祇園精舎

気の向くままの徒然日記

「ツーリング」 11月21日 ~後編~

2006年11月25日 | 

赤目四十八滝に着いた。バイクは土産屋奥の滝入り口まで乗っていけた。

サンショウウオセンターから滝に入る。入るのに¥300。昼を少しまわったところだが人が多い。どこからきているのか興味がある。最後まで歩く人って果たしてどれくらいだろう?

サンショウウオをみた。

スタンプラリーがあってチェックポイントが五箇所。荷担滝までと最終ポイントは土産屋。帰りに何か買えってことか?うまいことできてるやん。全部押せるよう頑張ってみよう。11月いっぱいまで開催中とのこと。

じゃんじゃの水

 

赤目牛

赤目の云われが書いていた。「役の小角」がこの地にきた折に滝に向かって行を務めると、不動明王が牛にのって出現。その牛の目が赤かったのでこの地を赤目と名づけた…  何で牛にのってきたのやろ?

 

 

入った時はこんな感じ。道も舗装されている。

 

赤目五瀑・不動滝

サンショウウオセンターから歩いて五分程。全然余裕だが、昔は簡単にこれ以上進めなかったらしい。そりゃそうやな。ここまでの道も舗装されてバイクできたからなぁ…

 

赤目五瀑・千手滝

歩き始めて二十分程で着く。初心者コース折り返し地点と書いている。まだまだ余裕。休憩所もある。スタンプ二箇所目のポイント場所。茶屋で少し休憩。甘酒を買って一息つく。なんか別世界にきたみたいやぁ

 

赤目五瀑・布曳滝

千手滝からすぐだが、アップダウンが激しい。同じように歩いていたオバちゃん達がばててしまった。戻りの人とすれ違い声をかけられている。

「まだまだこれからやで。ここでばててたら最後まで行かれへんよ。私達?午前から来たから今帰り。」

…自分は息はあがっていないが、時間内に最後まで行けるか不安になってきた。

次から次へと人が降りてくる。道が狭いのゆえなかなか進めない…

 

川には魚が泳いでいるのがはっきりと見えた。釣りは禁止になっている

 

道は山林道。岩や木の根をまたいで進む。

バイクで走ってみたいが自分なら転倒間違いなしだな。

 

紅葉がすごい。カメラで撮影する人も多い。自分も三脚が欲しくなってきた…がその前にカメラを買いなおさねば…(借り物で撮影)

 

雨降滝

シャワーとはいかずポタポタと降り注いでくる。

 

マイナスイオンを全身に浴びる。深呼吸を思いっきりする。気持ちいい。

デートするならこういうところが好い。ダメですか?

…イヤイヤ 結構カップルも多かった。中にはヒール姿やスカート姿がいてたが…彼氏もよく連れてきたな…と関心。

戻りの人とすれ違う時、「こんにちは」と挨拶する。ですか?

…ウーン 年配の人は結構挨拶をかえしてくれた。気難しそうな顔した人も表情や声を変えてかえしてくれたのはウレシイ。しかし、若輩のカップルには無視されぱなし。なんなんやろ。恥ずかしいのか?悲しいぞ…

 

赤目五瀑・荷担滝

歩いて70~80分程経過。不思議と足は軽い。スタンプラリーの四箇所目のところ。最後は土産屋にあるからとりあえずは制覇した。やったー

 

雛壇滝

 

赤目五瀑・琵琶滝

赤目五瀑最後の滝。上級コース折り返し地点。とりあえず達成だがまだ先はある。満足せず先を進む。周囲に人は少ない。

 

最終滝・岩窟滝

最後まで到達できた。そんなにしんどくなかった。これで終わりなの?…と拍子抜け。先はバス停で香落渓に続く道。

う~ん…しかし90分は歩いている。バイクまで戻ると夕暮れだ。よし戻ろう。

歩けれた。自然を満喫できた。すごい風景の中にいてると感覚がマヒするのかすごい風景がすごいと思わなくなってくる。これってアカンことやな。戻りは紅葉よりも岩や草木や苔をみた。やはり自然はすごいなぁ…と感じた。怠慢な心で自然を汚すようなことはしてはいけないとつくづく思う。あれだけの人が行き来しているのにゴミが見あたらなったのが良かった。

荷担滝と布曳滝の間で茶屋があったので休憩した。冷たいコーヒーをもらったが周囲は寒いようで、茶屋のオバちゃんは寒そうだった。おっちゃんとも話をした。ドリンク以外にもおでんや麺類、スナック類も売っている。

「これらはどうやって運んできたのですか?」

「歩いてやよ」

えぇ~!?商売とはいえすごいなぁ~。おっちゃんに関心したら照れくさそうに笑っていた。

「新緑もいいで。またおいでな。」

「うん、次は誰かと来るよ」…そう答えた。ホンマそうでありたい。

帰りの道は進むスピードも速く、自然を楽しみながらノンストップで下りた。

サンショウウオセンターで再度、サンショウウオを鑑賞して土産屋に…。スタンプの最後を押す。応募してきた。抽選30名に商品があるらしい。当たればいいな。スタンプは一つ捺印してたらいいらしいが全部押したことに自己満足。店のオバちゃんと話をした。オイラも気軽に話ができるようになったわなぁ。草餅を土産に買ったら焼きたてを包んでくれた。オオキニ♪ 「また来てな」と別れ際に声かけられる。

「今度は誰か連れてまた来るよ。」…次はいつ来るのやろね?

バイクに戻り宿をどうしようか…と考えてると駐車場のおっちゃんが声かけてくれて親切に教えてくれた。赤目でもあるというが明日は伊賀散策したいので上野で泊まりたい。ウェルサンピア伊賀の近くにも宿泊あるというから温泉入って宿泊しよう決めた。

しかし温泉入ったもののホテルの料金が思わしくなかったので上野市のビジネスホテルで泊まろうと思い、現地に走ったもののどこも満室。妥協してホテルにしようと思ったら満室と断られた。近辺探しても見つからず電話しても断られて難儀。悩んだあげく奈良市でとれたので峠をこえ出戻り…

そして宿についてチェックイン。バイクを駐車場入れようとすると駐車違反の切符が張られている!数分の間やのに!ムカついて警察にいくが道路交通法の改正により時間関係なく停めた時点で違反という。それなら先に注意しろや!いやらしい…

 

今回はどうもいけてないなぁ…最低。ふてくされて飯も食わずすぐ寝た。

 


「ツーリング」 11月21日 ~前編~

2006年11月23日 | おでかけ
三重県の伊賀に行こうと考えた。それから赤目にいってみようと思う。
奈良市を経由しよう。国道163号から国道24号にのらずに国道25号線を目指した。


平城京跡(世界遺産)


途中道をショートカットしようと思い知らない道を通ってみると迷う。
しばし走ると幼稚園児の団体。遠足?すると見たことのある建物がみえてきた…
なんと(710年)きれいな平城京…?
バイクを停めた


奈良公園


遠くに若草山がみえる。紅葉はピークを迎えている感じ。





奈良公園といえば鹿。大仏…?
鹿せんべいは買わなかったので分かるかして、鹿は寄ってこない。かしこいですね~(ムツゴロウ談)




興福寺・五重塔(世界遺産)

紅葉がチラリ


奈良散策するつもりはなかったのについみてしまう。世界遺産は周囲にまだある。このまま奈良散策する?…と思ったが三重が目的だ。温泉地図も役立たんのでそれはマズイ。このあたりで奈良は打ち切る。もう1日早く来ればなぁ…





国道25号線にのる。途中渋滞になるがバイクの特権。車道の脇道をスッと走りなんなく走る。
どこからか途中で山の風景が変わる。いい感じ。
しかし時間が昼を回る。これはマズイ。奈良散策が時間のロスか?情報から赤目四十八滝は半日費やすと考えている。いきなりだがいってみよう。





着いたぞ!…といいたいがもう少し先。


「ツーリング」 11月20日

2006年11月23日 | おでかけ
奈良県の吉野山に紅葉見に行こうかな。と考えていたが気分が何かのらない。天気もあやしい。前日くらいからかなり憂鬱。原因はわかっているがとにかくなにもしたくなかった…
夕方近くまで寝てたが、このままじゃいけないと思い走ってみる。天気は晴れた。気持ちは晴れるかな? 


鳥ノ巣海岸


潮が満ちていた。陽が傾いているがまぶしい


扇ケ浜


夕日のピーク。残念ながら雲で陽が隠れていたが時折姿を現す。結構広大。写真に収めれず残念。


天神崎


釣り人や散歩している人の姿が多くみえた。夫婦姿がよくみえた。
画の中心の点は釣り人。すごい…


堺一本松


陽の限界。誰もいてなく寂しい感じ。雰囲気はよい感じ。


ここから大阪に向かう。泊まるにしても困ることないし、とりあえず走る。
せっかく行くのだから以前住んでたところを通ろうと思い、岸和田PAから友人に電話する。予告なしに突然だな。こんな時しか自分からは連絡しないなぁ…まぁええ。断られたら別に構わへん。迷惑ならイヤというはず。でもイヤと言われたら少しサビシイかも…
友人の奥さんがでる。
「えてきちだけど、今から行くで~」
「えっ?!」
「何?オイラと会いたくないの?」…ほとんど脅迫やな…
快く(?)了承を得られた。もつべきものはなんたらやな♪

しかし1~2回しか通ったことのない道を迷わず行けるかな?奥さんに聞くと
「35を真っ直ぐやよ」
「35号?国道?府道?」分かってて聞く。
「なんせ35。」…オモシロいなぁ。しかし迷うことは確定した。でも駅の近くだったはず大丈夫やろ。

…といいつつ通りすぎて迷う。通った記憶はあるが何処で曲がるのだったかな?駅の看板無かったなぁ。また電話。友人がでた。詳しく教えてくれた。近くを通ると曲がり角で待っててくれた。さりげない優しさ。いいやつだ… でも何もあげないぞ

久しぶりの再会だけど変わってなかった。話をすると自然と笑みがでる。遠く離れていてもこの時は距離が近くなったと思う。一緒に晩御飯を食べにいった。手をつないで歩いている。結婚して何年も経つのに恋人みたいな姿…、微笑ましくもあり羨ましかったよ。

友人と色々話をすると、この夫婦もあちこちと地域を回っているみたいで驚いた。自分よりも行動してる。三重に行こうと考えているといえば、温泉地図をくれた。そして宿も教えてくれた。親切にオオキニ。(温泉一つは行かねばヤバイかも…)


宿泊先にて

浪花の湯

ジェットバスで湯が茶色… 体に良さそう。三人入ったら狭い。遅くに入ったから貸切で気持ちよかった。