祇園精舎

気の向くままの徒然日記

「ツーリング」 11月9日~前編~

2006年11月12日 | おでかけ
小豆島YHで一泊。穏やかでさわやかな朝をむかえた。
宿泊先の食堂で朝飯を食べる。ふと周りを見回すと角で先客?見たことのある姿。
すぐに友達になり一緒のテーブルで食事した。手作りで旨かった。


友人と宿の方にお礼をいって出立。宿の方は某ツーリング雑誌に載ってた人で雑誌のことを話したら照れくさそうに笑っていた。


マルキン醤油記念館




開園時間9:00ジャストに到着。まだ空いてなかったので隣の茶屋でしょう油ソフト(¥250)を購入。後味にほんのりとしょう油らしき味がする。くせが少しあるが自分は美味しいと思った。珍妙。開発した人ってすごいな
記念館は大人¥210で入館。昔ながらの醤油の作り方・歴史とか学べれる。興味は薄かったが木造の作りや規模に関心。お土産にミニ醤油(200ml程度)を1本くれたのでお得感があった。家の土産にしようっと

町通りは昔ながらの老舗からか年期がはいった木造の建物が並んで風情があった。
ヘルメットかぶっていても醤油のにおいと佃煮のにおいが漂う。
和歌山にも湯浅醤油で有名な場所があるが、広さではこちらが大きいかもしれない。



二十四の瞳映画村






二十四の瞳分教場


海岸線を走り、小さな港のところにあった。
分教場は手前にり、中はこじんまりとしている。木造でやさしい感じがする。
修学旅行生がちょうど来ていて、小さなグランドのブランコを漕いでいた。
机といすがすごく小さい… 自分が子供のころの記憶をたどる。少し懐かしい。戻れない時間に戻った気にさせてくれた。
映画村の中はコスモスが満開だ。その手前に川が流れていて海の魚がいた。看板の字が地方弁で笑った。エイも40cmほどの大きさが泳いでいたから驚いた。¥100でえびのえさをあげれる。魚に与えたがリアクションが少ないのですぐに飽きて残りのえさは知らない人にあげてこの地を離れる。

分教場では修学旅行生が多く見学にきてた。ブランコもやんやと乗っていた。騒がしいのか微笑ましいのか分らないけど落ち着かなかったけん
ストーカーと間違われたかなわんと思い、写真は控えた

途中でオリーブソフトを食べる。しょう油ソフトの味がインパクトがありすげて何も味が感じなかった。休憩した場所がしょう油のタルの中。
その後佃煮ソフトを発見したが胃がもたれていて断念。連続しては食えんものだ。





大角鼻


バイクを西南端まで走らせる。マップルみても何もないところだ。時間の無駄になるだろなぁと思いながらも足を運ぶ。小豆島一周したいとこの時思ったから。
ところどころ断崖を見下せる。峠で紅葉は少しあるがその他は何も無い。
景色の良さそうな場所に来た。だれもいないと思っていたが先客がいた!
親と同じ歳くらいの夫婦。挨拶したら返してくれた。灯台が近くにあって立入禁止だと教えてくれる。素直に従い、話をするとツアーで小豆島にきて二日目はレンターカーで散策しているという。車はツアー料金のためガソリン込みで¥1000といってた。安!
お互い小豆島のオススメは?と聞きあったが自分は周り始めたところで映画村としょう油しかいえなかったし、相手は寒霞渓という。愛知県からきたといってた。香嵐渓があるのになぁと思ったが口にせず他色々話をした。
やっぱり旅には一期一会があるからうれしい。別れ際に風ノ子島を背に写真を撮ってもらう。来て良かった

峠を越え通って来た道に戻ってきた。ここで昼食。讃岐うどんを食べる。しかしコシがあるものの味はハテナだった。本場は素麺なんやな。



小豆島オリーブ公園




オリーブとハーブのにおいが香ばしい。ギリシャをもモチーフにしているのか瀬戸内海がエーゲ海に早変わり?
ここでまず観光協会の人に声をかけられアンケートに答えてほしいとのこと。
香川県は何点?どこいかれましたか?どこいきますか?宿泊はいくら位?香川県に来られた理由は?何で知りましたか?
…しかし一番応え難いのは香川県の魅力は?SANUKI UDON?イヤイヤ来たばかりでわかりません。「自然」と答えましたがきちんとした答えは周って体験しないと答えれませんよね?

ここは道の駅、買い物や運動・ジムの施設と併合してお風呂も入れる。
風呂に入った。¥700円也 きれいすぎてスーパー銭湯みたい。
ミント風呂がいいにおいした。露天風呂に入った。
地元の人が途中で入ってきて挨拶したら話をしてきた。
「こんな時間から風呂は入っていい身分やね~」聞き取り方次第では失礼だけど普通に「今日は会社休みで観光で来てます」と答えた。
世間話をしているうちにしばし話に華が開き、土庄町から来たらしく自分もこれから行くところと言うとおススメスポットとかも色々教えてくれた。
「ちまたではエンジェルロードとかといってハイカラな言葉に今は言われてるけどその昔、潮が満ちてきて帰れなくなり泳いで帰ったわ。がははは!」という。
…干潮の時間だけ白い砂道が現れる神秘的なスポット。
他も雑誌に載っていないところや地味らしきところも親切に教えてくれた。でも時間的に見れないよなぁ
「土庄町に海が間近で見れる露天風呂あるけ。そこ行ってみ」といってタダ券をくれた。見ず知らずのオイラに何でそこまでしてくれるん?オッちゃんおおきに!

風呂あがりにオリーブの清涼飲料水を飲んだ。苦かった…



小豆島ふるさと村


ソウメンの天日干ししてた。そうめんを作る体験コーナーや機械の説明もあった。しょう油といいソウメンといい歴史と文化、技術と手間が感じる…
なめたらあかんぜよ!…といいながら深入りせず出てきた。



双子浦



昭和天皇も訪問されたらしい。名勝で干潮時には白い砂浜つながるとのこと。ここがエンジェルロード?地図でみるともう少し先だな。どちらにせよ満潮なので砂浜は見えなかった…



土渕海峡


土庄港と池田湾を結ぶ世界一狭い海峡。
バイクで数秒。歩いて数間歩で渡れる。でも世界一を経験すると達成感が湧き出る。
役場にいくと横断証明証を発行してくれるとのことなので発行してもらった。何か記念になるイベント的でうれしい。
一部¥100で本日3人目だった。前日には神奈川県から来た人で10部発行した人がいたけどそんなに仕入れてどうするのかしらん?



オリーブ温泉


大型ショッピングセンターに併設してた。普通で入ると¥800と高め。貰った券を使用。バスタオルとタオルまでついてきてラッキー♪
露天は貸切状態で至極優越。湯は塩っぱい。塀を越えたら狭い道が一本走っている。誰か通っていたら丸見え状態。しかも隣の女湯との仕切りも壁いっぱいにきているものの道路を越えてのぞきこむと見えそうな感じ。勇気がなかったので挑戦はしなかった…

長居はできない。ゆっくり入りたかったが志半ばであがった。するとオッちゃんが声かけてきた。
「えらい早くでるのぅ、高い金払ってるのならもっとゆっくり入りな」えらい親切にどうも…
「観光で来てて今日で帰るから時間がないねん。」そこから少し世間話。
…寒霞渓に行くといったら一時間内で行ける距離と言ってた。夕暮れの時間まで逆算すると間に合うが残された時間は少ない。大方は見たが小豆島一周は出来そうにない。行きたい場所に行けなかったでは後悔が残る。よし行こう!進路を寒霞渓に定める。
「気をつけてな」と声をかけてもらい、オッちゃんと手を振って別れた。