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近くで試し撮りした東海道線を除けばCanon EOS R7の初カットはこの列車でした。この列車は”きぬ118号”の送り込み列車で冬場だと太陽が上がりだしてまだみずみずしさがある時間帯にやって来てくれるのがとてもうれしい列車です。東武鉄道の運用告知ではこの列車は他の編成が充当されることになっていましたが、まさか原色編成が充当されているとは・・・初カットにふさわしい画像になりました。 23,01,28 07:21頃 東武日光線新大平下―栃木 回6001列車 Canon Canon EOS R7
昨年初夏に満を持して購入したEOSー1D X MaRkⅢですが、キヤノンのフラッグシップカメラでありながら複数回も不具合が発生しています。プロ機である以上、完璧でなくてはならず、不具合はカメラそのものもそうですが、キヤノンと言う企業の信頼に関わる問題だと深刻に考えています。保証書期間内でもあるので近々にクレーム修理に出す予定です。
そうなるとその修理期間に撮影するカメラの事が気になって来ます。今まで予備機としていたEOSー7D MarkⅡでは連写速度が遅く、一時的とは言えメイン機として役不足は否定出来ません。そこで新たな予備機導入を検討することにしました。今さらデジタルミラーカメラはあり得ないのでデジタルミラーレスを購入するのは間違いないとしても、機種はいろいろあります。発売間もないEOS R6MarkⅡか、あるいは昨年秋に発売されたEOS R7にするか悩みました。やはり発売日から間もないEOS R3MarkⅡは全てに満足がいくスペックで心惹かれます。価格的にはEOS R7のちょうど倍です。いろいろ調べていくとEOS R3MarkⅡの決定的な欠点はミラーレスのフラッグシップ機であるR3と差別化するためにあえて下げたのであろう画素数不足でした。それ以外は完璧に近いものがあります。素数も低いので価格に対してはちょっと考えてしまいます。
一方、EOS R7は動体AFに長けているのですがEOS R3MarkⅡにある鉄道車両と言う動体検出モードがありません。またAPSサイズと言うのもネックになりました。
ここで今一度、初心に戻ってみると、あくまでも今回は予備機購入で、その予備機を一時的にメインで使うカメラを求めていると言うことです。数年後にはEOSR3 MarkⅡが発売されて、それを現行のEOSー1D X MaRkⅢの代替え機として購入した時のことを考えると複数台のフルサイズは要らないこと。また、レンズ01本でフルサイズカメラとAPSサイズカメラで使い分けが出来て面白味が増すと言うことに気づきEOS R3MarkⅡに未練を感じながらもEOS R7購入を決断した次第です。
余談ながら購入にあたりEOSミラーレス機の紹介ユーチューブを色々見ましたが、プロカメラマンと称する方がスペックや機能を解説している中には明らかに勉強不足で見当違いの解説をしている事に、自分が購入しEOS R7を手にしてから気づいてちょっと失笑する事もありました。
さて、28日はその購入したばかりのEOS R7の試し撮りを兼ねて東武スペーシア100系を撮影に出撃しました。 04時前に起床して、身支度をしてから第三代目D型FORESTER出発します。圏央道海老名ICから一気に北上して桶川加納ICで降りて一般道で東武日光線沿線に出て、目的地の新大平下ー栃木間の撮影地に到着したのが07時前でした。天候は快晴ながらも冬型が強く北の空には厚い雪雲が見えます。
この日、お目当てのスペーシア100系DRC塗装の101Fは朝に東武日光から走り始めて撮影時間帯に02往復して効率よく撮影が出来る運用です。またこれ以外にスペーシアの原色編成も02本稼働していて楽しませてくれます。お昼だけ光線状態の良い鹿沼以北に移動しましたが、それ以外は栃木以南の撮影にしました。お昼前後に鹿沼まで行ったら雪雲に太陽に光が遮られ残念な結果となり撮影しないで戻って来ましたが、栃木以南は一瞬だけ雲が出た事はありましたが、一日中晴ベースで撮影が出来て満足でした。
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↑↓AFの食いつきの良さを実感したカットです。ファインダーを覗いていて明るい太陽ではなく列車に焦点が一瞬にして合致してくれました。 23,01,28 16:52頃 東武日光線新古河―栗橋 1042列車(けごん042号) Canon EOS R7
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さて、この日のメインはEOS R7の試し撮りでした。時間に余裕がある際は三脚を立てて主力機であるEOSー1D X MaRkⅢと並べて比較撮影する事に。同じキャノンのカメラですが、最初はミラー機とミラーレス機の違いに戸惑う事が多く面食らいましたが、一日撮影すればなんとか手が慣れ親しんでくれる様です。
Canon EOS7D MarkⅡで一番不満だった連写速度はCanon EOS R7では格段に速くなり、数字云々ではなく並べて撮影し見るとCanon EOS1DX MarkⅢと互角に撮れているのには驚きであるとともに、昨年に大枚をはたいて購入したCanon EOS1DX MarkⅢは何だったのぉ?と言う思いが脳裏に駆け巡りました。
またAFの食いつきが良くて、乗り物モードの動体AFは迷いなく被写体にピントを合わせてくれて、一日で虜になってしまいました。大衆機だから致し方ないけどGPSが装備されていればなぁ!と言う気もします。またカメラの小型化もミラーレスカメラのあるべき姿なのは理解しますがスイッチ類が小型化されて指の太い私だと操作しづらい事も気になりました。
まぁ、大雑把な言い方ですがちょっとだけど古いフラッグシップカメラより、価格は1/4でも最新の大衆機の方が良く撮れる気がして、これが嬉しいのか、どうか悩み所でしょうか?
まだミラーレスに手を染めていらっしゃらない方は、まずは大衆機でミラーレスの知ってはいけない禁断の世界を味わうことをお勧めします。