
一応、毎日運転にはなっているものの日曜日はほぼ間違いなく運休。さらに土曜日も運転される確率はかなり低いもののされてせも何回かは幸運にも土曜日に貨物列車が運転されて撮影してます。 98,10,03 鹿島鉄道 玉造町―浜 102レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
私鉄の貨物輸送は昭和59年(84年)02月のダイヤ改正で大打撃を受けかなりの私鉄が貨物輸送から撤退しましたがその中でもしぶとく残った私鉄もありました。今回、ご紹介する鹿島鉄道は自衛隊百里基地へのジェット燃料輸送でしたが防衛と言う言葉の物々しさとは異次元でのんびりと、また全く警備などなく撮影が出来ました。私が知る限り当初は1往復運転でしたが輸送量が増えたために一日2往復設定となりましたが2往復目は1往復目で輸送しきりなかったタンク車を輸送するとめタンク車1両だったら片道が単機だったりしていました。しかし1往復目は運転する限りは数両のタンク車を連結して運転されるため良い被写体となりました。
一方、樽見鉄道は国鉄樽見線から第三セクターへ移行した私鉄でもともと本巣駅から主に関西圏内へのセメント輸送が盛んで、この貨物輸送の収入を見込んで第三セクター化したもので、その後セメント輸送が廃止となり樽見鉄道の収支は一挙に悪化したと言う事実があり、今でもよく鉄道を維持しているなと感心しています。

この当時、樽見鉄道からセメント列車が消えるなんて思いもしませんでした。それだけ出荷量も多かったからでした。名鉄谷汲線の撮影がてらに良く本巣駅に寄り道してワンカットだけ撮影しいましたがそれが今は貴重なカットとなってしまいました。 98,10,11 樽見鉄道 本巣 TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED