オフに偶然晴天が重なる。9月末なのに、真夏並みの暑さだ。
せっかくの好天なので、スズメバチの恐怖を覚悟しつつ、今年撮り損ねていた種類を見に行く。
ポイントの入り口にさしかかると、やけに小さなアカネがいる。
大昔、このアカネに初めてあったときに、その時の個体も異常に小さかったが、
今日のもそれに匹敵する小ささだ。
マイコアカネ♀ A★Macro200F4 f4 1/250
現地に着くと、早速目標飛行物体を発見。
ファインダーに入れてとりあえずのショットを押さえたつもりが、ピンぼけだった・・・アレ?
それにしても、話には聞いていたが、ここの個体は殆どホバリングしてくれない。
一瞬の隙を狙うが、どうもピリッとしたショットが撮れない・・・調子悪いなあ・・・。
A★Macro200F4 f4 1/1000 とりあえずお気に入りのショット
日中光で狙えるのはいいのだが、予想よりも遙かにホバリングが短く、タカネ並に難しいぞこれは!
なかなかファインダーに入れられないので、ついつい弱気になって楽な高いアングルからの撮影に
なってしまうのを何度か思いとどまる。
その内、ホバリングを完全にしなくなり、ただの往復飛翔になってしまったので、しかたなく
24ミリにスイッチ。
SIGMA24F2.8 f8.0 1/180 ストロボ
SIGMA24F2.8 f11.0 1/180 ストロボ
それなりには写っていたが、広角で撮るのなら腰を据えて写さないと、ばっちりのショットは無理そうだ。
SIGMA24F2.8 f9.5 1/180 ストロボ
これは惜しくも後ピンだが、理想とする構図のイメージが掴めた感じだ。
次回(来年)コンパクトデジカメを手に入れたら試してみたい。
何しろ一眼では本体が大きく、写すときにかなり避けられてしまうのだ。
他のトンボも少しは写さないとということで、本命の休憩中に写したもの。
A★Macro200F4 f16 1/180 ストロボ
マクロで目一杯寄って産卵の表情を捉えた。被写体が中央からずれてしまったのはご愛敬。
タイミングが結構難しい。
秋アオハダ(嘘)
日陰になっているところで、ストロボのパターンをいくつか試したが、うまくいかなかった。
ウラギンヒョウモンがちらちらしているので、近づくと地面に卵を産んでいた。
恐れていたスズメバチには何度か遭遇したが、今日の敵は幾分おっとりした性格のようで、
恐怖を体験せずになんとかすんだのは今日一番の収穫だった。最近のフィールドでは、奇跡的に
スズメバチの脅威を感じずにすんでいる。その意味では今年はラッキーなのかも?
A★Macro200F4 f4.0 1/750 ストロボハイスピードシンクロ
あきらめかけた頃、最後にもう一度だけ一瞬のチャンスがあった。慎重にピントを合わせたが
どうもピタッと来ない。来年またがんばろう。お粗末!!!