#昔はあって今は禁止、昔は禁止で今は有りのプレー
首タックル;かつて「スマザータックル」と呼ばれる危険なプレーがあった。首に手を回し足を掛けて自らと一緒に引き倒すというプロレス技だった。100年前のイギリス4カ国対抗戦はむき出しのライバル意識があって、ラフプレーも多かったらしい。今は肩で当たるだけで腕でバインドしないタックルも反則だ。スクラムもクラウチ→バインド→セットと段階的に組むなど、選手の安全性確保のために危険プレーは徹底的に排除されている。
リフティング;ラインアウトはキヤッチャーがジャンプして最高点に達した時にスロアーのボールが到達する絶妙のタイミングが求められる。かつてキヤッチャーを前後のプレーヤーが持ち上げるリフティングは危険プレーで反則だった。相手に足をすくわれると頭から落下する危険性があるからだ。ところが今はリフティングが認められている。観ていて恐ろしい(笑)。
ラグビーの基本的ルールはボールより前はオフサイドエリアでプレー出来ないことと危険なプレーの排除。そして最近は観客を意識したプレーの連続性を重視し、ボールのホールド状態の早期解消などのルール改正がされているようだ。
レフリーによって反則を取るか取らないか微妙に異なる。レフリーとプレーヤーのコミュニケーションが重要視される所以だ。
そしてプレーヤーはレフリーをリスペクトする。戦術的なプレーヤーの交代も認められ、観る楽しさが倍加している。明日が楽しみだ。
《JAPAN選手のFbより借用し、文字を挿入。》