
朝の秩父鉄道武川駅構内の光景です。下りの1番貨物が08:45頃なのに08:20になってもパンが上がらないのでウヤかな?なんて思ってしまいました。やはりD型電機も両パン上がると風格が違います。 17,01,16 秩父鉄道武川 08:31頃 Canon EOS7D MarkⅡ
15日は中京地区が大雪となり東海道新幹線も120分以上の遅れが出て大混乱になった様です。私は休みで他人事でしたが当日勤務の社員は大変だったと思います。あまり雪の降らない四日市や桑名も大雪となったとニュースでライブ中継していました。桑名で大雪という事はさらに山に入った三岐鉄道本線や北勢線も雪景色になっているはずです。これは雪景色の三岐鉄道の電機や北勢線のナローの雪景色が撮影できるのでは?と思い立っていろいろ調べてもらうと16日も、その次の17日も冬型が強すぎて三重県にも雪雲がべったりとの事であえなく断念する事にしました。

いつもありきたりの写真になってしまいますが石炭輸送の701レは外せません。両パンでその迫力は倍増です。積車ですから相当に重い様で遠くから吊り掛け音が聞こえ音でも堪能させてもらいました。 17,01,16 秩父鉄道武川-三ヶ尻 701レ 09:29頃 Canon EOS7D
そんな中”雪はありませんが八高線に旧客5輌の試客がありますヨ!”と声を掛けてもらって、それならばと秩父鉄道の電機を絡めて出撃する事にしました。秩父鉄道の貨物列車は08:45からの運転ですので慌てる必要はなく、渋滞に巻き込まれない範囲でゆっくり出来ます。家を05:00に出て圏央道・関越道経由で花園ICを降りたのが07:00でした。雪はありませんが冬型の気圧配置はバリバリで自宅は-3℃、花園IC到着時点で-6℃で集団登校の小学生が氷を割って遊ぶくらい冷えていました。
ここまで圏央道がない時代は16号経由で2時間30~3時間は掛かったコースが2時間でおつりが来るようになり何とも便利にはなりましたが通勤割引の実質廃止後のETCの高速料金は財布の負担が重くのしかかって来ます。
強い冬型で寄居の北側は真っ黒な雲ですが東側は晴天域で期待が持てます。まずは秩父鉄道武川駅構内で電機のパンが上がるのを待ちます。事前に駅で貨物列車は所定運転と言う情報を得てはいましたがなかなかパンが上がらずやきもきしていると08:20頃になってやっとパンが上がり始めました。駅構内で数カット撮影してから武川―三ヶ尻間のお立ち台で石炭列車の701レと704レを撮影します。その後は樋口―野上間で上下各1本の貨物列車を撮影をしてから八高線に転戦しました。試客は高崎ー小川町間を1往復します。上り列車は寄居を12時過ぎの発車ですので竹沢―折原間のサミット付近が撮影地となります。八高線に貨物列車があった自体は何度も訪れた撮影地ですが、最近はほとんど近づく事もありませんでした。撮影地では八高線貨物列車現役当に良く撮影地でお逢いした常連さんと久々にご対面する事が出来ました。30数年経過していますがあの頃の常連さんと当時の話をしているとあの頃のエピソードが鮮明によみがえって昔話に華を咲かせ、楽しいひとときを過ごせました。幸いにも試客は雲の切れ間にやってきてくれて手応えのあるカットが撮影する事が出来、その後も下りの試客を晴ベースで撮影し、大満足で満たされた気分をかみしめてそ撤収し嵐山・小川ICから関越道に乗り圏央道経由で自宅近くのGSで給油と洗車をして自宅マンションに17時に到着出来て充実の一日を堪能できました。

お昼過ぎの上り列車と言えばここで撮影するしか頭に浮かびません。30数年前、ここで5264レを撮影していた常連さんが約束もしていないのに同じ撮影地に集合して5264レは8車は南甲府、後は3車は身延線内行、これに週3日ペースで飯田線元善光寺行の2車が連結されると13車のフル編成になるなんて昔話に華を咲かせる事が出来ました。あの頃から30数年が経過した訳でジジイになったのも理解できます。 17,01,16 竹沢―折原 試9220レ 12:37頃 Canon EOS7D MarkⅡ