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ミャンマーのアウンサンスーチー女史の史実を題材にした映画は今年一番の感動作品です。ノンフィクション部門アカデミー賞を個人的に贈ります。
主演のミシェル・ヨ-さんは(松たか子さん似)「この過酷な映画に私を挑戦させたのは、愛です。そして何より、スーチー女史をリスペクトする気持ちが使命感を駆り立てた」と述べてます。
私も現在も軍政権の圧制下で民主化運動に取り組んでいるスーさんを支援します。
【“The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛” ストーリー】
民主化が急速に進展し、今、国際社会から大きな注目を集めているミャンマー(旧ビルマ)には、かつて“The Lady”とよばれた女性がいます。彼女の名はアウンサンスーチー。長らく軍事政権の続いたビルマで、民主化運動のリーダーとして、非暴力による民主化と人権回復を目指しました。
1991年にはノーベル平和賞に輝くなど、多大なる栄光と実績を手にした一方で、その彼女には女性として、母として、妻としての壮絶なる孤独な戦いがあったのです。
出演 : ミシェル・ヨー
監督 : リュック・ベッソン
映画公開: 7月21日(土)~ 全国ロードショー
配給 : 角川映画
サイト : http://www.theladymovie.jp/
民主化運動指導者、アウンサンスーチーさんが2012年6月16日、ノルウェーで、1991年に受賞したノーベル平和賞の受賞演説「ノーベル賞が自身の解放だけでなく、民主化運動に対する世界の関心を集めてくれた」と感謝の言葉を述べました。また、「ミャンマーにはまだ良心の囚人が大勢いることを覚えていてください」
「自宅軟禁中に私は何度、大好きな世界人権宣言の前文から力をもらったことだろう」
「人権の無視や軽視は、人間の良心を踏みにじる野蛮な行為をもたらした。言論や信仰の自由を享受でき、恐怖や欠乏のない世界の到来は、人々の最高の願望として宣言された」「専制と圧迫に対する最後の手段として人々が反乱を起こさざるを得ない状態にしないために、法の支配によって人権保護することが肝要である」
日本国の「自由」と「平和」は絶妙なバランセスの上に成立しており蛇口をひねれば出てくる水が当たり前ではないことを痛感しました。
「自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである。人間としての権利を放棄することである。すべてを放棄する人にとっては、いかなる補償もありえない」
ルソー(フランス)