18日の夕方から日付が変わった頃まで沿岸部は大雨になりました。そのため19日の朝は大船渡や盛で局地的に霧が発生していました。いつもは半逆光で撮影するこの列車ですが、背景に霧が入るのでこんなアングルで撮影してみました。 22,11,19 07:28頃 岩手開発鉄道盛―長安寺 111レ Canon EOS1DX MarkⅢ
19日は06時前に目が覚めて熱いシャワーを浴びてからホテルをチェックアウトして、前日同様、盛機関区へ向かいました。
出区風景を眺めてから111レと141レを盛川橋梁で、112レを長安寺駅通過を撮影し、その後は三陸道ー釜石道で釜石線沿線へ向う事に。岩手開発鉄道沿線から釜石線沿線へは国道107号ー釜石道宮守IC経由または107号ー340号ー釜石道遠野住田IC経由が一般的ですが、時間があるのであえて三陸道ー釜石道を選択しましたが三陸道ー釜石道経由は快適には走れますが時間は多く掛かる感じでした(積雪時、一般道はアイスバーン区間があるので三陸道ー釜石道がお勧め)。
釜石線小山田ー土沢間のお立ち台には通過60分前に到着。晴れ予報ながらも雲が流れてきて気が気でなりません。幸にしても8621レ〝SL銀河〝通過時は晴れてくれたものの突然の南風で煙が流れてダメダメ!の結果に。
その後は土沢駅で8621レ〝SL銀河〝を追い抜いたものの土沢駅発車は雲があったのでそのまま通過。そして宮守駅発車を狙うも雲の流れから晴れる可能性が低いので、そのまま第三代目D型FORESTERを走らせていると、遠野の近くまでたどり着いてしまい、消去法で綾織ー遠野の猿ケ石川橋梁手前で撮影しましたが、ここはラッキーにも晴れて撮影が出来て納得です。
遠野市街地のいつもの鳥のから揚のお店で昼食をいただき、平倉ー足ヶ瀬間の撮影地に向かいました。この途中で3日前にフェイスブックでお友達になった同じ労働組合の元JR東日本の運転士さんと遭遇。知り合たばかりなのですが、同じ労働組合であり、同じポッポ屋と言うこともあり、旧知の友のように話し出すもお互いに撮影途中なので、軽く会話しただけで移動する事に。
現地ではいろいろロケハンしていると、今度はなんと某道路管理会社のM社長と遭遇。前日のメールでは出撃する、そんな感じを受けなかったのに、しっかり出撃されていました。私より歳上で仕事もされているのに休日は鉄ちゃんに勤しむそのバイタリティにはただ、ただ脱帽です。
撮影場所は綾織の道の駅から遠野側に約1キロ程行った、猿ケ石川橋梁の手前です。何度か8621レと併走したことがあったのですが、ここではいつも煙を吐いていたのでチェックは入れてありました。こんな場所で撮影する変人は私しかいません。独り占めの撮影地でした。 22,11,19 12:08頃 綾織ー遠野 8621レ (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
撮影後はM社長とご挨拶の上、岩手開発鉄道へ戻る事に。時間的に運が良ければ長安寺駅14:35前後に交換する上下列車(150レと121レ)が撮れるのでは?と第三代目D型FORESTERを走らせたもののほんの2〜3分の差でマニアわず、予定していた151レと122レを撮影して二日間の撮影は全て終了。
三陸道を南下して帰路につきます。帰路は東北道でも常磐道でも良いのですが東北道は山越えがいくつかあり、常磐道だと片側1車線区間があるので、どちらにしようか悩んでいる間に常磐道に入ってしまいました。途中、20〜40分の仮眠を繰り返しながら四ツ倉PAで夕食をいただきましたが、ここの食堂は昭和レトロの雰囲気に感動。料理も美味しく、後にこの食堂は美味しさでは定評の店との事。
三郷料金所を23:20前後に通過。首都高に入り磯子ICを00:10頃に通過して自宅マンションには00:30頃に到着しました。さすがに600キロ以上のロングドライブは疲れましたが平倉の爆煙を頭に思い浮かぶと疲れも吹っ飛ぶのも不思議でした。