難い暖かさの日が多めである。
しかしながら、なかなかそういう日に体が空かなくてフィールド効果が殆どないというのが、現在までの自分の状況だ。
本日は、天気が悪めの予報だったので、フィールドは難しいかな?と思っていたが、朝起きると日がさしかけている様子なので、とりあえず春の蝶でも。。。と思って出かけることにした。



蝶の方はまあまあ好調というべきなのか?ロクな写真は撮れなかった(上はいずれも鬼トリミング)ものの、お目当てのミヤマセセリやコツバメも見かけ、トラフシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミなども出始めた。肝心のトンボの方は、まだ羽化には期待していなくて(仮に出ていたとしてもまだ数は少ないだろうから、写し時ではない)、春のシーズン開幕前のプレシーズンとも言うべき、越冬性トンボの探索と相成った。昼過ぎにはいわゆる春の天気パターンで、日がさして気温も上がったので、越冬性スタンダードの2種はさして苦労もなく見つけることが出来た。



ただ、シーズン最初なので、大事をとって200マクロで記念ショット。

2012年を振り返る (夏編2)

2013年03月23日 | トンボ


まだシーズンまで間がありそうなので、昨シーズンを引き続き振り返ってみたい(笑)
冒頭は夏の好敵手、コシボソヤンマだ。最近はトンボを撮る人も増えて、夏にチャ
レンジする向きも多いのではなかろうか。昨シーズンは2年ぶりに挑み、望遠マクロ(左)
と広角(右)の二方向から攻めた。
広角は従来から良く用いていた撮影スタイルで、比較的容易な部類に入るが、望遠での
撮影は真っ向から挑むスポーツ的スリルがあって実に楽しかった。撮影距離を固定して
体前後だと比較的簡単に撮れるが、それだと面白みが半減してしまう。確率は落ちるが、
ヘリコイドを回して追尾する撮り方でモノにしたのが冒頭のショットだ。短時間の内に
うまく集中できれば、90mm開放の薄いピントでもここまで追い込める。
問題は、いかにして高速飛翔を止めるか?だが、一眼レフにはフォーカルプレーンシャ
ッターの制約があり、高速シャッターで完全に止めるのは実は難しい。
今シーズンも是非機会を持って、撮影距離や撮影法を再検討して挑んでみたい。



コシボソヤンマだけでなく、夏は飛ぶトンボの撮影に燃える時期でもある。
オニヤンマは、久しくちゃんと撮影していなかったが、昨シーズンは少しまともに
対峙してみた。ゆったり飛ぶ大きな被写体なので、飛翔撮影練習には最適の素材と
も言え、自分もトンボ撮影を始めた頃、世田谷の方で練習した記憶がある。
ただ、昨今は各地で個体数が減り、目にする機会自体が少なくなってしまった。
昨シーズンも夏前半にはあまり見かけず心配したが、8月後半にはだいぶ見かける
ようになって撮影機会を持てた。
ハネビロエゾやタカネなどの金緑は、暗い場所での撮影が多く、ISO感度(ノイズ)や
シャッタースピードなどの条件との駆け引きになる。暗くてピントの山が見え辛い中、
なるべく自然光をメイン光源として撮影するギリギリの攻防が面白い。
最終的には、待ち時間も含め、自分の体力気力との勝負になってしまうが、良いショット
が得られたときの喜びに変わるものはない。



産卵撮影も意欲をかき立てる「独立分野」だ。
エゾトンボの産卵シーンは、好天時にはあまり拝めないかもしれず、その意味で遠征時の
悪天候は功を奏したかもしれない。ただし、悪天下では露光条件が厳しかった。
マルタン産卵シーンは、静止態撮影や黄昏飛翔撮影、はたまた羽化撮影とも違って、独特
の難しさがあるだろう。状況的には静止や羽化と条件が近いが、問題は被写体が落ち着か
ないことで、シャッターチャンスが短いという厳しさがある。ストロボを使う手もあるが、
多灯システムでも組まない限り、味気ない記録写真になってしまうので、自然光を重視し
たが、露出設定には苦労した。今シーズンも機会があったら、より良い条件に導けるよう、
研究したい被写体だ。
ヤブヤンマは、昨シーズン全般に少なめで、出現も初夏から盛夏にずれ込んだ感があり、
産卵シーンにはなかなか巡り会えなかったが、晩夏にギリギリ機会を持つことが出来た。
ルリボシヤンマ産卵シーン撮影機会は元々少なかったが、昨シーズンは二度程チャンスに
恵まれてラッキーだった。なかなか条件の難しい撮影だが、ISO感度を400で妥協すること
で、どうにか絵にすることが出来た。



晩夏の川撮影は、ここ数年の夏の楽しみだったが、昨シーズンは極端な大雨、渇水が繰り
返された影響で、サナエの戻り個体が異常に少なく、実につまらなかった。
今年は洪水とか渇水とかなければよいが。。。





2012年を振り返る (夏編1)

2013年01月29日 | トンボ


自分の場合、トンボ撮影を楽しさを中心に突き詰めて行くと、結局夏の撮影が一番面白いということを今更ながら
実感できたのが2012年だった。この傾向は二、三年前からあり、夏のトンボが姿を消すとシーズンが終わったかの
ような寂しさを覚えるのだ。
冒頭は、HDクラッシュで失ってしまったお気に入りのショットを取り戻す為に出かけた時のショットだ。



当然ながらQde魚眼を試した訳だが、もう一つ工夫が足らなかった。2009年にGX100で写した羽化の画像(上)の
インパクトには勝てなかった気がする。



上記のLostShotを取り戻す為に狙ったのは、同じく脱出途中直立姿勢のカットだが、左はちょうどこれから羽化
しようと上陸していたヤゴを見つけた時のカット。しかし、不用意に近づいたため警戒してしまい、うろうろ
歩き回ってなかなか羽化を始めず、右側の羽化不全を直立姿勢と勘違いして写しまくっている間に、羽化を完了
されてしまった。そんなわけでこのコマンドは2013年の新たな課題として残った。



フレクトゴンの描写を追求したショット。自分とは少なからず縁のあるオゼイトは是非フレクトゴン独特の色合いと
ボケ具合で表現したいと望んだが、草むらのオスカットはもう一歩狙いに届かない結果に終わり、距離とボケ具合
を知り尽くしておく必要があると痛感した。♀のカットはシダの葉と絡めたが、独特の写りが出てまあまあ納得の行く
カットになった。三枚目のコバネアオイトは、自分としては雰囲気系ショットとして春のダビド羽化に続いてかなり
うまく行ったと思う。四枚目は2012年に力を入れて写そうと思っていたモノサシトンボ。面白いチャンスを今ひとつ
活かしきれなかったが、まあまあ面白い感じには撮れた。何しろ猛暑の中での撮影で集中力を欠いたのもある。猛暑
だけは勘弁して欲しいものだ。



そして夏の楽しみと言えば、裏ヤンマのぶら下がり(影ヤンマ)の撮影である。
今年は新規入手の雲台とライブビュー等を駆使して、従来よりも慎重に時間をかけて写すことに楽しみを見いだした(笑)。
ただK-5のライブビュー画面は解像が不確かで拡大してピントの確認がやり辛い!ビューファインダーも稼働してピント
合わせを慎重に行ったが、集中力が途切れると失敗することが多々あった。2012年はtamron90mmを多く使ったが、
トンボの倍率の面での追い込みが難しく、135mmくらいのレンズが欲しいところだった。そう思って一度70-200も
稼働したが、重くて扱い辛いので懲りた(笑い)



夏と言えば金緑!2012年はタカネとハネビロエゾの撮影が面白くてこの二種の撮影枚数がやけに多かった(笑)。
両種とも従来に比べ落ち着いて撮影でき、♂の飛翔に関しては従来よりゆとりのあるショットが得られた。
ただハネビロエゾの産卵に関しては、まだ力が入ってしまってなかなかうまく写せなかった。今期はもう少し
落ち着いて写せると思うので、またチャレンジしたいところだ!

(夏編2に続く?)




2012年を振り返る (初夏編)

2013年01月24日 | トンボ


先日に引き続き2012年を振り返ってみたい(笑)。
今回は、初夏編。

2012年は、とにかく自分がこう撮りたいと望んだシャッターチャンスには全く恵まれない一年だった。
自分の日頃の行いの悪さを痛感した一年でもあった。
それでも好きなものはやめられない訳で、期待を裏切られても裏切られてもただでは転ばんぞ!と
意地になってフィールドに出た一年でもあった(爆笑)。



2012年の目玉にしようと思っていたフレクトゴン35mm、ヘリアー75mm、Q+魚眼のうち、
ヘリアーだけはあまり活躍する場がないまま終わってしまった(一応、フィールドでは度々稼働
したものの、あまり面白い絵が撮れなかった)。ハッチョウトンボは年に一度は写すことにして
いるが、2012年は雨でも晴れでもない半端な天気の日に90,75,35,Qと個人的注目機材で写した。
フレクトゴンで写した左側は随分ハッチョウトンボらしく(笑い)写っているが、これは別に
小ささを表現しようとした訳ではなく、普通の感覚で写したらこんな風に写っただけ。元々、自分
はへそ曲がりなので小さいものをどうやって小さく表現しようなんてことはあまり考えない。
Qで写した右は普通の広角風画像になってしまったが、Qの情報の豊富さが功を奏したショットにはなった。



2012年初夏は、ちょうどQ+魚眼の扱いに慣れてきた頃だったので、手当たり次第とにかく「Qde魚眼」を実践した。
従って、ハイ魚眼で寄って写しました!的な工夫の少ないショットのオンパレードになってしまった。
これらはその中では比較的面白く撮れたかな?というものだと思う。いかんせん、トンボは小さいのであまり
デフォルメは効かないから、こうした失敗を機により魚眼らしさを追求するという自分の好みとは真逆の方向に
進むことになってしまった(笑



2012年初夏は、フレクトゴンの面白さにちょうどはまっていた時期でもあり、フレクトゴンの神通力を素直に
信じていた頃だ。お陰でショットを量産してしまい、シーズン途中で飽きてしまうという事態に陥った訳だが、
その裏味でフレクトゴンの本当の魅力の片鱗も少しわかった気がする。
来シーズンはその辺を踏まえて引き続き愛用していきたいものだ。



2011年よりチャレンジしているオナガサナエの夜間羽化撮影。2012年は子供を連れてバーベキューでもやるかな
と思っていたが、ゲリラ豪雨が続いてそれどころではなくなり、本番に臨んだ日もものすごい濁流の中での撮影に
なってしまい、下手をすれば翌日に「男性濁流にのまれて云々。。。」という記事になりかねない状況だった。
今年は異常気象は少なくあって欲しいものだが。。。

(夏編につづく?)

2012年を振り返る (春編)

2013年01月17日 | トンボ


年を越してしまったが、昨年を振り返ってみたいと思う(笑)。
冒頭は、昨年より導入したPENTAX Qに専用魚眼レンズをつけて撮影したアオサナエだが、このシステムは
速写性に欠けることにはがっかりしたものの、ほぼ期待通りの描写をしてくれた。
このカットは昨年から必需品となったオリジナルカレンダーの1月の画像に採用した。



つい最近も爆弾低気圧で大雪が降った(自分もその影響を受け、当日帰宅に苦労した)が、昨年4月の爆弾低気圧
との因果関係を否定できないのがこのホソミイトトンボ。個人的には、地元では実に36年ぶりの出会いとなった。



春は大体ムカシトンボから始まるが、昨年も地元で羽化をどうにか確認。成熟個体が飛翔するポイントも一応掴んで
はいるが、チャンスが少な過ぎて、2011年に続きほぼワンチャンス状態だった。




2011年は、アポランター90mm(代表作)とDA35mmマクロ(代表作)が機材の目玉となったが、何と両方とも盗難に
遭ってしまった。
2012年は心機一転し、機材の目玉の一つとなったのが、フレクトゴン35mm。当ブログでは度々このレンズでの画像を
取り上げてきたが、実にオールディな写りをするのが面白くてだいぶはまってしまった。残念ながら、絞りの壊れた
ジャンクを掴まされたので、普通に絞った描写を見ることが出来ないが、ただでは転ばない自分なので、色々と細工して
楽しませてもらった。また、PENTAX独自のホワイトバランス CTE との相性も良く、ホワイトバランス設定込みの撮影
の楽しさも今まで以上に味わった。2013年の目玉は現在構想中だが、M42の扱いは煩わしいので多分新機軸で行く予定(笑)。



冒頭にもあるPENTAX Q+専用魚眼レンズも、2012年の目玉となったシステムだ。
羽化、静止個体の魚眼撮影は、そのうち飽きるだろうと思っていたが、思いのほか面白く、シーズンいっぱいこの撮影システムは
稼働した。2011年は、K-xまたはK-20DにDA14mmをつけた広角撮影がこの手の手法だったが、周辺流れが個人的に気になって
仕方がなく、最初は嫌いだった魚眼の描写もだんだんその面白みがわかってきたので、完全にこちらのシステムに取って代わり、
2012年中はDA14mmの出番は殆どなかった。

(初夏編につづく?)

2013年到来

2013年01月01日 | トンボ


あっという間に過ぎ去った2012年であった。
そして2013年。去年まではトンボ年が数年続いたが、今年は音楽と半々の年になりそうだ。
無論、このブログはトンボ中心で構成して行くので、今年もより良いトンボ写真を目指して精進したい!

寒い秋

2012年11月04日 | トンボ


今年は残暑が間断なく続いたせいなのか、秋を感じるようになってから
同時に寒さも感じるようになった。10年程前にウスタビガ探索に出かけた
11月初頭は20度を超えるような日が続いたような記録が手元に残っている
ので、11月に入ってからの気温もどちらかと言えば低い部類に入ると思わ
れる。



今日はそういった日々の中でも比較的暖かい一日だったが、所用で家を空けられず
日中はフィールドに出ることが出来なかった。


赤月

2012年10月30日 | トンボ


先日の夕刻撮影で少し楽しみを覚えたので、70-200ズームを久々に試したくなって
出かけた。



複合技(笑)を使っているが、全く何が言いたいのかわからないショットになっただけで
なく、見ていると酔ってしまうのは良くない。



ズームなら程よい画面配置を構成しやすいと思っていたが、展開してびっくり!
開放なのに何ともいびつな夕日が写ってしまった。これではダメだ。。。
夕日はすぐに沈み、暗くなってきたが、当然出てくると思っていた月が出てこない。
おかしいと思って何度もあたりを見回していると、突然地平線から巨大な赤月が上ってきた!



CTEだと夕日のように赤く写ってしまったので、月っぽくなるように色温度を下げて現像。
月とトンボの位置にこだわった結果、トンボの格好があまりよろしくなくなってしまった。残念!

Lost shotを撮り戻す

2012年10月26日 | トンボ


キトンボ連産ショットがシーズン終盤撮影だったためにマークせず救い損ねて、めぼしいショットを
殆ど失っていたことにだいぶ経ってから気づいた。是が非でも撮り直しておきたいところだが、
ここ二年程キトンボ連産をちゃんと撮る機会を持っていなかったので、果たして気力を高めて
写すことが出来るか?が鍵となった。
冒頭は2009年に写したもので、バックはともかく200マクロで画面いっぱいに捉えたショットだった。
昨夏のHDクラッシュで元ファイル消失、展示用にリサイズしたファイルしか残っていない状況だ。



今回も用事が入って出かけるのが遅くなり、連産撮影に間に合うか??微妙なところだったが、到着後
とりあえずいつもの定位置のキトンボを冷やかしに行くと、視野の隅に連産姿が見えたので直行!



いきなり撮り直しに成功(笑)。今回は青バックで陰影のコントラストもついた。



久しぶりにキトンボホバリングの撮影をした。実に順光に映えるトンボだ!今シーズンもこれでほぼ全日程終了()。
あとは消化試合をどれだけこなせるか?といったところだが、時間を取るのが難しくなってきた。