住んでいる街の回りの畑起こしが始まった。
今年もJAから農作業支援の依頼が来て、25-26日の種籾播きが初仕事だった。
半年、〝冬眠〟していたので足腰に堪える。
行った先のFさんの奥さんは「冬は肩が凝る。」と言う。
何もしないでいると身体の調子が狂うらしい。
中腰姿勢の多い農作業は素人にはキツイけど、今年も行ける時は頑張ってみる。
田植え仕事はこれまで経験しているが、「種籾播き」は初めてだった。
納屋の機械で均等に種籾が蒔かれた70Cm✕40Cmくらいのトレーを木枠のパレットに積んでビニールハウスまで運び、レールに乗せられた台車で中に搬入する作業だ。
木枠のパレット1台に200枚積まれている。
一つのハウスにパレット4台、800枚を2時間くらい掛けて、レールに乗せた台車で運び込む。
トレーを敷くのも今は機械。手作業の時代は大変だったことだろう。
4日くらいで発芽するという。それまで銀シートで覆う。
両サイドに雑草防止のための青いネットを敷き、天井に散水用のパイプラインを布設して完了。
二日間で4棟(8ha分)に苗床を搬入した。
1ヶ月後に田植えが始まる。
それまではハウス内温度が40℃以上に上がらないよう風を入れたりして小まめな管理が必要だ。
ひと粒、ひと粒の米に手間がかかっている。
コメが余り、肥料などの資材価格が1.5倍~2倍に値上がりして経営環境は厳しい。
少しでも手助けになればと思う。
今や飽食の時代。
しかも輸入品で。
東大の鈴木宣弘教授だけが声を涸らして警告しています。
おかしな国になりました。
分からないことかもしれません。
私などには想像もつかない膨大な量の種籾を広大な土地に播くのですね。
写真の機械化(?)された部分を見てもI.SATOさんの説明からもその大変さが伝わってきますが、すべて手作業だった時代を考え、その地道な努力を思うと私たちが小さいころから厳しく教えられた一粒のご飯粒も大切にして食べろ・・ということの意味をさらに強く認識できますね。
これって、全く知らなかった。というのは、全くの素人考えですが、毎年水を入れ替えていて山などから栄養がくるから?
『高齢化と人手不足』って、お疲れ様です。日本の食を支えている「良いシステム」があるのですね。言われてみれば分かります。
ブラブラしているリタイアー組を活用する良いシステムだと思います。
結構キツイですが。笑
いろいろな人と会えるのも楽しみです。
コメは連作出来る唯一の作物ですから大事にしなければなりませんね。
写真と説明、興味深く読みました。農協の割り振りで行くのですね。田植えからは知っているつもりでしたが、それ以前の作業を初めて観ました。4日で発芽し、一か月後に田植えで、それまでは40度以下に通風などって、なかなか大変そう。
我が家では圧力釜で米を炊きますが、美味いです。なお、僕は米は大好き。卵かけご飯をよく食べます。