珍しく6時台で帰宅しました。着替えもせずに、昨日から読みかけていた「人間交差点」を一気に読み上げました。
思いっきり愛を抱きしめて!
第5話「雪」では涙が溢れてきました。
いかに
貧しき季節にも
雪は降り積む…
人の上に降り積む…
なぜ主人公はこのようになってしまったんだろう?人は人を愛する苦しみの中でこそ自分のアイデンティティーを確立していくのでしょう。愛することは苦しみ、苦しむことは愛。この「人間交差点」に出てくる主人公は苦を誤魔化すことが一番の苦だと真っ正面に向き合います。そこにこの「人間交差点」が人間へのオマージュになっております。
「この世は矛盾に満ち、人間は過ちを犯す生き物」(ドストエフスキー「カラマーゾフ兄弟」)
暖気になってきました。雪解けが進んでおります。
珍しく荒川地区のお寺様で葬式がありました。自動ドアつきの立派なお寺様です。ご葬家さんはこちらのお寺様の檀家総代をなさっている方です。
白鳥は
悲しからずや
空の青
水の青
に染まず漂ふ
ついつい若山牧水さんの歌を口ずさんでしまいました。
午前2時にようやく寝ました。そして午前5時に目覚まし時計の懸命な警鐘で起きました。玄関前をサッサッとと雪かきしました。
雪へらを
持つ手軽やか
春の雪(元雪)
本社ウインドウに馬のぬいぐるみを向かい合わせに置いてます。これが本当の「ウマ(馬)が合う」です。ヒヒヒーン!
世の中を暗い暗いと嘆くより自らその闇を照らせ☆