本命

　大本命で決着するときは、示唆が薄い。実を言うと正解はこれ、という打ち明けの必要が無いのが大本命である。

　１０ページ、三冠への道　とは、皐月賞２着シックスセンスの　１０番ゼッケン、ダービーゼッケン　５番　これだったよ　と、あとで尻を捲くられても文句は言えない。


　が、これで来週の、殆ど全て人気薄と言ってよい、２番人気以下の内、どれが発射なのか。また、大本命とは思われない。誰もが見たいレースではあるかも知れないが、多くの投票が集まるレースになるかどうかは疑問だ。向こうとしては、ダービーと並ぶ、いや例年のそれ以上のイベントとして、この１週半　に、世間の耳目を集め寄せたいのだ。従って、馬券的妙味は関心の２番目に過ぎない。

　４０回のデイリー杯、４０ページのゼンノロブロイの海外との戦い。これは昨年のジャパンカップでの５－５　９番１０番　で、これが府中牝馬だった。


　佐藤康光棋聖　渾身の１着、ご来場を感謝します。

隣３着 栄光の集中

　事も無く、私の推奨馬は姿が無かった。豊、勝つ顔には見えなかったがな。パントルと同枠が３着にとどまった。


　東京７Ｒ　勝利ジョッキー　は　佐藤聖也　調教師は、内藤一雄。


　今日来場の、将棋タイトルホルダー　は　佐藤棋聖。誕生日は　１０月１日で、内藤先生の１０月２日生まれとは、１日違い。単勝　￥、５５９０。


　来週は・・・？

さてＧⅠ２段目

　今日のレース結果を見渡すと、今年年末の有馬記念の示唆が今日示されるらしい。京都１、２Ｒ、６Ｒ
東京９Ｒ。


　１枠のオースミが出てしまったが。先週の秋華賞勝ち馬の７枠１３番での敗戦を見ると、２強の内、採るなら　エアメサイア　と言うことになるが、１着には映らない。私は別の勝ち馬が登場すると見たいが、空飛ぶ法王の亡くなった年　のメモリアルを残すか。日本的ではなく、日本は葬儀でもバチカンを軽視した。

祝

　先ほどの記事、東京の７Ｒ

１着　８枠１５番　センノクニャーズ　　１１番人気
２着　６枠１１番　オンワードマリオン　　６番人気


　馬連　￥、２７２８０


　見落として書いてしまいました。待ち侘びてゲットされた方、おめでとうございます。マリオンから新橋方面へ皇居寄りを歩いていくと・・・が建って・・

人気を信用せず

　今年の春シーズン、確かに福永君に栄光は集中した。それもこれも、予定外に、あの事故が起こったからだ。昨日も、圧倒的１番人気　福永のマルカシェンクが勝ち、２着に武豊。土日、同じ京都で同じ福永の１倍台の馬が来るのか。増してや、武とのワンツーは？　今日も発射続きのユーイチ。私は、彼の今週の大活躍を必然化させるものが感じられない。


　府中牝馬、もしレクレドール良しと思われる方は、御成婚から、あの組合わせを押さえられては？


　メジロのおばあちゃんのお話したが、昨日最終、見えていた勝ちだった。ジャンプにロンザンいないしな。

勝負週

　ある読者の方から、５３回目の府中牝馬で、「優駿」５３ページから、ある馬に注目するべきとのご指摘を頂いた。尤もで、ご賢察と思われたが、枠順発表を見ると、それがあるレースで同居する状態になった。この時期、内親王の御成婚を控え、同居は見逃せない。臣第一の純ちゃんだって・・


　府中牝馬だが、２枠４番に、昨年の秋華賞１番人気の馬が出走してきた。武豊ではない。わたしは、その意味に注目する。


　秋華賞だが、中心はファンページに書いた。１枠に入ったエイシンテンダーだが、優駿ヒロイン列伝で採り上げられたシーキングザパール。これは、牝馬でＮＨＫマイルを制した馬で、ラインクラフトを買わせるために出てきたのであろうが、この馬の　７－７　のＮＨＫでは、同枠隣のブレーヴテンダーが２着した。一応テンダーの位置に注意を払っておくべきだろう。


　今月ＤＶＤに、毎日王冠のレース映像があった。サクラバクシンオー回顧で、ネーハイシーザーが勝ったレースである。６枠７番で優勝した。これがこの、毎日王冠のある月のＤＶＤ中唯一の実際のレース映像である。２着は１１頭立て１番のフジヤマケンザン。即ち、ともに今回の６枠１２番サンライズペガサスを示したわけだ。春・天であれだけの囮示唆、埋め合わせはあるのである。
　ファン投票馬名リストの１０番目は　アドマイヤマックス。この間負けたばかり。投票１０位はオペラシチー。

おすすめの馬

　秋華賞、私は、エアメサイアでもラインクラフトでもなく、別の馬だと思っておりました。

　その唯１頭を、その根拠と共にYahoo 同名ブログファンページに書きましたので、よろしければご覧下さい。根拠とは、此処にも記したあることにヒントがあります。そのサインに見えるものの不自然さ、結論には、私の周辺は皆、同意してくれています。競馬会がわざわざ発信してくれている発射予告、いかがなものでしょうか。

シーキング発射！

　岩手の南部杯、

１着　７枠１２番　ユートピア
２着　６枠　９番　シーキングザダイヤ


　やはり、ここでの御案内通り、シーキングは発射した。ちなみに、優駿誌、この南部杯が第１８回なので、１８ページを見ると、ディープの池江先生のキャリアを振り返るページで、メジロマックイーンの天皇賞制覇の写真が２枚。７枠オレンジ帽のマックイーンの写真、その下にまだ初々しい武豊に池江先生、天皇盾を恭しく掲げ持つ馬主の並んだ記念写真。それ以外に、池江先生のメジロトーマスでの金杯制覇、池江先生の重賞初制覇の写真は、４枠の青帽。さらに、メジロデュレンでの菊花賞制覇写真。これはダイナガリバーとの　６－６　緑帽子２つ。


　マックイーンは春・天を連覇したが、ユートピアも南部杯連覇。この１８ページの、７枠　６枠　４枠　の内、２つの枠で決したわけだ。やはり、ユートピア金子馬。栄光は集中した。


　先週の白眉、何と言っても、５６回目の毎日王冠での５６ページの宮下瞳ページ。瞳さんの特集なのに、４コーナーで後方の写真を使い、この写真の先頭に見える６枠６番を指摘し、私は６番の先頭も意外な６枠の発射もあると申し上げた。結果、毎日王冠は意外な６枠のサンライズペガサス。京都大章典は　６番リンカーン。土曜メインは東京、京都共に６枠６番の２着に終わる。また、ここで宮下瞳一番の思い出レース、ヘイセイチェッカーでのクリスタルカップ勝ちの記事。これはひょっとして中央のクリスタルカップかもと促したが、その通り、土曜京都メイン　大原ステークス


１０月８日　京都１１Ｒ　大原Ｓ

　１着　２枠　２番　グレートジャーニー
　２着　６枠　６番　ビッグコング


３月１３日　中山１１Ｒ　クリスタルカップ

　１着　１枠　２番　ディープサマー
　２着　３枠　６番　コパノフウジン


　以上明らかに、露骨な予告だったわけだ。

　京都大章典　４０回で、優駿４０ページ。ゼンノロブロイ英国遠征記のページタイトル。遠征とはそのまま、この土曜京都のメイン　グレートジャーニー。まんま。


　初心の方には分かり易い週だったな。


　３重賞の今週。秋華賞１０回で、１０ページのディープ三冠への道。池江厩舎のスタッフ注目の記事。池江先生は府中牝馬のレクレドールの示唆　というのが穏当な見方だが、私は１着とは思われない。
　それにしても、何故スターのトップホースにイラストを使うのだろう。写真であるべきではないか。昔の映画看板ではあるまいし、堂々と実像のディープインパクトの写真をＣＧ合成でも良い、使うのがファンへの礼儀である筈だ。
　
　・・９月１１日に無事栗東トレーニングセンターへ帰厩を果たしたディープインパクト・・・

という、記事中の謎めいた文言は？　９月１１日に無事だったのは純ちゃんソーリだが、思い出の９・１１が帰厩日に選ばれた、いやその様に記す意図とは。犯意を匂わすのである。

　５３回府中牝馬で５３ページは、やはり宮下瞳のページ。女性騎手歴代最多勝のお話。「昨年亡くなった祖父も天国で喜んでくれている」との発言は、暗にメジロのおばあちゃん。昨年亡くなった北野ミヤさんの、１５日土曜は東京オータムジャンプの　メジロロンザン　のことではなかろうか。

２つ目のＧⅠ

　毎日王冠の勝ち馬は、私がこの春・天皇賞で該当「優駿」のここにはっきりサインしてあることを指摘した馬であった。結果は同枠が３着と、これでは複勝すら買えない。が、このような露骨な囮に使われた馬には埋め合わせがあることも私は承知している。京都のあの天皇賞なら買うと申し上げた馬も出番は無かった。そもそも、京都の２４００を使って東京の２０００の天皇賞に臨むというローテーションが、秋の中距離チャンピオンホースに選ばれるのにはそぐわない。私はそれで、サクラもあるし、リンカーンが強く此処で力説したとおりだが、コイントスは見つからなかったし、このレースは観たのである。が、今だセンチュリーはもし出走が叶えば、私は買いにです。サンライズペガサスはこれで、人気が上がろうが、思い起こされよ春を！　前哨戦での圧勝は、同じ徹を踏んでいる。無論、特別なレース名が冠された今年秋の天皇賞。春のような、やや資格外の馬がさらっていくことはあるまい。この故障など下積みを踏んだ馬は重賞実績から言っても有資格の一頭だろう。

　ゼンノロブロイ　に横山だという。これを昨日夕聴くに及び、私が描いたディープインパクト初敗戦の絵図をファンページに後で書く。

　第１０回　秋華賞、「優駿」１０ページ。ディープインパクト　三冠への道　part2 と題された特集ページの表紙。ふと気づいたが、何とここと隣１１ページに載ったディープの頭部の画は、恐らく既に何千枚も撮られたであろうこの馬の写真ではなく、イラストなのである。これは不自然であると、主張して憚りはあるまい。イラスト　畠中良晴　とある。私はこのイラストを使った意図に就き、穿ち過ぎた読み解きを試みる。
　一方、このページの短い文面は、かなり示唆を見てとれる。はっきり池江泰郎調教師をはじめとする頼もしきスタッフ云々　と示してある。
　秋華賞に、２頭の池江厩舎の馬が登録している。ジェダイト　オリエントチャーム　である。既に、ラインクラフト　エアメサイア　人気両頭の勝ち無しを述べた私、エアガン発砲騒ぎでメサイアの借りを翌週返すであろう武を差し置いて先頭を奪うのは、恐らく周辺の脇役と見えたヒロインであろう。この池江両頭の枠が何の仕事も無く素通りとは思われない。他にも重賞が組まれた今週だが、池江さんの１週前の大袈裟な三冠前祝も有り得ると見ている。
　栄光は集中する。これは競馬会の原則である。オペラオーで左団扇の竹園さんには年末また翌年同じ愛馬テイエムオーシャンのＧⅠタイトルがもたらされ、ブライアン南井は有馬を含めた３歳４冠以外に、米国のトップホース　パラダイスクリークをマーベラスクラウンという二線級でジャパンカップで封じて見せた。金子さんのカネヒキリとて、ＪＣダートもあり、此処で栄光を浴び尽くすかも分からない。
　また、このページの 三冠への道のりのパート２　と言われれば、これは日本ダービーのこととも取れる。３枠５番　４枠７番　は、意味を帯びるのか。
　昨日、壬生の屯所の「誠」の旗から、これと踏んだ壬生特別の死んだ４枠。今月号ヒロイン列伝のシーキングザパールを考えても、今日の南部杯　シーキングザダイヤ　の発射ではなかろうか。またこの壬生特別、ダービー１、２着の武　佐藤哲　が２、１着し、１－１　という異様なゾロ目で終わった。これは来年ダービーで１枠の予告か、５枠１０番のステキプレゼントのゼッケン予告か。または６枠１２番に置かれたメニーアワード（多くの賞）から、三冠目のディープの菊花賞での位置や相手馬番予告か。


　３３ページ。血統から観た菊花賞で、今年の菊花賞で注目すべき馬が挙げられている。競馬会は、自分でレース番組も着順も全て決めていながら、予想めいたこと、推奨や、一押しを出すのである。ここで、筆頭に上がったダンスインザモア　スムースバリトンが共に、ダービー１４着　札幌記念１４着　と、１４が並ぶ意味は？　アドマイヤフジは母のスタミナ血統だけならディープ以上などと述べ、ディープ対サンデーの孫　の戦いと要約している。

メイン後

　東西メイン、私は謹んで拝見したが、宮下瞳ページ　やはり６枠の人気薄の発射、また昨日の京都メインに続き、宮下瞳の唯一の重賞勝ちクリスタルカップの意味が、まんまで出て、後藤君のインタビューを見る。御紹介したとおり、


　宮下瞳の名古屋競馬クリスタルカップは６枠での優勝。この５６ページも６枠６番の先頭。またもしこれが中央のクリスタルカップの示唆なら、やはり御紹介したとおり、今年３月のクリスタル　２番　ディープサマー　６番　コパノフウジン。昨日京都大原Ｓの　２番　グレートジャーニー　６番　ビッグコング。今日の　リンカーンは６番ゼッケン。公営競馬の宮下瞳という照射の仕方に込めた仕掛け。先週に続き、４番の社台の過去優勝馬の発射。


　今日は東京に、ボブ・サップ来場だそうな。明日の南部杯、シーキングが怪しく見える。


　サンライズは私も睨んでいた。　同枠カナハラに　「原」　が入っていた。春天での肩透かしもあったが、毎日王冠の「毎日」、サンライズ＝日の出　も毎日の出来事である。西のリンカーン良ければ、東は穴が呼吸である。来週のエア豊の勝ち、またリンカーンの天皇賞勝ち、共に無し。

回顧

　東京９Ｒ　レミニセンス　とは、回顧　追想　であり、この２着が１７番であることは示唆的である。１７番は前の３冠馬　ナリタブライアン　のダービーゼッケンであり、最も近い３冠馬　スティルインラブの３冠目　秋華賞ゼッケンだからだ。この３冠馬への追想が意味するものは、文字通りOverture （序曲）である。しかもこの直前の８Ｒの１２番５番は昨年のカメハメハのダービーそのものである。


　今終わった京都の９Ｒの　８－１１　はブライアンの有馬記念　今年の宝塚と同じ。マルカアイチャンは藍ちゃんの初メジャー制覇である。こうした降り積もりが何に繋がるか。菊花賞当日に向けた、歴戦の往時を懐かしみ、何らかの総決算を目指しているものであろう。

前哨戦

　東京７Ｒは　コスモ　と　ハルク　で決した。本番に向け、何をか言わんや。


　来週の秋華賞、人気の一翼を担うエアメサイヤ。関西のエアガン事件でどうにも似つかわしくない。これがこける定めなら、今週メインの豊の好走も４０ページのロブロイ鞍上から文句あるまい。

　優駿付録ＤＶＤ　のサクラバクシンオーで、１９９４年　日付も同じ１０月９日の毎日王冠のレースが収録されている。勝ち馬は６枠７番　ネーハイシーザー　２着に１１頭立ての１番フジヤマケンザン。

　天皇家はこの秋、待ち侘びた春を迎える。寿ぎの前哨戦たることを祈る。


　京都１０Ｒ　壬生特別。これは新撰組の屯所があった地名である。優駿のヒロイン列伝ではシーキングザパール　が採り上げられ、このレースの４枠の　シーキングマイラブ　の同枠には　マコッチャン。この誠ちゃんは、新撰組の組の旗印ではなかろうか。この京都１０Ｒと１１Ｒ　２レース続いた５枠の音無厩舎。１０Ｒの方は　ステキプレゼント。サイン馬である。毎日新聞は　将棋名人戦　王将戦　を主催し、このステキプレゼントの隣は川田将雅のメイショウジャコウ。大章典の５枠と採るのが自然だが。毎日王冠自体にもメイショウの姿が。


　来春のマイル牝馬ＧⅠ創設を考えると、来週２０００ｍ秋華賞　ラインクラフトの勝ちは考えにくいと思う私。

リンカーンという馬

　東西５枠の人気なら、断然京都のリンカーンの枠だと思う。私は、この馬が将来とも天皇賞馬になることはない、日本の天皇賞で大統領はどうしても似合わないと考えているが、海外の報道を見ても分かる通り、圧勝小泉首相が大統領的権力を愉しむ日々を考えれば、ここで発射し、天皇賞本番で、日本は大統領に盾の栄光を与えないことを見せ付けるという演出は考え得る。ただ、１１月６日という競馬開催日、リンカーンが大統領に指名された記念日に、この馬の位置は反映すると思われる。昨年も１０月末の天皇賞・秋で１６代大統領リンカーンは１６番に入り敗退したが１１月６日のブラジルカップで、１３頭立て３番のリンガスローレル５番人気が２着した。

　要は、リンカーンは米国とイラクの大統領が非難の応酬で諍った年（２００３年）の秋の菊と有馬で発射したが、この有馬はシンボル（象徴天皇）たるシンボリクリスエスが大統領を凌駕したが、この日本の大統領的首相をオマージュするのは、精々ＧⅡのこの舞台止まりと見る。やや被った人気で今、この馬が京都の一番手。


　ロブロイ出走の英インターナショナルＳ、ロブロイの６番緑帽の２着に、２着はエレクトロキューショニスト３番で、この組み合わせを追っても、わずかに土曜京都の鳴滝特別の　３番　ゼンスピリッツ　の２着があるくらいで、３番が不自然に出ない。

　上記のインターナショナルＳ　凱旋門賞　とも３番が優勝し、今週ですら３番は要注意だと思うが、明日のメイン辺りでも３番が避けられているならば、３番はあることに担保、取って置かれていると考えるべきだ。そのあることとは、想像するに私の考えは皆様と変わりないと想像する。
　菊花賞という、ＪＲＡが誇大に盛り上げる３冠目レースは、２枠３番　と　３枠　に大いなる注目を寄せている今の私である。

　京都１Ｒ勝ちの、アドマイヤメイン。この露骨な、しかしまだ知れ渡っていない、サイン馬は昨日で２走目だが、２走とも自分の連対した相手ゼッケンがメインで発射することを伝えている。

　９月１８日阪神５Ｒ　は１番で２着し、相手のトヨースルーオ１０番　が、その日のメイン　ローズＳの　ラインクラフト　につながり、昨日の８番１着で、相手２着の２枠２番　シゲルシテカブ　が
、本番グレートジャーニーの２番に連なった。

　しつこく！　暗殺された大統領の名前が、天皇盾に刻まれることは、この「まさに天皇を中心とした神の国　日本」では、ない。天皇の御用車がリンカーンコンティネンタルにでもなればだが、国産に決まっている。この車両交代が、天皇賞のネタ向きだと思う。

　Yahoo ブログファンページに、秋の天皇賞で発射位置必至のある馬の名を書いた。興味があればどうぞ。

消し

　ディープインパクトの先日の勝ち。これで、どうやら恐い１頭、明日のコスモバルクを消しと見ている。

　５枠　９番　コスモバルク
　５枠１０番　ハットトリック

　この　トリックと同枠に組んだ９番ゼッケンの弥生賞馬　とは、神戸新聞杯のディープインパクトの９番ゼッケン　同枠隣にトウカイトリック　と同じつくりである。故に、私はこの馬を採らない。競馬大レースはしばしば春秋で、前シーズンと同じことが起きる。バルクは春シーズン天皇賞出走を賭けた日経賞を１番人気で６着と敗れた。記念すべき１００周年天皇賞は、この地方馬無しの出馬表となるのだろう。この裏付けにバルク１番人気は明日、微妙に勝てば買得だったという単オッズで推移するだろう。さらに消しと見たのは、北海道のサンマ漁船の追突事故。バルクは運搬用船舶である。北海道の船　これは良くない。５６ページ、記事の主役　宮下瞳が、何故か５枠でコーナーで後方に置かれている写真を載せているのも５枠不要を思わせる。が、京都の５枠　２頭の菊花賞２着馬が組んだ大章典も人気馬。こちらは、ユタカ騎乗とはいえ、異様に人気を背負い過ぎの感がある。勝ちサインだろうか。

幸いな土曜

　ゲイリースノーマンが強かった、などという感慨とは無縁に、多くの競馬ファンの知らないところで勝ち馬が決められている。露骨でなく、分かる者には分かるという、婉曲な仕掛けだった。これに似て、サイコの週に別のレースでノーマンを見抜く眼差しで今後とも戦いたいもの。琴欧州活躍すれば、かつての　欧州と２枠４番との決着　という歴史を秋緒戦ＧⅠで再現して、海外から来た大物と２枠４番　で入る、という、向こうの主張。逆によく世の主張を汲んでいると言えるのではないか。６カ国協議再開の秋なのである。香港のトップホースを遇するのに、日本の短距離系の一番手馬で追い込み届かず、の図は恰好なアジア友好、と今は見える。


　ＧⅠ翌週に、ＧⅠの再現回顧レースが執り行われる通例をお話したが、明日の毎日王冠の枠順を見ると、これが露骨である。これはいつもの先週を思うのか、または囮か。

　２枠　４番　テレグノシス　（前年優勝）

　７枠１３番　スイープトウショウ
　７枠１４番　サイレントグリーン


　スプリンターズと酷似して、また７枠のサイレントに２枠４番に社台レースホースの過去の同レース優勝馬が配されている。私は５６ページの宮下瞳の記事から、牝馬が捨てがたく、スイープはあると思う。
また７枠はマークしていた枠。が、先週の回顧そのものとは思われない。バルクの高いオッズでの人気。ＧⅠ２勝のチャンピオン牝馬を差し置き、この馬の１番人気は不自然で頷けない。それだけに、もっと低オッズになれば私はこれを疑う。８枠のロード（道）とカンパニー（会社）　が組んだ枠は、民営化した道路公団を思わせ、不審である。何れ私は絞りをかけ切れておらず、今日のグレートジャーニー勝ちで個人的には浮かれている。お気付きだったかな。４０回目の京都大章典の週の土曜京都のメイン、優駿４０ページは　ゼンノロブロイの遠征記。遠征とは、大掛りな旅＝グレートジャーニー　である。単が１０倍以上など、明日の毎日王冠勝ち馬よりずっと良い筈だ。

　アイルランド大統領　メアリー・マッカリースさんの来場で沸いた中山の３月のあのレース、私がミリオンベルの枠と言ったそのミリオンベル２着の１６番がアイルランドトロフィーの１０頭立て１６番の６番　パリブレスト　に転じた。アイリッシュダービー勝ち馬がパリはロンシャンの凱旋門賞を制した週である。私は手は出さなかったが、これだと思っていた。


　５６ページの先頭６枠６番、私は宮下瞳から宮厩舎の京都４Ｒ　６番　キーステージ　単５４０円　に目を付けたが、東京では６枠が２着　５回。その東京最終、今週でこその　アップドラフトの単、または枠連の４千円台。２着　レストオブセール（売れ残り）。メインを見終わった後、これを放置していては、勝つ気が薄いと思われるが、ご同意いただけるかな。