Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

ラッキーの星

2013年04月29日 | トンボ


背面ショットは実は好きだ。やっぱり自分の目から見たトンボの真の姿はコレだと思うから。
いよいよ明日、新兵器が到着する。割と楽しみ~。。。

ヒメハギ

2013年04月25日 | トンボ


初めてその存在を知った。なかなかに魅力的な花だが、なぜ今まで気に留めなかったのか?
何かの質感に似ていると思って良く考えたら、線香花火だった。



コサナエは今が羽化の盛りだ。
まるで泥の中から生えてくるようだ。



今年もタイミングを逸してしまいそうな予感。

春の楽園

2013年04月22日 | トンボ


DA☆55mmF1.4開放。

春は新規発生するトンボが色々いてどれを攻めるか迷ってしまって困るものだが、そうこうしているうちにもうゴールデンウイークに突入してしまう。
早くも羽化ピークを終えてしまうものもそろそろ出てくるので、ある程度狙いを絞って行かなくてはならなくなってくる。



ダビドサナエは今が羽化の最盛期だろうか?
執念で買い戻した(笑)FA135mmと、フレクトゴンでの撮影。



以前は見るのにさほど困らなかったコサナエは、近年、見かける機会が徐々に減ってきて、ここ数年はろくなシャッターチャンスがなかったが、今年は草むらでくつろぐ小集団に出会うことが出来た。コサナエには元々ある種特別な思い入れがあるので、若い個体にこういうシチュエーションで出会えたのはとてもうれしかった。フレクトゴンと今年新機軸のDA55mm。


リングの弱み

2013年04月20日 | トンボ


昔から良く知られたことだが、球面系被写体の超接写ではリングライトがあまり歓迎できない効果を付与してしまう。
これはシグマ24mm逆さ付けでの標準的なリバースマクロ(2倍相当?)時に、リングライトを付けて撮影したもの。リングの写り込みが出るのはお約束で、人間のモデル撮影の時等はこの写り込みが魅力を引き立てるものなのだが、トンボの場合はファインダーで覗いている時は面白いものの、展開してマジマジ見ると何だこりゃ!?の世界になってしまう。使用したリングライトは先日の記事にも書いたように、超接写では補助光として思った程活躍してくれない。この画像もISO800まで上げてかろうじてブレを防げたくらいである。

そもそも超接写の場合はある程度引きでとった全身像の場合と違って、(摩訶不思議なとろけの世界を演出する場合を除き)ピント深度が深くないと説得力を持たないので、この画像よりもさらに深く絞り込む必要があり、そうなると手持ち撮影でブラさず撮るのは低感度では相当難しくなる。この画像の場合は、多分f8~11くらいまで絞り込んでいるかな?と思うが、逆さ付けではデータが残らないし、第一レンズの絞り表示のついたゴムがもう溶けてしまっていて(笑)クリック数でどのくらい絞ったか?を判断するしか無い。このくらいの深度だと複眼よりも鼻先にピントが来ていた方が絵になる感じがするので、鼻先あたりにピントを持ってきている。

24ミリ通常取り付けにリングライトなら、f8くらいに絞り込んでもiso100でそこそこ早いシャッタースピードが切れるので便利なのだが、超接写の場合はストロボ閃光が必要ということになってくる。まあ、超接写は基本的にしないので、リングストロボ等を揃えるつもりは毛頭ない(そういうアイテムだったらもっと面白いコレがあるが、かさばるので滅多に持ち出さない)。一応、リングライトも瞬間発光モードにできるが、閃光時間はせいぜい1/200秒かもしれず、被写体をぶらさず止める効果は無いに等しいかもしれないが、また機会があったら試してみよう。

過去に似たような玩具的アイテムが出ていたかもしれないが、物撮り専用レンズとか言って、レンズ本体前面枠にライトが円周状に埋め込まれた、レンズシャッター同調発光機能付き本格的高倍率マクロレンズとか出たら面白そうだし、そこそこ売れそうな気もするが。すでにiPhone用のライト付き顕微鏡レンズみたいなものも出てはいるようだが、本格的な交換レンズでそういうのが出たら面白そうだ。小型電池使用のステップアップフィルター形状のねじ込み型リングライトとかならフレアの問題がある程度クリアできれば撮影便利グッズですぐにでも出回りそうな気はする。そういえば、スカウター方式のリモートファインダー(出来ればワイヤレスHDMIでカメラのファインダー情報を、片目にはめたスカウター形状のファインダーで遅滞無く見ることが出来るみたいなもの)も出たら売れそうな気がするが。

April Fool工作

2013年04月01日 | その他
そもそもエイプリルフールは、嘘をついて楽しむ日なので、子供の頃はそれが楽しくて仕方なかった訳だが、責任のある大人にもなると、一日中びくびくして過ごさなくてはならない。そんな4月1日、買い物で出かけた折に野暮用で寄ったジェイムスのレジでポイントカードを進められ、店員の押しも強かったのでそのままポイントカード会員になったら、特典としてマイクロドライバーセットをくれた。昨日あたりからちょっと工作して接続小道具を作りたいと思っていたので、一応タダで手に入れたマイクロドライバーを有効活用することにした。



有効活用と言ってもドライバーとして使ったのではなく、樹脂のレンズリアキャップをくりぬくのに使ったのだ(笑い)。
つい先日の記事で取り上げたY社のマクロリングだが、せっかくなので24mmの逆さ付け拡大マクロ(多分2倍マクロ)でも有効活用したい。そんなに拡大マクロは使わないから、セロテープで仮止めでも良いのだが、何かもう少し確実な接続方法はないか?考えていた。



ペンタックス純正で昔はリバースtoリングアダプターが存在したようだが、今は手に入れることすら難しい。色々考えた末、レンズリアキャップを利用できるかも?と思い立った。レンズリアキャップは2個セットで500円ほどで手に入れられるが、その500円を使う前に、手元にあぶれていたシグマ用のリアキャップをマクロリングの62mmアダプターに冗談ではめてみたら、何とピッタリ!これを活かさない手はない!!



こんな風に62mmアダプターにはめ込める。



レンズのお尻に発光部が取り付けられる格好になり、さながら蛍レンズである。



一応実用かどうか?接続して撮影。24mmリバース f9.5。
通常の広角マクロよりも遥かに近づくため、マクロリングの光が周囲に逃げてしまい、あまり光量は稼げないが、それなりには使えそうだ。