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鉄分不足 突撃撮影紀 9月4日編


 大井川鉄道と言えば蒸機でしょうが、私にとっては各私鉄より譲り受けた電車が魅力です。 09,09,04 大井川鉄道金谷-新金谷 Canon50D

 もともと夏は暑さが大敵の私にとって撮影機会が一番少ない季節であるまのですが、今年は特にピンペイントでの撮影も少なく鉄分不足で欲求が溜まっていました。
 事前に連休を取って北海道の”北斗星”デーデーでもと思っていたのですが、本州同様、北海道も天気が安定せず出撃を断念しました。しかしせっかくの連休を家でゴロゴロしていたはもったいないので、何処か天気の良さそうなところはないかと天気図を眺めていると4日は静岡あたりは晴れるのではないかと時系列天気予報を調べると朝夕は雲のしるしはあるものの、日中は晴マースが続いています。これは天気が安定している証拠で、きっと朝夕も太陽が出ると賭けてみることにしました。


 新金谷構内を望む道路橋から 09,09,04 Canon50D 

 4日は3:45に目が覚めました。鉄ちゃんに行きたい日は何故か目覚まし時計より10分程度早く起きてしまいます。それだけ欲求不満なんですネ…笑
 機材一式を車に乗せて、いざ出発です。まずは東名秦野中井ICから東名高速に乗ります。吉田ICに06:15頃に到着し、大井川鉄道新金谷駅へ目指します。
 大井川鉄道の金谷-新金谷間には趣のある鉄橋があり私は好んで撮影しています。肝心の天気は曇ベースながら常に影が出来る状態でなんとか撮影が出来ます。鉄橋で何本か撮影した後、最近出来た新金谷駅金谷よりの陸橋に立ちます。ここは新金谷駅構内が見渡せて列車が来ない時も、入換が見れたりして飽きることはありません。
 ここで9時頃まで撮影した後は1号線で天竜川を渡り金指経由で本長篠へ向かいます。本長篠から飯田線沿線に車を走らせます。と言うのも先月末に119系が東海色から原色のブルーにクリーム帯に1編成だけ戻されたので、運用も知らないままに向かう事になりましたので沿線を走れば119系原色に遭遇するのではないかと思ったからです。結局、中部天竜駅まで飯田線沿線を走っても119系原色は見かけられませんでした。やむなく地元のリーベン車両K氏に連絡を入れると、今日の運用は豊橋口の区間運転に充当されているとの事。仕方なく20年前以上昔にED62のお召列車を撮った鳥居駅付近まで戻って三脚を立てて木陰で涼んでいると定期列車のない時間帯に突然、警報機が鳴り始めました。”なんだろう?”と三脚のところで待っているとなんと”ドクター東海”キヤ95が足早に走り抜けて行きました。よく掲示板等に「知らないで待ってたらこんなのが来ました!」と言う書き込みがあり。いつも本当かなぁ?知ってて現場にいたものの諸般の事情で遭遇したように書かれているのでは?と疑っていたのですが今回は本当に”こんなのが来ました!”状態でした。まぁ、知ってても撮らない存在なので、撮れて嬉しくはないですが、まぁ、来たから撮ったで苦笑いと言うところでしょうか…
 さて、119系原色は夕方に豊橋-豊川間の区間運転に入るとリーベン車両K氏に教えてもらったので、119系原色を撮らなくては来た意味がありません。しかしこの区間は撮れるところは本当にごく僅かです。それも夕方に光線状態が良い場所はなく、仕方なく豊川駅のホーム端からモノクロだけ撮りました。
 ところで119系原色と言えばクリームの帯が登場当時はステッカーで走行中に鉄ちゃんや高校生に剥がされたものでしたが、今回の復活では帯はペイントで剥がす事は出来ないみたいです。


 当てもなく線路際に立っていたらこんなのが来ました。やはり現場第一主義というのでしょうか?…でもこんなの撮れても????? 09,09,03 鳥居 Cano50D

 さて、一日の撮影が終了したら、今度は日本車両豊川工場でリーベン車両K氏から資料をもらいに向かいます。指定されたの8620型の前に車を停めて待っていると、過去に撮影でご同行していただいた日本車両勤務の鉄ちゃんが挨拶に来てくれました。リーベン車両K氏が私が来ている事をみんなに伝えてくれたようです。
 約束通りの時間に現れたリーベン車両K氏から資料を受け取ると近くのスーパー銭湯へ向かい、汗を流す事にします。時間はあるので1時間以上の長湯の後は隣接した呑み屋(養老の瀧)で軽くビールを飲んで、スーパー銭湯の駐車場で仮眠をします。
 22:45頃、名古屋在住の”謎の鉄道系テレビカメラマン”様(以下謎さんと表記します。)から明日の紀勢線貨物列車のDD51の番号の情報が入りました。実は前夜、謎さんに紀勢線貨物を撮りに行きたいので稲沢へ行ってカマ番を見に行ってくれる?とお願いしてあったのです。結果は891号機で赤ガマ更新機という事で紀勢線貨物列車撮影はなくなりました。謎さんとご一緒に紀勢線を撮影すると言う楽しみも消えてしまいました。
 そうなると明日(5日)はどうするか?飯田線に残って119系原色を撮るか、東海・北陸道を北上して高岡で489系”能登”を撮るか…いろいろ思案の上、高岡へ向かう事にしました。
 すぐさま豊川ICから東名を下ります。そして一宮JCTで東海・北陸道へ分岐します。しかし中京圏の高速道路事情はここ数年で劇的変化を遂げて驚きの一言です。東名を走ってもいくつもの高速分岐に戸惑ってしまいます。特に伊勢湾岸自動車道など名古屋港をひとまたぎして伊勢へと向かっているのには地図上ではわかっていても未だ信じられません。今回は891号機が入ったので行きませんでしたが紀勢線の撮影地である伊勢柏崎まで4キロのところまで伊勢自動車道が完成しているそうで凄い時代になったものだと思ってしまいます。また、名古屋を中心に東海環状自動車道が出来上がっていて豊田JCTから美濃関JCTまでほぼ半周が出来上がっていたのには”たまげた!”の一言です。また東海・北陸道も途中片道1車線になるものの富山まで飛躍的に所要時間を短くしたようです。高山線の”ひた”の乗車率が下降傾向なのはこの高速道路の開通が大きな要因である事を初めて知りました。
 私は東海・北陸道に入ってからは途中のSAで2時間ほど仮眠した以外は走り続け、高岡には既に日付が変わって雨上がりの5時過ぎに到着しました。だんだん周囲が明るくなると空には重く厚い雲が漂っていました。


 これが問題の紀勢線2089レ牽引のDD51891号機 09,09,04 稲沢  謎さん撮影・提供

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