昨シーズンは、イマイチなショットばかりで泣いた。
写しやすい気もするのだが、意外と落とし穴が多い。
実は今回、春先にこれなら作れそうと思って自作した折りたたみ式ディフューザーを
試すという目的もあった。100円ショップのPPケースを利用したもので、自分として
は珍しく使えるものを作った感があった。コンパクト収納、取付撤収手間要らず、発光
面が大きく、日中シンクロ時の散光効果に期待していた。
残念ながらさほど効果は感じられなかった(笑)。むしろ、視界が遮られてトンボを追いづらい。
また、最近はどちらかというと散光(均一照射)よりスポット光(アクセント)に興味があるので
蛾とか別の用途で使う方がずっと良いかも?
最近はK5と言えどISO200より上はなるべく使いたくないので、自然光だと高速シャッターには微妙な照度である。
(ISO200でも、K5は不自然なNRを感じることがある。設定の問題か?)
産卵シーン。一度タイミングを逃すとピントを合わせられない地獄におちる。
今回こそ撮影毎にストロボデータをメモしようと思っていたのだが、また忘れた。
トンボの皆さん、お騒がせしました。
埼玉県立自然の博物館と熊谷市立図書館の共催展
・埼玉に生きる多様な動物たち
場所 熊谷市立図書館3F美術展示室
期間 7月21日(土)~9月2日(日)月曜と第一金曜は休館日(8月中は休みなしかも?)、祝祭日は17時まで
にて、当方撮影のトンボ飛翔写真を展示していただいております。
内容は昨年自然の博物館で展示していただいたものと同じです。
今回もお声がけ下さった博物館学芸員Uさん、ならびに熊図のOさんには
謹んでお礼申し上げます。
一日一頭が限度かな。。。集中力が続かない。それにしてもマルタン♀撮影の時には
いつも風に邪魔をされる。
来る8月4日、ライブセッションに参加します!
5年以上ぶりか?是方さんのセッションです。セッション系ライブは久々でちょっとワクワクしています!
8月4日(土)六本木 STB139 にて。詳細はこちら。
相変わらずヤンマ運が今ひとつな気分。ヤブに至っては今年は羽化殻すら見ていないのだ。(いるのはわかっているのだが)
プレーンショット。また後日仕切り直すか。。。
コシアキのなんちゃってショット。トンボ科の静止はうまく撮れると気分がいい。
リフレッシュして再スタートしよう!
一年前のHDクラッシュで失ってしまったショットを是非撮り直したくて出かけることにする。
これが失ってしまった2009年のショット。
途中、一度道を間違えたのが災いし、随分遠回りになって焦ったが、どうにか羽化には間に合ったようだ。
しかし直立した個体をなかなか見つけられない。
一頭だけ上陸していたヤゴを見つける。これはもらったも同然だ!
しかしこんなときに限って羽化場所に相当こだわっていて全然羽化を始めない。。。
今年初めて間近で見たオニヤンマは虫の息だった。
ちょこまか動き回るヤゴを追っている内に、別の羽化途中の個体を見つけるが、もはや抜け出たあと。
全くタイミングが悪い。残念!と思った矢先、ふと見やった目線の先に見つけた!
やった直立だ!!!。。。。が、このまま力つきていた。
でもせっかくなので絵にするべくショットを重ねた。
そうこうしているうちに、何と先ほどのヤゴまで羽化を完了してしまっていた。。。何と言う間の悪さ!
フレクトゴンのボケに期待するもうまくいかず。
遠出をするにはそれなりの収穫がなければ元が取れないということで移動。
ミニチュア写真のような面白い感じになった。
今回最も写すのに苦労したかも?でもそれなりの結果は残せた。
今期未撮影だったアオヤンのおまけもついた。
少し前の話になるが。。。
初めてK5の連射を試してみたがすこぶる軽快だ。軽快なのはわかったが、このケースでは特段アドバンテージが
ある訳ではなく、やはり単射にしておくべきだった。。。
どうやら時期を外したらしい。
見かけるのは産み落とされた卵ばかりでお目当ては見当たらないので、こんな感じでお茶を濁す。
産み落とすまではあちこちふらふらしているが、水面に擦り付けるように産み落とすと一気に飛び去ってしまう。
全く集中力が不足していた。
舞い上がってしまい、証拠ショットを写したあと、こともあろうにいきなりQFで寄ろうとしたら
ブブブブブと飛んでいってしまった。。。連射モードのままだったので写しまくったつもりに
なってしまったのだ。もっと慎重に撮るべきだった。非常に悔やまれるがまた来年のお楽しみだ。
セミはまだ啼かないが、空を見上げると背の高い入道雲がそびえ立ち、
いよいよ夏である。先日もくろみが外れた望遠システムの追加パーツを
仕入れたので、何とか今シーズン中に実践してみたいと訪れた。(但し、
出がけにそのパーツを家に忘れて途中でそれに気がついたものの、20分も
ロスしてしまった。。。全く、この忘れ癖は何とかならんものか)
結果は大敗北(笑)。まず、足場に段差があり、三脚を立てるのに一苦労。
そして極めつけは角度の読みに関する考察不足。より良いアングルを求めて
斜めから覗こうとすると、「差し込み口」の嵩が足らない。。。それにも増
して、400ミリでは被写体をファインダーに入れるのに難儀し、その間に被写体
は移動、当方は大汗。照準でもないと埒があかないだろうと悟り、完全敗北と
相成った。この手のシチュエーションで狙うのならペンシルボーグとかが良さそう
だが、そこまでして狙う程のものでもなし、そっち系に転ぶ予定も今のところなし
である。
それでもせっかくの400ミリの遠視力(今期は今後稼働するかどうか?)を惜しみ、
400mmでアオイトトンボを丁寧に写す練習(笑)。
普通のマクロに切り替え、オオセスジ成熟♂の撮影。この水色はなかなか再現が難しく、
露出の追い込みが必要だ。日照の当る状態(左)では胸部の一部などが白飛びしやすく
現像でも修正が難しくなるので、露出の追い込みは意外と重要だ。右は自分の影をワザ
と落として反射の平均化を狙ったもの。曇りの日なら光は均等に回るが照度が足らない。
通常のマクロレンズでのベニイト。
フレクトゴンでのベニイト。以前、暑中見舞いはがきだったかべにいととんぼをデザインしたものが
あったが、その雰囲気を狙ってみた。残念ながらもう一歩追い込めなかったが。
QFショット。