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今週号のフライデーに掲載されてます。
金融庁の森信親検査局長が作成した「極秘ペーパー」で「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」という題がついております。
「地銀再編に待ったなし!」
今年1月には畑中龍太郎金融庁長官が頭取との会合で「経営統合などを課題として考えてほしい」「多くの地銀の経営は黄色信号」と言い放ったそうです。海外に収益力を求めるメガバンクがゼッコチョーの中、地銀が収益率低迷しております。とくに人口減少率が高い「青森」と「秋田」の銀行は低位置におります。衰退を続けている地方には優良な貸付先企業がほとんどないのが現実です。加えて地銀は少数の企業に追い貸しを続けており、リスクが集中しております。地銀が突然死すれば金融パニックになります。今後益々金融庁の「再編圧力」は強くなりそうです。地方の疲弊は地銀の危機です。遠方の地銀同士の統合もあり得ます。
国債1000兆円の価格暴落が現実味を増しております。
少子恒例化は産業構造を当然変えていきます。時代が変わればビジネスモデルは変わります。